去年徳島市沖洲にできたおきのすインドアパークに行ってきました。
ここには県内初のスケートリンクがあります。
かつて徳島県には「リンクはないけどアイスホッケー部創設」と新聞記事を見かけたことがあって、彼らはそういえばどうしているのかと思ったら今も元気に存在していて、しかも一昨年中四国大会で優勝していました。
県内初のアイスホッケージュニアチーム、結成3年で中四国大会初優勝 「もっと強くなりたい」|徳島の話題|徳島ニュース|徳島新聞デジタル

ちなみにここにあるのは「アイス」リンクではありません。樹脂製のスケートリンクです。

現地に至るまで(アクセス)

東部防災館おきのすインドアパークは徳島駅から5キロほど離れています。
車で行くのが一般的ですが、わたしは車を持たない人間なのでバスで行きます。

バス停「マリンピア入口」から徒歩5分
バス停「中央市場口」から徒歩14分

この二択ならふつうに徒歩5分の方を選ぶでしょう。ところがどっこいこのバス、1日2往復しか走ってない。

しょうがないので徒歩14分の道を行きます。絶対14分では着かないと思ったわたし。

ちなみにこの写真を撮った後、GoogleMAPを開いて、方向は反対側であることを知る。信号を右折。ひたすら東進する。


さっきも書いたんですが、沖洲はフェリーや住宅街やちょっとおしゃれなカフェや倉庫街があったりするのですが、いかんせん車がないとちょっと来るのが面倒な場所。
この辺は興味を惹かれるイベントもないので人生レベルで考えても来たのは1回だけです。ちなみにその1回がPCR検査。
かつてカーチャンがコロナ陽性だった頃はまだ同居家族はすべてPCR検査を求められる時期で、「花由の近くの(だだっ広い)駐車場へ行ってください」と言われていたのです。思えば成人後父兄私で外出したのがあれが最初で最後になりますね。といっても感傷的な話ではなく、生まれてこの方で考えてもたぶん両手で足りる程度です。そういう家庭です。

今は南北を走る高速道路ができています。ちょっと都会っぽいです。「逆走禁止!」と書かれている看板があったけど、多分入っちゃう人はいるんだろうなあと思いました。

川の向こうは海です。沖洲は南北にかかる2つの橋でつながっている、つまり橋が崩れ落ちたら孤立する地域です。
有事には50cm〜3mほど浸水するところです。だからこの施設ができたのかなあと思ったりはしました。いつかこの川に津波が押し寄せる映像が世に流れたりするのかなあとも思いました。

ちなみに

東部防災館 おきのすインドアパークは、2023年9月17日にオープンしたカルチャー&スポーツ&イベントスペースです。(略)また、災害時には支援物資を1か所に集め、必要な場所に送り出す広域物資輸送拠点として機能する構想です。

だそう。
途中コンビニコーヒーの紙コップを捨てるために見かけたファミマに立ち寄って、タウン誌をちょっとだけ立ち読みしました。今まではこういう雑誌を読んだところでどうせどこのお店にも行けないし、どこのイベントにも行くことはできないと思っていた(そして実際行けなかった)けど、もうそうじゃないので、マチアソビ以外の徳島のイベントに目を向けてみようと思います。

ようやく入り口までたどりついた。確かここのどっかにAmazonの倉庫がある。
ここから少し北上。

着いた

ようやくつきました。ちなみに所要時間約20分。コンビニ滞在時間を含めると約30分。
道中はだだっ広い直線の道路で、やってそうなお店は数軒、別カウントでコンビニは2軒。
どこまで行っても屋根はないので夏は来れないなと思った瞬間です。
3連休の中日で車はたくさん止まっていました。

正門はこっちじゃない気はしましたが、もう入る。ふつうの階段の横に設置されているスロープはただただ長かった。
施設内の表示を見ながら受付へ向かう。
アミコ上層階の青少年センターへ行った時も思ったけど、受付職員なんであんなに若くて手持無沙汰な人しかいないんだろう。
「職場体験の高校生ですか?」って聞きたくなるような外見に見えるのは、それだけわたしが年を取ったということなんだろうか。どう見ても10代と責任者の50代だった。外見はともかく仕事は過不足ありませんでした。

スケートする

靴と肘あて膝あてヘルメット軍手すべてレンタルです。利用料込1200円でおつりがくるぐらい。ちなみに利用時間は1時間です。

左にあるのが女児〜女性向け? 一番上が20台で2段目が22〜23でした。

23にしました。
靴は自分で勝手に選ぶ方式でした。どこ行ったらいいですか聞いたら案内してくれて「スニーカーのサイズであわせてしもうてええんですかねー」とか聞いてました。でもどこから入るかはわからず、後ろをついて歩いたら「えっ」て言われたので、なんでついてきてるん感半端なかったので「どっから入るんですか」と聞く。
ちなみに先客は1組2名。後程もう1組3名(小学生2人と付き添いのお父さん)

こんな感じのリンク。よく見てきたものでは「立ったまま1歩も歩けない」人が散見されましたがそんなことは全くなかったです。でも「滑る」のって難しいなあと思いました。わたしはローラーブレード経験はあるんですけどインラインスケート経験はないので「滑り方」が分からない。とりあえず手すりをもって1周歩けることを確認したところで、両手を離して気持ちの上で滑ってみる。
で、この手すりが真ん中が空いていて、スマホをたてることができるようになってるんですよ。
だから動画を撮ってみました。で撮れたものを確認したら自分の感覚と全然違うの。自分の中ではちょっとぐらい(20cmぐらい)は滑れてると思ってるのにずっと歩いてるの。面白くて笑った。
このことを友達にいうと「イメージと現実っすね」と言われ、「これは売れるわと思って1000部印刷発注するコミケビギナー」と返すと「イメージと現実!!!」って打ち返された。この前のミルクボーイ芸と同じ人です。
利用時間1時間なんて短いなーと思ったけど、1時間で十分でした。なんかもう「足が動かないな」っていう感じで疲労を覚え始めるころなんですよ。わたしはまた20分ぐらい歩かないといけないので、10分前にあがって靴脱いで片付けて忘れ物ないか確認して移動したらちょうどいい時間だった。
子どもの飲み込みの速さってすごいなーーーって思った。めっちゃうまかった。
すごく楽しかったので、今度はアイスリンクでも滑ってみたい。

天井はすごく高いところでした。奥はもしかしたらホッケーかなんかやるところなんかな。
電気が消えていてサッカーのゴールの小さい版みたいなのが置かれていた。

館内をうろつく

これは受付に戻るときに撮った写真。なんか見たことあると思って病院かなと思ったけど、サイコパスじゃないかなと思った。槙島がいるほう。おうじょうりかこがいるほう。

これも受付に戻るときに撮った写真。ハンドボールやってた。

この建物の特徴なんだけどどこもカウンターがすごく高い。わたしが150センチなので、たぶん140ぐらいある。

ほとんど万歳する感じで写真を撮ることになるのでカウンター上に置かれているチラシはなんかどれも接写になる。

フロアマップ。

ハンバーガーを食べようと思って、カフェ前の段差を降りてみた。災害時拠点になることを見越してなんか無骨なデザインで統一されていて、今は机やいすや階段になっているこれらは有事はパーティションになったりするのかなって感じ。

この段差も140センチぐらいあったしこのフロア1階だけど実質1.5階〜2階っていう高さ。


カルチャーセンター風のところ。出産後のお母さん向けとかフィットネスとか子供向けとかそんな感じが多かった。陶芸はちょっとしてみたい。ガンバロウズ(地元プロバスケチーム。来月ちょっと観戦してみようかと思っている)選手によるバスケ講座もあった。

ちょっと奥は土足禁止の子どもコーナーでボルダリングができるようになっていた。利用人数を確認したいので花を塗ってくださいって書いてたけど、誰も塗ってなかった。たくさん利用してたのでもしかしたらちょうど紙の切り替えのタイミングだったかもしれなかったけど。

これは帰りの写真。帰りは15分ちょっとでバス停に着いた。

ちなみに今日の歩数は11732歩でした。