ZIPや鉄腕DASHのダッシュ海岸でおなじみの日テレ桝アナの著書。
海の生き物の話がメインかと思いきや大半はちょうちょである。卒論こそ海関係だがそれまでは蝶々を追いかける生活だったようだ。これは10代向けの新書として書かれているためか主に小中高のあたりにスポットが当てられている。
実は小説を読みふけっていたこともあるとか文系科目が得意だったのに理系受験を選んだので苦労した話とか書かれている。面白かった。
まろん の記事
7495件の投稿
このnote見てて懐かしいなー同世代かなーと思ったけどボカロっていう単語が出てきてあっ大分下やなと思いました。
このnoteを読んでいろいろ思い出したのでわたしも思い出話をしよう。
わたしが同人誌と出会ったのはたぶん中学校1年の時だ。小学6年生の3学期というこの世でもトップクラスで微妙な時期に転校してきた子と仲良くなったときのことだ。なんというか小学生らしい嫌がらせで、家に遊びに行ったときに幽遊白書の桑原と誰かのキスシーンを見せつけるという嫌がらせを再々受けたことを覚えているな……。
ちなみにわたしは今も昔も、自認識的にはBLは読めるけど腐女子ではないです。豆腐だけど納豆ではない、みたいな感じ。
わたしが「うすっぺらいのにコミックスより死ぬほど高い本」を惜しげもなく本屋で買うところに付き合い、そんなことになった覚えがありますね。
はじめて同人誌即売会に行ったのは高校になってから。
高校の友達がそういう方向に、少なくとも私よりは詳しかった。十二国記のアンソロジー海客宣言をたびたび読ませてもらい、ベッドの頭元の引き出しに置かれていた大量の同人誌(だいたい雁と慶、時々戴だった)も読ませてもらい、活字倶楽部という私の人生に多大な影響を及ぼした雑誌の導き手だった。
地方のイベントらしく、100スペースもなかったんじゃないかな。友達が出していたサークルも同人便箋がメインだった。わたしも寄稿(というか描いた絵。当時は絵も描いていた。ほぼ模写みたいなものだが)していたがどれだけ出たかは聞いてない。
鮮明に覚えているのはこの時、なかよしの連載作家と机越しに出会っているということだ。でもペンネームは覚えていない。巻頭カラーの後に10ページ程度の連載漫画枠をもっていらした方だ。思えばこれが「漫画は自分と同じ人間が描いている」と知った案件ではなかろうか。
この頃のイベントというのを語ることはできないが、時代背景はパソコンというものが一般家庭にそもそも普及していなかった。プリントゴッコを持っている者は同人封筒も作れたし覇者だった。ばりばり定額小為替と返信用切手貼付済封筒同封の上でお問い合わせくださいで乱筆乱文失礼しますの時代だ。
インターネットもまだ普及しておらず(インターネットそのものはあったが、多分IEのバージョンが2ぐらい。)、親御さんが詳しい方の場合はニフティサーブの会議室を触ったことがある子ども世代ぐらいではなかろうか。
同人誌関連については非常に貧弱な環境で育った。
10代半ばにはアニメがテレビ東京系一択でそもそも供給がなかった。
とらのあなのようなお店は現在に至るまで存在しない。
同人誌即売会については企業主催のものはわたしが10代のころには撤退して久しい。当然オンリーイベントなど蜃気楼のようなものだ。数年前に東方オンリーがあったと聞くが、ここ20年程度では女性向けオンリーイベントがあったという話は聞こえてこない。
でもオタクごとについては理解のある土地柄だ。なんせ街中にはFate/stay night ヘヴンズフィールと鬼滅の刃のラッピングバスが走っており、こういう取り組みが始まってもう数年が経っている。
先日完結した同人女の感情については分かるものも身近ではないものもあった。わたしが机の向こう側に人間として存在しないからだ。
でも二次創作は楽しい。わたしは自分がそこそこ満ち足りておらず、インプットが足りており、推しの供給がされている時にではないと書けないらしい。それでもなにかは書いていきたいと思っている。
いやー勇気がもらえる作品でしたね!
なんかこれ違うな……と思いつつ3日ほど使ったインクがあったんですけど、作中で「合わなかったら即洗浄!」っていうセリフがあったので昨日読み終わってから洗浄して1日置いてさっき別のインクを入れました。
そんな沼い話は置いておいて、これはちょっとブラックな職場に勤めていた葵がふらりと立ち寄ったお店で万年筆とその後の職を見つけてしまったというはじまりです。葵は年若い店主志貴に万年筆の知識をレクチャーされつつ、なんとか1人前の店員を目指そうと頑張っています。実在の万年筆やインクも出てきて割とパイロットとプラチナ強めです。葵のファースト万年筆もです。わたしが住んでいるところは万年筆を試筆できるようなお店がないのでめっちゃ憧れです……。三宮でキャップレプラチナスデシモの試筆したときは恐る恐るだっただけど嬉しかったわ……。
わたしも数年前から万年筆に分け入り、去年うっかりインク沼に入水して水際でぱちゃぱちゃ遊んでいます。今年は神戸ペンショーに行くのをやっぱりやめたので代わりにバス代+現地で使う分ぐらいインクを買いました。5桁余裕です。インクは増えるんですよね……。わたしは欲しい万年筆はキャップレスデシモで他はまあカクノとTWISBIとガラスペン3本で満足しています。
昨日の配信は仕事だったので全く見てないんだけど、今日はいい天気だったのでとりあえず展示とかバス系を見に行くことにしました。
いつもはラッキーな遭遇任せのラッピングバスだけど今回は時刻表があらかじめ公表されているのでそれにあわせてバス停で待機。イオンモール便(普通のやつ)が行ってからはどっと人が減り、本を読みながらふと横を見るとすだちくんの姿が……。
先日もufotable cinemaで撮影していたのに今日も出動しているみたいです。お疲れ様です。
ヘヴンズフィールのバスは多分新規のやつじゃないだろうなーと思って鬼滅に照準をあわせました。
映画ギヴンを見に行った。
全く縁もゆかりもない作品を見ることにしたのは「ufotable cinema1のツイートで目が合ったから」というよりほかにない。
【11/8(日)上映時間?】
『映画 ギヴン』
11:15/16:50
★来場者特典【キヅナツキ先生描き下ろしイラストカード】
※鑑賞料金:一般料金 1,500円
大学生以下は通常料金となります。サービスデー等の割引適応可能です。#ufocinema pic.twitter.com/TQ2Ap1WuQE— ufotable_CINEMA (@ufotablecinema) November 7, 2020
後はこのツイートだろうか。
ギヴン手帳。ちょっと直した。 pic.twitter.com/T4wMpPiGrK
— 兎村彩野 (@ayanousamura) October 29, 2020
本当になんかピンときたとしかいいようがない。刺さるコンテンツを見つける時は大体そういうものなのでお告げに従ってみる。
とりあえずざっとググって公式サイトを見て
・BL漫画原作
・テレビアニメをやっていた
・バンドものらしい
とまで見て、10秒ぐらいトレーラーを見て、友達にギヴンって面白い? って投げかけてみた。
「キャラの見分けが自分はつかなかった」「超好き。ポエム系」という感想を得たので、とりあえず外れではないだろうと思ったので見に行くことにした。最近映画館で見る映画で良作を引いてなかったので、ピンときた作品は見ておきたいのだ。
鬼滅の刃ラッピングバスの撮影を十分に楽しんだのちシネマに行ったので結構ぎりぎりだった。ぎゅうぎゅうに埋まっているシネマをあまり体験したことないので油断していたが、9割入りだった。シネマのシアター2は定員29名で、わたしが24人目だった。
最初が待ち合わせをしてバイオリンの演奏を見に行くシーンで、このバイオリンの音がすんばらしかった。これは生の音を録音していると思った。なんせいつも聞いている音に近かった。
BL漫画原作なので、行為のシーンもあるのかと思ったが割とそうでもなかった(ないことはないし男男だけではなく男女もある)まあ年齢制限ついてない映画だもんな……。小説とは違うからその辺は扱いが厳格なんだろう。
ポエム系と聞いていたけど本当に関係性に悩むモノローグに次ぐモノローグで大変センシティブ。安達としまむらみたいなもんだ。凪良ゆうのセキュリティブランケットみたいだな、なんて思ったりもした。
主にベースとドラムとドラムの元カレのバイオリニストで進んでいた。もう一つのシリーズはこのギターボーカルとギターメインで進んでたのかなあと思った。
ライブ審査のシーンもな、生音最高だなと思った。ドラムが好きだった。
となりの人が多動って感じで序盤の方は演奏シーンではないところで劇伴にあわせてリズムを取ってずっと首をゆらゆらさせていたのにこの辺は静かだった。割と視線の端でちらちらしていたのでよかった。
ラストシーンの桜綺麗だったなあ。良いものを見ましたよ。
- 以下シネマ [↩]
今月読んだ本は12冊(単行本8冊 文庫3冊 新書1冊)あと漫画沢山。
面白かった本
今月はなにをいうても凪良ゆう祭だった。庭もシャングリラもとてもよい物語だった。
10月もまあまあ死んでいたが、推し方面は充実していた。
想像以上に可愛い本ができあがりました colorful
推しが推しの話をした(GRANRODEO KISHOWが紅蓮の弓矢の話をしたよ) colorful
Arround15周年2週目とBDFF2 colorful
マモのスタジオライブの告知もあったし祝賀祭と配信の告知もあった。
今月は誕生月だったのでスマートスピーカー(Echo show)を買ったがいまいち使えていない。生活に彩を追懐したいのでミルを買った。
あとはすごい勢いでアニメを見ている。その中でもヒプアニはほとんど毎日何かしら見ている。BGVだ。それ以外に見ているのはダイの大冒険、呪術廻戦、安達としまむら、ハイキュー、ひぐらしのなく頃に業、よりぬき銀魂さん、あとタイムラインで話題だったので魔女の旅々を積んである。
【祝!SH Around 15周年 2周目突入!】
さて、このAround 15周年、何周目まで続くのでしょうか・・・?7.5th or 8.5th Story BD『絵馬に願いを!』(Prologue Edition)は鋭意制作中です。
作品についての続報、楽しみにお待ちください!https://t.co/B2RcMvwXFL#SoundHorizon #SHAXV— Sound Horizon 情報局 (@S_Horizon_info) October 26, 2020
27日はこれだけかよと思ったんだけど任天堂に不意打ちを食らいましてね。
「ブレイブリー」シリーズ完全新作
2月26日(金)発売決定!
新たな4人は、新たな世界へーー発売日の発表とともに、新たな映像も公開されました!
是非ご覧ください♪https://t.co/dg899MuS98#ブレイブリーデフォルト2 pic.twitter.com/n9NNW0VIkI— ブレイブリーデフォルトII公式 (@BDFF_OFFICIAL) October 28, 2020
高橋3月に本作のインタビューをしていただいたときに、「楽曲の収録はこれから行います」とお話ししましたが、やはり新型コロナの影響を受けまして……。スタジオは密を避けにくい場所なので、しばらく収録できない日が続きました。
スタジオの使用許可が降りても、密を避けるために少人数に分けて時間をかけて収録するしかなく、ふだんよりも相当時間はかかっていたようです。そんな中、無事に全曲の収録を終えていただきました。このような情勢でたいへんな状況だったにも関わらず、前作を大幅に超える曲数を手掛けていただき、Revoさんには本当に感謝・尊敬しています。
----さすがRevoさんですね。
高橋 Revoさんはゲームが大好きな方なので、我々が詳細を伝える前に理解してくださいますし、Revoさん側からいろいろと提案してくださるので、本当にありがたかったです。一度完成した曲も、ゲームの映像を観た後に、「このシーンで流れるなら、こういう音を加えたい、こういうアレンジがしたい」とアイデアをギリギリまで出してくださって。本来は1曲の発注だったのに、最終的に何パターンもご用意いただいた曲もあります。あ、このあたりのお話はいつかRevoさんも交えてお話しさせていただけるように取っておきましょうか。
----ぜひ! ゆくゆくはサントラ、そしてボーカルアルバムが出てくれるとうれしいです……!
高橋 ボーカルアルバムについてはRevoさんのスケジュール次第ではありますし、まだ全然決まっていないのですが、また歌詞を乗せていただけるととてもうれしいですね。ちなみに、今回公開したPVやフィードバック動画でも新曲を使っているので、楽曲が気になる方もぜひチェックしてみてください。
わかりました買いますっていう感じなんだけど、それよりも今回の告知で嬉しいのこれね。
予約・早期購入特典として、「Revoオリジナルアレンジ楽曲のダウンロードコード」がもらえます!#ブレイブリーデフォルト2 https://t.co/0A3feeXc3q
— Linked Horizon 情報局 (@L_Horizon_info) October 28, 2020
「購入意欲を刺激するもの」としてうちの王様のアレンジ楽曲が選ばれている事実が嬉しいね。
はよStoryBDの詳細ほしい。ポータブルBDプレイヤーを買う。
すごく久しぶりにビーンズ文庫を買ったな……。なんかピンときたので買いました。新人作品。
序盤はすごく駆け足(なんせ最初40ページで竜と出会って、結婚直前に村が焼かれて唯一の家族である兄を目の前で失う)なんだけど、読み終わってもう一回最初に戻ってくるとこれがあれに活きるのかっていう感じで、これもたぶん必要なシーン。
ライラは村が焼かれた日に見た蒼い竜、ルガーに復讐することを決めた。
竜人は生涯ひとりを愛する習性を利用して、ライラは「自分がその運命の相手、番いだと誤認させる匂いを発する薬」を口にした。飲むと翌日に死んでしまうその薬を中和するのが赤い飴玉だ。飴玉はライラが飲む薬の副作用を抑え、舐めた後の口づけが竜人には毒になる。1日でも舐めるのを忘れればライラは死ぬし、口づけをしなければ竜人の毒は抜け、100日口づけを続ければ竜人を確実に死に至らしめ、後には毒も検出されない。
番いだと誤認させる薬を飲んだライラのことを、ルガーは一目で「番いを見つけた」と愛を注いだ。
ライラもまた竜人とともに暮らし、ルガーに寄り添って暮らし、日々ごく自然に復讐の武器である口づけをした。
どういう経路をたどってどういう結末を迎えるかっていうね。いやもうラピュタでしたね。
久しぶりに少女小説ファンタジーを摂取しました。
こんにちは! わたしは10年ほど前にこういう同人誌を出した者です!
右が最初に出した本で2010年産で、左の本が2012年産です。右の本は押入れ漁って在庫が出てくるかどうかわからないレベルですが、左の本はCOMIC ZINさんでまだ買えますのでよろしくお願いします。でも掲載作は2012年の新人作品と新作中心、境界作品として「この少女の小説がすごい」作品を多少含んでいます。でも多分大半は絶版なんじゃないかと思います。
左の方はこういうラインナップです。
この本を作った理由は「このラノみたいな少女向け特化の本がほしい!!!!」というストレートな願望によるものでした。
12/30 この少女小説がすごい あとがき ? colorful
10年前のことですが、鮮明に覚えていることは本読みより各方面の作家陣からすごく喜ばれたこと、少女小説界隈外でもいい意味で話題になっていたことです。(10年前なのでtwitterの雰囲気は今とは違うものですが、大変好感触でした)
「少女小説」ワンダーランド?明治から平成までとかコバルト風雲録みたいな本はありましたが、(当時における)今の少女向けライトベルについての本は活字倶楽部以外ではちょっと思いつかないレベルで「ないもの」だったので喜ばれたのかなと思います。
でここしばらくタイムラインで「えっ(より有名な)こっちじゃなくてこっちが採用されてるんだ!?」という話が多くて作家方面も「えっ自分の作品載ってる!!!」って喜んでいるツイートも見られて(なぜかわたしが)ほこほこしていたんですが、今日は「○○がない、やり直し」的なツイートをやけに多く見てさらに付随するあれやこれやを見てしまい、twitterでだらだら書くよりブログで長文意見表明するほうがいいかなと思って今に至ります。
まず誰しもが諸手をあげて歓迎する完璧なブックガイドは存在しません。
でもこの本をきっかけに再評価されることや電子書籍化が進む可能性はあります。
本当にこの本はよくできていると思います。ジャパネスク丘ミキ炎ミラオーラバマリみて彩雲国みたいな、誰でも知ってるわそれ、みたいな作品ばかりではなく、めざめる夜と三つの夢の迷宮とかクラシカルロマンとか氷雪王の求婚とか、まさに「その筋では有名な」でも世間的にな知名度はないに等しい作品もまた多いです。
少女小説あるいは少女向けライトノベルは語られることも少なく、基本的に歴史に埋もれていく作品が圧倒的に多いと感じています。でもこのガイドは今後人の記憶とブログの感想エントリと一部図書館にしか残らないような過去の作品にも触れているあたりシャッポを脱ぐしかないですね。この作品群にスポットライトを当てようと奔走した関係各位に遥拝するレベル。
だってわたしが好きな、もう絶版で古本か図書館で探すしかないあの本、この本をきっかけに図書館の本棚をうろうろする人がいるのだろうと思うととてもエモい。活字倶楽部を読んで気になった本を片っ端からチェックして図書館にリクエストしていたころが懐かしい。ちなみにわたしの少女向けカテゴリの"495冊分の感想エントリと紹介特化エントリはわたしがこの作品に触れた時の感想を残しておきたいというのと誰かに刺さればいいという気持ちで残しています。
この本が誰かの読書の道しるべになればいいと思います。
そしてあわよくばあれやこれやの復刊もしくは電子書籍化すればいいと思います。