5月中旬からずっと片づけをしている。別に引っ越しの予定はない。
理由としては
- 仕事でメンタルが死んでいるので気分転換をしたい
- 長年部屋をいじることがなく、今は現場が死に続けているので家で過ごす時間が増えている。快適に暮らすためにいろいろ整えたい
- 幅1メートル弱の屏風が10月に届くので今から置く場所をキープしたい
- 長らく気になっていることだけど寝床のすぐ近くに背の高いハンガーラックあるけどこれ寝てる時に大きめの地震きたら死なん????
の4点である。
オタクの部屋はだいたい物理的に物が多い。わたしは地方在住ゆえに物販イベントへ行くことはほぼなく、グッズ購入意欲は低い方だがそれでも歴の長さによる蓄積はある。今回はその今まで全く手を付けたことがないゾーンにも容赦なく立ち入り処分した。
ちなみに「自分は重度のグッズ厨であり、最近疲れを感じている」みたいな人におすすめなエントリはこちらなのでご参照ください。
グッズ厨をやめるために頑張った話?〜我に返る編〜 - tubu-ota’s diary
片付けの本を読んだ
理論を入れて読んだらそれで終わりかと思えば「今関心あること」なので案外素直に実践に移すことができた。読んだのは以下の本です。
全部kindle unlimitedでざくざく読んだ。あと時期的に良かったのかこんまりの人生が片付く魔法が期間限定無料だったので再読した。
「先に理論を入れる」上で注意したいこととしては、片付け方法は人の数だけあって「自分」にちょうどいい方法を見つけないと多分しんどいということだ。
例えば「持っている服はオンシーズンオフシーズン問わず全部出して今いるかどうかチェックしよう」とか「持ってるもの全部出して」とかよく見るけど、そんなんスペース的にも時間的にもめっちゃ無理!!!!! ってわたしはいうわけですよ。
本を読むうえで重要なことは「自分に向いてるところだけ採用する」ということです。
ちなみにわたしの場合は
- 本を読んだ後だとめっちゃ片付ける勢いが強いので理論は入れる。でも読み過ぎない
- 区間を区切って片付ける
- 片付け中はめっちゃ散らかるのはしょうがないとして、今日寝れるぐらいには綺麗にする
- 寝床に差し障らん場所は別にばっさーなっててもいい。
- 平日は別に片付けしなくてもいいけどなんかは捨てる。
- 休日はめっちゃ頑張る
- 頑張った後は酒めっちゃ飲んでもいい
っていう感じです。
掃除区域を区切って捨てるところから始める
さっきも書いたけど、こんまりの本とかでよく見る「持ってる○○を全部出しましょう」。
出すだけで1日かかるので「今日はこのカラーボックスを片付けます」「今日はこの区画だけ片付けます」とかやっています。別に足の踏み場もない汚部屋というわけではないので1一発で終了することより作業終了時間に沿えるぐらいの作業量を目指します。
今日はここを片付けますという写真を公開した。
身内のみの鍵アカだけでやっていた。
「明らかにゴミ」から捨てる
Amazonの段ボールとか判断するまでもなく明らかにゴミから捨てる。
なんでもいいから不要なものを捨ててるとそのうちエンジンがかかる。
とにかく捨てる
わたしも本読みの端くれ。「ちょっとぐらい本を処分したぐらいでは全然減った気がしない」というのはとてもよくわかる。でもその減った気がしないのは「収納できる限界を超えて置いてあるから減らしても見た目上の問題で減らした気がしないのでは」と思う今日このごろです。
今回踏み入れたのは「グッズの処分」です。ラバストとかちょっとしたキーホルダー的なものをたくさん処分しました。わたしが住んでいるところには「女性向けグッズにも力を入れている古物商」みたいなお店がないので、ちょっといい値でtwitterで譲渡先を見つけるか、ヤフオクとかオタマートみたいなところで出品するかです。
でも実際それ、ものすごく面倒くさい。
わたしはグッズ交換は趣味ではないのでできたらしたくはない。自分が未所持グッズを入手するのがヤフオクが多かったのはDMでのやりとりが面倒だったからだ2。
わたしが持ってるグッズで高値で売れそうなのはHAYATOのくまプリぐらいで、あとはガチ勢が定価無限回収しそうなラバストとか缶バッジぐらいだ。とりあえずヤフオクで見て定価割っているやつがめっちゃ残ってる現状を見て捨てるのを決心した。今までありがとうございましたという気持ちでゴミ袋に入れた。
1回は譲渡かけようかと思ったんだけどやっぱり面倒くささが勝った。その面倒がない人でも、〇日までに入札(もしくはリプライ)がなければ処分するというルールがあるといいと思った。「迷子の引き取り先が見つかるまでは処分しない」をやっていると永遠に片付かない。
こんまりも言ってたけど「触る」って大事。
触ると「これはおいときたい」「これはいらん」が加速する。数ミリ単位でしか絵柄が変わらない缶バッジでも綺麗に分けられた。
掃除をしようとして買ってきた100均のプラかごは案外邪魔
いや本当にびっくりするほど捨てた。
わたしはまさに「綺麗に収納しよう」としてプラケースをめっちゃ買ったんですけどこのたびめっちゃ捨てました。捨てた数、多分10個か20個じゃないんじゃないかな。処分した理由は「物を減らしたから入れるものがなくなったから」
いや100均を悪者にするつもりは毛頭なく、当時の自分はこれが必要だったと思っていた。
収納グッズ全部に言えることだけど、「それは本当に必要なものなのか」「何故ほしいのか」って己に問いかける必要があると思った。
100均のグッズを使いこなして綺麗に収納する人いるけどわたしにはその技術がない。
片付けると処分ハイのようなものが現れる
「これもいらん」「あれもいらん」という気持ちになるが、人の所有物には手出ししない。
「これは必要か」と尋ねることでなきものにできる。
掃除と運気の関係について
あんまり信じてないけど室内のものを減らしたぐらいから精神面がまあまあ安定しているのは事実です。身体面はぐずぐずなのでプラマイゼロです。でも気分がすっきりしているだけでも大分違う。
捨てる基準について
とにかく「今のわたしが欲しいかどうか」
このグッズを手に入れるのにどれぐらい苦労したか、とかはあまり関係ない。
とりあえず手に取ってみて「これいらんかなー」と思ったものは処分してます。
「やばい決められない」というのは堂々と保留にしてます。そんなに処分を急ぐほどの足の踏み場もない汚部屋でもないし。正式に存続を決めるか処分か決められる日まで置いといてもまあ大丈夫かなと。今は決断を急がない。
ミニマリストにでもなるつもりか
片付けの本を読んでいるとどうしてもミニマリストが書いた本に行きあたることが多く、あの潔さにはあこがれるし参考になるけど真似はできない生き方。
わたしのミニマリストの定義は「必要最小限の家財道具で生きる人(なお一般家庭では当たり前に存在するものがなかったりする)」「一定の収納に入る量しか持たない人」「とにかくシンプルに。選択肢を減らした生活をしている人」だけど、それなりに本に囲まれて生きたい(この箱ひとつまで、みたいなのは無理)し、一生かかっても使い切れない量のマステとかシールとかインクとかは手元において愛でたい。
オタクでミニマリストってめちゃくちゃ食い合わせが悪い生き方だと思うので、両立している方がいるならブログを書いてほしいし読みたい。
とりあえずの目標
ハンガーラックを除けたい(達成済)
段ボールを撤去したい(スキャナの頑張り次第)
屏風を置く場所を確保したい。(8割済)
押入れを有効活用したい(物は減ったので縦の空間活用をしたい)
押入れにしまっている円盤を容易に出し入れできるようにしたい。
(実際にはやらないけど)無造作に写真を撮ってオープンなSNSに無加工でためらいなく投稿できる部屋にしたい。
羽ペンを買う予定なのでパソコンはパソコンとして書き物ができるスペースが欲しい(テーブルの買い替えもあり)
タンスの引き出しがすかすかだけど何を入れたらいいんだろう
視界に萌えるものが欲しい
くまプリをなんかいい感じにしたい(手放す気はない。買った当時に入ってるケースのまま置いてるけどだいぶ劣化しているのでこぎれいな感じでディスプレイしたい)
この目標は全くなく、冒頭の3点しかなかったけど、片付けが進むにつれて「より快適な部屋づくり」についての欲が出てきた。
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