エッセイである。めちゃイケを見るので光浦さんはほぼ毎週見るのですがまとまった量の文を読むのはこれが初めてだなあ。前に読書特集で1ページ分ぐらいは読んだのですが、なんかおもしろい。
いちばん最初の話が飯島愛の話なのでなんかいいようのないしょんぼり感がある。
この本はmini1に07年から連載されていたエッセイなのでそういうこともある。
ていうかよゐこ有野がすごくいいやつである。有野が絡む場合のみにおいて光浦さんがくものんにみえる2。
ラブマゲドンの回はちょうどそのときのロンハーを見ていたのであの時こんなことが……! とおもった。
いざ、演劇をやろうとしてビックリしました。まあ、演劇っちゅうのは、儲からない。儲からないどころか、ひどい赤字になるんですね。チケットが完売したとして真っ赤っ赤なんです。見積もりの段階で、もう涙が出そうです。全然、セットも衣装も贅沢な発注してないんですよ。なんなら足りないぐらい。
(P178)
ここにもシアターの片鱗が。
芸人は、人からバカにされやすくなきゃいけない、と最近思うようになりました。バカにする、というと言葉は悪いですが、いじりたくなる、かまいたくなる、これこそリアル好感度ではないか?と気付いたんです。
(P140)
「運なんてもんは尽きることはないねん。石油と一緒で掘ったらどんどん出てくんねん。石油と一緒やないで。使っても尽きることないねん。運は、どんどん掘って、どんどん使えばええねんで。自分で掘らなあかんでぇ」(略)なんてザ・鶴瓶。
(P161)
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