氷の海のガレオン/オルタの前身。こっちにしか入ってない短編が読みたくて読んだ。
2回目ともなるとガレオンも冷静に読めます。死ぬ死ぬ言いながら転がらなくても読めます。
たまにひりひりはするけどわたしは元気です。
天上の大陸がよかった。微妙にガレオンと繋がっていた。日本が舞台だと思うけど日本じゃないみたいだった。
もうだめだよう、わたしには耐えられないよう、助けに来てよう、と叫んでいても、もっと深い所では出口が見えている、という事が。
そういう時は、どんなに頼んでも、出て来てくれなきゃ死ぬと言おうとも、絶対ソーマは来てはくれないのだ。
そういう状況に陥ったなら、まず、泣き寝入りでもいいからひとねむりして、こころを落ち着けて、『自分がどっっこも嘘ついてないか、自分のことをひとっっっつも偽ってないか』を探さなくちゃならない。
すると、何となく、見えてくる。(P124-125)
うれしくて、うれしくて、涙があふれ出した時、先のほうに、ぽつんと強い光の入り口が見えた。
あの光の所まで行ったら、絶対に、何かを疑ったりしてはいけない。(P165)
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