いくら本を買ったところでもう誰に何を言われることもなったので、漫画(単行本)以外については紙の本に回帰している今日この頃。文喫東京でうきうきしながら買った本だ。
国語に関する世論調査では63%の人が月に1冊も本を読まないと回答する一方でSNSなどで活字には毎日触れると回答した人が約75%いるという。電子書籍の普及が顕著のこの頃では現代の「読書離れ」は実際のところは「読書形態の多様化」で「読書離れ」という表現は必ずしも正確ではないというはじまり。
紙の読書の優位性は日本に限った話ではなくアメリカのバレンシア大学の実験でも紙媒体がデジタルより読解力で勝るという結果が出た(※リラックスした状態での読書ならば媒体による差はないが、時間的プレッシャーがかかる場ではデジタルが読解力が劣る)
「脳が一度に処理できる視覚情報には限界がある」という話で
地上波なんかごちゃごちゃしとるよな。画面がうるさい。 pic.twitter.com/kEiVyNgxVt
— まろん (@maronu) November 22, 2024
この1枚目のような状態では、内容の理解度や記憶への定着率が低下してしまう可能性があるということや、耳で聞く読書についてや、「読書の効能」の話が盛沢山だった。読書をすることで「結果的に」頭が良くなる脳科学的メカニズムについても説明されていた。
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