会場は横浜市ぴあアリーナMM。みなとみらい駅寄りの桜木町からでも十分歩いて行けるところ。キャパ1万で、でも大阪城ホールや横アリたまアリに比べるとコンパクトな感じ。正方形で縦に長い(4階まである)
アリーナ後列よりは圧倒的に2階スタンドが見晴らしがよい。舞台と反対側でも全景が見えるし双眼鏡があれば表情も確認できる。
物販は入場口の反対側。募金用のお賽銭箱が2つ鎮座していた。みんな軽快に500円を投げ込んで小さいシールを受け取っていた。結構な人数が当たり前に募金していたので、かなりの額が能登に届けられるのでは(1口500円という決まり)
入場口に溜まらないで、とは言われていたけど、開場時間が近づいてもまったく待機列は作られなかった。
2階はひとがいすぎて騒がしくて立ってるも割と疲れる感じだったので地上の物販エリア近くの路上で待っていたら急に人が動いて、それについていったら入場できて、あれやこれやというより先に2階にたどり着いて、入国印を押した。わたしが押している間にあっという間に列が伸びて、大変なことになったらしい。
(初日の激混み状態を踏まえて、2日目は開場前も押せるようにしていたという話を見かけた)
シンクロナイズドリストバンドの点灯式をして、ハロウィンジャパネスクの振り付け練習(振り付けないところは早送り)、そして開演。
3時間半基本ずっと泣いてる公演だった(時々爆笑して、拝んで、野鳥の会のように双眼鏡で凝視して、腕を振り上げた)
走馬灯を見るような公演だった。
というのもハロパはSHメジャーデビュー20周年のお祝いも兼ねたパーティである。チケット代は2万だが、ストコンの上に領拡が乗っている。えっあの人とあの人が久しぶりにあの曲を歌ってくれるんですか? えっあの人がこっちじゃなくてこっちを歌ってくれるんですか??? というものしかない。
わたしはメジャーデビュー前のクロセカ組なので、実際は21年ぐらいずっと好きな人間である。不動の神である。サンホラきっかけに初めてライブに行ったりファンクラブに入ったりトウキョウコワイヨーと言いながら初めて上京したりオタクごとの多くの始点だったりする。
なので天使の彫像を彫像ありで最後に聞いたのは18年ぐらい前の大阪厚生年金会館だなーとか、硝子の棺で眠る姫君は14年前のパシフィコ横浜だなーとか、思い出が執着とともに駆け巡ってくる。
生きててよかったなーと思うと同時に、もう今日死んでもいいなーと思っていた。
前のたまアリハロパも「もう死んでもいいわ」と言いながら泣きながら退場したのでそういう公演である。
序盤の爆弾はなにをいっても約束の夜である。
ちなみにこの曲は完全なる新曲で、タイトルでさえ出ていなかった。何かわからない曲が始まり、ノエルと聞こえ、メイちゃんが花道の手前で倒れて、その後、アリーナ後方でノエルとマリマリがあらわれた姿を見たわたしの気持ちを考えてほしい。もう10年以上生死不明のヴァニスタのボーカル。
2日目のレポでようやく「ノエルとマリマリ本人」ではなく「亡くなったメイちゃんの両親(ガチローランによるコスプレ)」であることが判明した。
爆弾はまだ続く。革命先生ことコトちゃんが今回の陛下によく似ていて非なる人である。
サングラスを外した。ほぼ素顔のようなものである。モニタにもアップになった。全然知らないわけではない(サングラスが薄かったりで、目が見えているものもあった)が、ほぼ見る機会がなかった陛下の素顔である。双眼鏡で凝視した。
そんなわけでストコンパートが終わり領拡パートがはじまるわたしの心境を考えてほしい。
かつて仔ミーシャだった子役の黒沢ともよちゃんが成長して雪白姫として歌い、表現力を身につけ、久しぶりにサンホラ公演にカムバック、仔ミーシャを前にソフィー先生としてともよ姫が歌うという。
例えるならかつて「キンキキッズのバックで硝子の少年を踊っていたジュニア」がデビューして10年余り経って、「カウコンで硝子の少年を歌う側に回る」感じ。
ただでさえエモが爆発しているのにMCでこの話を直接本人にぶっこむ陛下よ。
ちなみに初日公演は18時開演で、21時までしかステージにあがれない小学生のために巻きまくった結果MCをすっ飛ばしていて、何人かまとめて呼ばれていた。
そしてStarDustである。みんな大好きStarDust。今回車椅子参加のアイクも大好き昼ドラVerの愛憎ドロドロスタダ、追加歌詞があるスタダ、アリーナにあおるタイプのコーレスありスタダ、いろいろあるが今回は正統派の語りありスタダだった。
ちなみに歌った人はピコである。
真っ赤なドレスを着ていた。原曲キーだった。ご存じない方のために書くがピコは女性のような声も出せる男性である。
「自分のジェンダーがさすがに分からなくなった。頭は真っ白、服は真っ赤、紅白でおめでたい」と言っていたけど本当にすごかった。
ちなみに白い服の男は鈴木結女さん、白い服の女はともよ姫だった。
結女さんはリングアベルの衣装で愛の放浪者を歌ったりして………。
じまんぐもいた。エルの天秤もあったし天使の彫像も雷神域の英雄もあった。
久しぶりの残念だったねェ! にぶちあがった。何年経っていてもエルの天秤の振り付けは変わっていなくてMIKIさんは歌がうまくて高笑いもよかった。
サクリで縦糸が紡がれ、13文字の伝言ではおなじみの選択が出て「大神再再臨祭」のテロップがどーん。
いくらでも書けてしまうので1時間好きに書いた。ここでとりあえずストップ。
また明日しれっと書き足すかな。
物語
小生の地獄
あずさ55号
《光冠状感染症狂詩曲》
あの日の決断が奔る道
皐月の箱庭
Halloweenジャパネスク'24
約束の夜(Noelとマリマリ)
sacrifice(経糸が紡がれこどもが生まれ火種も生まれる)
私が本当に欲しかったモノ(ユミルMAD付)
stardust
朝までハロウィン
エルの天秤
愛の放浪者
聖なる詩人の島
神の御業
光と闇の童話
13文字の伝言→第三の参道(雪白姫が子役を演じる)
未来の主人公達へ
紅蓮の弓矢(進撃映像つき)
天使の彫像
彼女が魔女になった理由
硝子の棺で眠る姫君
雷神域の英雄
王様くん「すまんすまんコウモリ捕まえてくるのに時間かかってな」
メンバー紹介MC
Romanのコンサート以来の彫像役は鬼の紀元。洋介入れようって話してたけど衣装の関係で出せないから私が出ますって言って出てきてもらった
国歌(バンド伴奏)
石碑
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