めっちゃ最高の音楽が聴けるので、この動画みておっと思った人はすべからく映画館に走ったほうがいいですね。
しかもできたら音がいい映画館で見たほうがいいです。最高の音なので。途中からネタバレを含みますので、Twitterから直接飛んできた映画未試聴の方は一旦ブログトップに飛んでから見るとネタバレ回避できます(ネタバレは続きを読むリンクに折りたたんでいます)
BLUE GIANTは世界一のジャズプレイヤーを目指してサックス奏者の宮本大が仙台から上京してからの物語です。
漫画原作でDMMブックスで4巻まで無料のものがあってそれを読んでいて、大役の山田裕貴が自分のラジオでfirstnoteをかけたいってめっちゃあがいていて1、昨日3/11、仙台でアイスショーをしている羽生結弦の公演後挨拶を聞いて仙台が舞台の物語を見に行こうかなと思った次第です。
それでいざ見てみたら大が高速バスに乗り込んで東京へ向かうところから始まりました。おもてたんと違う。仙台成分は大の訛りぐらいで物語の99%は男3人が東京でバンド2やって音楽をやる映画です。
たぶん映画の予習をしようと思ったら4巻よりあとを読まないといけませんね。仙台は多少の回想シーンで顔を出すのみ。1〜4巻は大が仙台のどんな環境でどんなふうにサックスを練習してきたか→いざ東京へというバックグラウンドが描かれるので、物語の理解は深まります(映画最後のステージで大を見つめていた男性が何者なのか、とか)。でもまあ普通に原作履修なしで楽しめます。なんせ音楽と青春は最高の組み合わせだから。
アニメなのに山田裕貴の声がするのは新鮮っていうか不思議な感覚だった。雪折役の間宮祥太朗と玉田役の岡山天音の声はよく知らないのでその辺は特に。
雪折の事故はフラグの積み重ねが丁寧だったな。交通整理のアルバイト、普段やらない玉田を褒める、空を眺める、そこに飛び込んでくる車。物語内では不慮の事故だったけど、見てる側からすれば起きるべくして起きた事故だったなあ。アニメだなあと思ったのはあんな折れ方をしてあんな飛び方をする事故をしていて、翌日に一人介助で歩いていたことだ。
高エネルギー外傷の患者がope後すぐ退院できるはずがないので脱走したか煙草でも吸って強制退院になったか、と思ったしそんなに弾けれんやろと思った。でもそんなのねじ伏せるぐらいいいソロだった……。
まあ冒頭から雪折は片手のピアニストとしての描写もあったしなあ。
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