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本の現場—本はどう生まれ、だれに読まれているか

本はどのように作られているか(企画段階とか編プロとかフリーライターとか新刊洪水とか)
どのように読まれているか(直木賞芥川賞・本屋大賞・アサドク)
対談とかそんな感じの内容。付記でフォローされてるけど基本的には2005年?2007年時点での話です。
情熱大陸に出てた幅充孝さんとの対談があった。

週間としての読書を身につけるという意味で、朝の読書運動は意義深いと思う。私は最初、この運動について聞いた時、「みんなで一斉に本を読むなんて気持ち悪い」と感じたが、教師が読む本を選んだり、読んだ結果について評価したりしないところがいいと考えるようになった。(略)自分で本を選んで毎日少しずつ読んでいくという経験は、将来きっと何らかのかたちでプラスになると思う。

(P107)

朝の読書はわたしはまるで縁がなかったけど実施状況グラフを見てるとおもしろいなあとか思った。
一斉に読み始めるところを想像すると不気味ではあるけど、感想文の提出とか読む本の事前チェック1がないのならよいのでは、とおもった。細切れにはなるけど、本読みなれてない人は10分程度で飽きるよねっていう。2

永江 クライアントからの依頼は増えているでしょう?
 仕事の依頼はくるんですが、金額とか、インタビューを含めた進め方を言うと、「え?」みたいな感じ。去年、テレビの「情熱大陸」に出たら、テレビって怖いですね、めちゃめちゃ電話がかかってくるわ、メールが来るわ、すごかったんですけど、進めていくと「そんなに金や時間がかかるんだったら、やめますわ」みたいなことがたくさんあった。

(P196)
  1. 小学校の時図工の時間に読書画を描くことになり、何を描くか決めたら先生に「これを描きたい、描いていいですか」とお伺いを立てる必要があった。ボツをくらった悲しき思い出。 []
  2. 例:うちの母上。本を読む→5分ぐらいで眠気が→どこまで読んだかわからない→戻る []

本 (あたらしい教科書)

本が手元に届くまでに関わってる人々についての教科書みたいな本。1項目2ページで、各種編集の仕事や○○(←雑誌や図鑑など)の作り方、ギャラの相場、印刷会社の仕事、デザイナーの仕事、印刷所の仕事、取次ぎの仕事、書店員の仕事などあれこれあれこれ。アマゾンブックオフビレッジバンガードについてもあった。

フレーベル館の場合、絵本の作り方は企画?完成まで3・4年必要。

あと新潮社装丁室。
社内書籍の90%を担当。年間単行本文庫本約700冊を11人で1冊あたり1人が担当。

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