猫かぶり嬢とにわか貴公子 -箱入りメイドへ華麗な転落- (B's-LOG文庫)

ふてぶてしい小公女セーラ。
貿易商でちょっと妙なものばかりを仕入れていた父の会社がフランスからイギリスへ移動し、貴族の目に触れてなんだか大当たりして一代にして成り上がった。シャーロットはとても努力家だったので「自分がちやほやされる」という最終目標に向かって努力して、勉強も表情も言動も高水準をキープしていた。ただごとではない分厚い猫をかぶっていたのである。
院長先生からもひいきされていたが、父の死をきっかけに手のひらを返したかのように冷たくなりシャーロットは学外へ放り出されるその後シャーロットは伯爵家のメイドとなるのだが、そこでも持ち前の努力家姿勢を見せる、のだが屋敷の子息エロールには分厚い猫の皮の下の素顔を見られる。

あとがきにもあるとおり小公女がベースになっているので先の展開が分かる((だって数年前にBSでやってた再放送で全話見たもの!))ので、これからどうなるんだろうというときめきは正直なかった。
でもリンダの過去は気になるな! あとわたしはPBCの影響で「エロール」を人名として認識しない! 普段はお坊ちゃんとかエルとかそういう感じでよかったな! 名前フルは3回に1回は笑える。