97年に東京・根津の古旅館にて行われた「百物語」怪談会の記録集。
井上雅彦、加門七海、菊地秀行、篠田節子、霜島ケイ、竹内義和、田中文雄、森真沙子による実録怪談。
100本のろうそくは木造旅館なので火災防止のためなし。
ガチで結界張ります、そのため途中退席・途中参加・通信機器の使用は厳禁。
死者を冒涜する発言は慎み、結界(盛り塩とお香)だけでは不安な人は各自お守りを持参すること
一つ一つの話は短いです。大体1ページ?3ページが多い。
少し不思議なちょっとええ話系から身に危険が及ぶ怪談まで。途中ずっと加門七海のターン!がある。
怪談中に奇妙な現象が起きていたようなんですが、章扉でさらっと流されます。
途中読み続けてたらまじでふらっとしたり、足の裏がぞわぞわしたり、血の気が下がったのか貧血っぽいことになったりした(ので飲みかけのコーヒーに砂糖を入れた)
読むのにとても体力を使う本です。
読みにくいとかそういうことはまったくなく、むしろのめりこんでしまう。時々本から戻ってくる→疲れる。