14歳の世渡り術シリーズ今回のテーマは「いじめ対処法」
……なんですがなんとも微妙です。一応小説の形式なんですが、起承で終わってます。
とあるきっかけでいじめにあうようになり、同じ図書委員の子に「酷い目にあわされたなら仕返しがしたいだろう。ノートに復讐方法を思いつく限り全部書くんだ」「向こうがこっちを脅してくるならこっちも向こうの弱みを探すんだ」と言われひとつひとつ実行に移していく。
妄想の中のフルボッコが現実フルボッコに変わることはなく、かといって「復讐なんて虚しいことはやめようぜ」なんてことにもならず、あとがきを見る限りでは続刊が出そう感じもなく、中途半端です。
とても14歳な本だった。