読書する人だけがたどり着ける場所 (SB新書)

読書をしていないとはいえ文字を読んでいないわけではない。むしろSNSではめちゃくちゃ文字を読む時代。その中で本を読むことの効用、みたいな本。
特におっと思ったのは

驚くべきことに驚けるのは、実は教養があるからです。知識豊富で教養豊かな人は、もうあまり驚くことがないのではないかと思うかもしれませんが、逆なのですね。知れば知るほど、心の底から驚くことができるのです。知識がないと、何がすごいのかわからない、ぴんとこない、となります。

(P99~P100)

ここな、ほんまそれな。
先日NHKのドキュメント的なやつでやってたけど、北海道医科大学ではじまった新しい治療の、頚髄損傷の四肢麻痺の患者がその治療をすることで1年未満で独歩で退院するっていう治療がどんだけ魔法じみているかは知ってるからすごさがわかると思う。
お台場の未来科学館でみたやつ、「たぶんめっちゃすごい技術で動いてるのは分かるけど、どのぐらいすごい技術なのか分からん。おどろきどころがわからん」っていう感想だったもんな。