アイドル絡みのあれやこれやの話。今年のまとめとしてこれを書かないわけにはいかないだろう。
一応書いておくとタイトルほど浮ついた話ではなく非常にめんどくさい重たい話をします。
現状の確認と把握状況を言語化したかったんだけど、「お前は何を言ってるんだ」としか言えない。
鹿の少年ハリウッド感想エントリにも影響されてそうなもんです! :かっこいい男の子になんて生まれたくなかった -
そういえば先日「NEWSって誰がおるん」っていう話になった時、「小山さん!! 手越、増田さん、加藤シゲアキ!」って答えたわけですけどわたしまじシゲの人はアイドル枠じゃなくて作家枠なんだなと思いました。作家は大概フルネーム呼びなんですよ。
— まろん (@maronu) December 25, 2015
ということを昨日つるっと言ってまして。
作家加藤シゲアキとは宮木あや子さんがピングレを褒めてたのが最初の出会いでその後いろいろあって図書館で閃光スクランブルを読んだのが2013年6月23日らしい1。
当時どこまで知っていたのかもはや覚えていないけど2、初めて知った場所とか「初めて」を引きずりがちな私としてはファーストコンタクトの場所というのは割と重要なのだ。
ところで度々言ってることですが、わたしのホームはSoundHorizonです。
SoundHorizonは「曲中で物語が進行する」という仕様になっています。
「演技をしながら物語が進行してある時突然いきなり歌いだすのがミュージカルなら、歌いながら物語を進行させて、ある時突然語りが混ざるのがサンホラ」です。
SoundHorizonに参加しているボーカルの人たちはみな何かしらの役を演じていることがあります。
全部の曲がそうというわけでもないんですけど、最近はそれが多いです。
あと大きいのは「似て非なる人々」という概念です。
似て非なる人々というのは身も蓋もない話をすれば「SH主宰Revoが演じている役柄」です。
例えばNoelだったり、例えばMarchen von Friedhofだったり。
ウィッグをつけてカラコンはめてメイクして衣装を着ればそうなるので、Revo=NoelだけどNeinConcertの時、喋っている内容がどんなにいつもの王様でも、あの時舞台に立っていたのはNoelであってRevoではなかったと思っています。
ここでうたプリの話をします。
うたプリにすとんといったのが2011年のことでプリライに初めて行ったのが2012年。
まだ自分の中のスタンスがあやふやな時に見に行けたのが良かったのか、「四ノ宮那月がいるST☆RISH」も「四ノ宮那月演じる谷山紀章がいるST☆RISH」も「似て非なる人々」として判定されたようで、どっちもST☆RISHとしてわたしの中では存在しています。そこは不思議と矛盾していないんですよ。
4thの時とか、「花道でその場でくるくる回ってるきーやんがなっちゃんに見える現象」とかあって、そんなことやってるきーやんはロデオのライブでいくらでも見てるのに、あの瞬間はなっちゃんがあの場所にいた。
こういった視点が、どれかに偏るわけではなくて、常に薄くなったり濃くなったりしながら見ていくことができる。特に一つの場面を見ていても見方が自分の中で重ねあうように混在する事があって、それが他ではなかなか味わえない面白さにつながっているのではないかと思います。
そして、多数の見方が完全に一致したように感じる瞬間と先に言ったように、この辺りの視点が全部重なって一つになるというか、あるべきものがあるべき形にカチッとハマるようなタイミングがあるのです。ブレていたキャストとキャラクターが重なってイコールで結ばれて、見ているファンは「完全に○○だった……」と呟くしかなくなるような瞬間。
こういう感じ。
ここでStarburstとS+hの話をします。
オーディションやって、17人のうち6人がデビューします、それ以外の11人はそこまで3です、というのがその当時の話でした。何やかんやあって延命措置が取られて表舞台に残った人もいて、先日10位までで結成したユニットのデビューが決まりました。
オーディション期間中は朝も夜もtwitterという舞台に彼らは生きていました。
オーディション終了とともに一度終了して、人数は減ったし前ほどの頻度ではないけどTwitterも再開されました。CDも何枚か出ました。
ここはうたプリとかよくあるアイドルコンテンツのように「アイドルやります! キャストは以下の通りです!」と声優が最初から決まっていたわけではなくて、アイマスみたいに後から声がつきました。
だからこっちはあやふやなままに中の人と出会ったうたプリと違って、「好きな人をかたちづくっている人のうちのひとり」「こういう声をしている」として別個の存在として認識されているようです。
別だから姿が見えるかたちでのリアルイベントはどんな好条件でもその辺と和睦しない限りは行けない気がするし、先方に失礼だから行こうと頑張る必要もないのではと思います。
相川玲と三島峻介のいる世界が続くことを望んで投票してたんだ。世界を壊すかもしれないような真似はしなくてもいいだろって。誰かと仲良くするより友達を増やすより好きな人を好きな気持ちを大事にしておきたい、という思うのは多分そういうこと……。これを突き詰めると「解釈違いがつらい」に繋がりそう。
あと「何か1つずれたら、全てが嘘に見えてしまうのではないか」っていうさっきのポラリスblogの一文にすごいドキッとしたので、なんかその辺が隠れてそう。
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