今日は体調が微妙な状態で、座布団を置いて横になっている状態がとても長く本を読んだりアプリゲーをやったりTwitterを眺めたりラジオを聞いたりしている中、このツイートがぽーんと流れてきたので見ていた。
10分ぐらいの映像で、sorasigebookリスナーなのでこれが撮られたバックグラウンドは多少知っている程度で、見終わった後「そういえばわたし俳優加藤シゲアキ見たの初めてかもしれない」だ。なんせ前作はカクレカラクリなので、あっちは名前が加藤成亮だったと思う。このエントリの趣旨は「原作を読む前に映像初見の感想を残して答え合わせをする」です。

紙書籍でポチったんだけどしくじったかなあと思う厚さよねこれ。どこに置こうかなあと思っているところ。

最初にびっくりしたのは「えっしゃべるんだ!?」っていうところ。ナレーション加藤シゲアキみたいな感じで進むのかなと思ったら割と「地の文をしゃべる」感じで進行するよね。映像作品っていうより、一人芝居の舞台みたい。
リネンサプライのお仕事についてはラジオで聞いているので「あっこういう感じね」って思ったぐらい。マスクしてるから「あー2020年以降の日本の物語だ」って。檸檬の爆弾と聞いて最初に連想したのは米津玄師のLemonなんだけど、あっ梶井基次郎のほうねってなった。わたしは「わたしが読む本」は全部自分で決めてきたので、久世番子の漫画とかで受動喫煙してきたけど、文学作品の素養は圧倒的に欠けている。なんせモモさえ読んでいないのだわたしは。
加藤シゲアキが演じるかの青年は「誰にも顧みられず、誰にも選ばれず、黙々と仕事をしてただ音声入力で小説を書いていた」が、仕事中におしぼりをカフェ的なところに運んでいたところ扉前で正面衝突して鼻血を出した。物品渡すだけ渡してその場は去ったけど、カフェの店員さんは「次の配送時で構いませんよ」とハンカチを差し出した(=透明人間みたいだった自分に気づいて、手を差し伸べてくれる人がいた)。
マスクをつけなくてよくなった後の日本で、「今日もハンカチを返すことができなかった青年」と「好意に対して一歩前に踏み出すことができた青年」という、違う世界線を歩む同一人物がラストシーンのあれかな。加藤シゲアキ果汁100%なら「世界線が違う話」はきそうだと思うけどどうだろう。