colorful | 今年の冬の企画は「わたしの好きなもの」です。

colorfulは2001年2月22日にはじめて、特に変わらない芸風でやっています。ちなみにサイト名にもなった「colorful」は森絵都のカラフルがとってます。あまりにも生活になじみすぎているので、最初好きな物をリストアップしている時は名前が上がらず、友達にあれはと言われてああそうかとか言うレベル。

オンラインでも日記書いてて、紙で日記を書いているうえで内容はこれが案外違うことを書いていることが多い。
オンラインの最大の利便は「検索が出来る事」と「リンクが貼れる事」なので気がついたものをどすどす書いています。暗黒期みたいな内容になっている時代があるんですが、まあその辺は「書かないこと」を決めたらだいぶ減りました。
「更新におけるモチベーション」とかは特にないです。紙の日記ももうそうなんだけど、習慣になってることってパソコンの前に開いたらまずサイト開いて管理画面開いて1行さくっと書いて更新したりね。1行2行しか書かない日もあるし作成画面開いたまま紙日記書いたりして1時間過ぎてるとかよくあるし、公開した気になってる日もあるしまあそんなもんです。

続けてて面白かったことは「GOSICKの続刊エントリがニュースサイトに拾われて4桁ヒットしたことが数日続いたこと」。

当時のスクショを残している。うちのカウンタが4桁なのはこのころの名残です。

「連絡手段何も交換してなかったネトゲの友達がここの存在に気が付いて連絡してきたこと」
案外あるんですよ。URLが変わってない強みもあるのでは? これを見ているかもしれない今は特に接点のない友人知人お元気ですか。

「うたプリにはまったときに「垂直に落ちてますね」って複数人からコメントがきたこと。」萌えは交通事故だからなー。
あとなかなかコメントとか反応をもらうことがない日記なので、めっちゃ覚えてるんですよ。
こういう流行りが10年前何が流行ってたかとかがさくっと見られてしまうのはすごいし怖いなあと溜まっているアーカイブを見ながら思います。
今こういう好きなものをためる企画をやっているのも確実に来る20周年に向けての前準備もあるんじゃないの。知らんけど。

続けてて嫌になったことは特にないです。だって嫌なことが起きるようなほど、他人との接点が何もないもん。
さほど注目もされなければ炎上もしない。コメント欄を自動封鎖にしているのは「去年読み終わった本のエントリ」に「昨日読み終わった人」が自分の感想を書いていくことがたまにあったからなんですよ。だってそれ、もはや同じ熱量で話できないからめっちゃ困る、ということで一定期間後自動封鎖システムを取っています。

開設当初の日記も一応オンラインに残していて、この辺も紙にしたら面白いのかなあとか思うんですよ。日記を本にしているやつで好きなのは高山なおみの日々ごはんとか、桜庭一樹日記・読書日記とか、いしいしんじごはん日記。

日々ごはん〈1〉桜庭一樹日記 BLACK AND WHITEいしいしんじのごはん日記 (新潮文庫)

人の営みが記された日記って別に普通の人でも面白いんですよね。それこそ一昔前はテキストサイトとかはてなにたくさんあったけど、みんなtwitterとかインスタにとってかわられて昔はあれほどたくさんRSSリーダーに登録しておいておいた日記サイトがもうない。
マシュマロ置いとくので自薦他薦問わず日記サイトがあったら教えてください。愚痴アカが日記になったような奴以外で……。マシュマロ