どっかで見た「そんなことで殺すなよシリーズ」というのがとても印象に残ってる。
短編集。今よりちょっと昔の、屋敷のお嬢さまとその使用人の話。
「身内に不幸がありまして」を何気なく読んだときのあの衝撃。
そのびびりまくったあとに書いたのがこれ。
順番つけるなら「身内に不幸がありまして」>「玉野五十鈴の誉れ」>「儚い羊たちの祝宴」>「北の館の罪人」>「山荘秘聞」
いい狂気だった。いい黒さだった。最近黒いの補給してなかったんだわ……。
作中にいろんなミステリ作品が出てくるけど、どれも「名前は知ってるけど読んだことはない」のばっかりで、これもしかして読んでたらきゅんとするんだろうかと思ってたら
「わ、わたし、わたしは。あなたはわたしの、ジーヴスだと思っていたのに」
(P181)
多くでてくる作品の中でこれだけ読んでた。ジーヴズの事件簿 のことだと思うんだー。
おおおおおってとてもテンション上がった。
タイトル(儚い羊?)でうみねこ思い出した。
ゲームのほうじゃなくて歌の方(ゲームのほうは手出してません
開かれし宴と選ばれし羊と?が走っていった。
「もちろんよ。ずっとずっといつまでも、わたしのそばにいてね。わたしはあなたを離さないから、あなたも離れないでね。お願いよ。五十鈴」
(P165)
山荘秘聞が最低の評価ですか?
もしやあなたはあの作品のオチを誤解していませんか?
主観のみで好きな順番に並べただけです。
オチを誤解してませんかといわれても1年前に読んだ本ですから「身内に不幸がありまして」以外はもう忘れてしまいました。
本来60日以上前に書かれたエントリにはコメントできないようにしてあるのですが、今回そちらのコメントで設定が外れていることが分かりました。その点感謝します。コメントできない仕様に戻したいのですが今週中は開いておきます。以降なにかありましたらWEB拍手のほうへお願いします。