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六花の勇者 2 (六花の勇者シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)

魔神を倒すために集まった六花の勇者、6人いるはずがなぜか7人いる。誰が偽物だ……の2巻。
冒頭からいきなり驚愕の展開で、どうしてそうなった! というのが時間を巻き戻して語られている。
追い詰められるモーラのガチ感がもう半端なくて、いやいやもう。モーラの壮絶な人生。あとロロニアすごい。
ネタバレを避けたいのでざっくりとした感想になった。

裏表紙のあらすじが盛大に1巻のネタバレすぎてどういう顔をすればいいか分からない。あれはひどい。

六花の勇者 (集英社スーパーダッシュ文庫)

伝説は語る。魔神が目覚め世界が危機に陥る時、運命の女神は6人の勇者を選びだす。
6人の勇者には花の形を模した紋章が浮かび上がる。だが、六花の紋章を持つ者は7人現れた。
何故7人なのか、1人は敵で勇者を罠にかけ殺すために忍び込んだ偽物なのだ。

クローズドサークルと人狼。
7人のうち1人が偽物と気づいた勇者は疑心暗鬼に陥る。互いが互いを疑い犯人探しをして行く。
嫌疑をかけられたのは自称地上最強の男アドレット。さてそこからどう逃げるのか解明するのかという。
とりあえず続きを早く!

ベン・トー 7.5  箸休め 〜Wolves, be ambitious!〜 (ベン・トーシリーズ)

HP同好会は茉莉花のおねだりで旅行に行くことになった。著莪が適当に企画を立て始め、話を聞きつけた白梅パパがコネで格安に泊まらせてくれる旅館があると持ち出し、平日出発のため他校生の著莪だけ留守番になった。
企画を立てた著莪が留守番。この世は無常である。
道中気になる駅弁としてうなぎ茶漬け弁当を買うことにしたがすったもんだー! があったのだった。
企業戦士サラリーマンが銀魂の近藤さんに見える。世界のヨー・サトウはロリコンの扉を開いた。
あとは短編が色々と。この「著莪だけ留守番」がやばい。とてもやばい。幼馴染みパワーめ!
あの旅館のごはん(米)がとてもおいしそうで転がった。美味い米は至福。

あせびちゃんのバイトの話が地味にツボだった。あと今回は白粉先生がそれなりに控えめだった。
白粉先生自体は出ているけどクリーチャーいるけど控えめだった。ヨー・サトウのロリの扉が群を抜いていた。

異常にページが黒い。文字がみっしりと並んでいる。改行さえほとんどない。
そしてパンツァードラグーンとか懐かしすぎる。あとがきのCh@bTalkに懐かしく思い出した。
ネットにつなげようとしたけど何をやっても無理で「親子電話は無理」みたいな現実が立ちはだかった。

ベン・トー 7 真・和風ロールキャベツ弁当280円 (ベン・トーシリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫 あ 9-10)

あの長く濃き1章。白粉先生まじクリーチャーさえも超越した何か。
白粉の陰謀まじやばい。デジカメの位置のためにそれとなく移動である。山之森との会話も大概あれなので笑った。きょうは コンビニで フランクフルトを食べる男子高校生を見たので思わず笑いそうになって顔を背けました。

というか今回は佐藤父の「闇プログラマー」にまずジャブ喰らった。あとキムチ鍋食べたいです。

著莪が持ち込むゲームはゲームギアに大変懐かしいものを感じた。
旅行に行くというのでゲームギアと充電器を買った兄、なぜかわたしにゲームギア一式を持たせる。凄く重たかった。とちゅうで押し付けた。シャイニングフォースの記録がすぐ飛んだのでよく怒られた。ゲームギアにシャイニングフォースが刺さっていた時は祈るような気分で抜き差ししたものだ。あの2ページぐらいで思い出が溢れすぎた。

槍水の不在、鳥頭みことの来訪。スーパーの戦いは熱い。
ロールキャベツが食べたい。2週間ぐらいに確か食べた気がする。

テルミー きみがやろうとしている事は (集英社スーパーダッシュ文庫)

修学旅行のバスが事故に遭い、1クラス26人のうち24人が犠牲となった。
足を怪我したことで修学旅行を欠席した清隆。彼に残されたのは「生き残ってしまった罪悪感」
事故に遭うも奇跡的に生還した輝美。彼女に残されたのは「24人の遺した最期の願い」

ダヴィンチのラノベ特集に載っていたので読んだよ。
テルミー(tell me)ってなんだか裏庭みたいだなあと思ったら暁光の唄みたいだった。自分の中にクラスメイト24人分の願いが遺されていることに気がついた輝美は、その願いを叶えるべく奔走する。輝美の中にいる24人は既に死んでいる。自分の心残りのことに関してのみ輝美の体を借りて表に出てくる。
音楽はいい!

二年四組 交換日記 腐ったリンゴはくさらない (集英社スーパーダッシュ文庫)

名前探しに夢中だった。
2年4組35人は不良なり秀才なり様々な人間が集まっているけど要するに個性的すぎる人間が隔離されたクラスである。委員長はここにクラス内交換日記をはじめることを宣言する。その交換日記というのが何故か主に異名で記される。ところどころで本名も書かれるけど異名である。誰が誰のことを好きだとか色々書かれる。交換日記の書き手は毎回変わる。

35人もいて好きにやっていて最終的にちゃんと収束しているのがすごいなあと思ったり。
名前当てパズルっぽい要素があるけど「自殺してしまった私たちのクラスメイトの名前を思い出してください」@「冷たい校舎の時は止まる」っぽいのじゃなくて、「初恋素描帖のドミノ割り。名前当てもあるよ」みたいな。

この2年4組表を完成させたときの達成感はすごい。一応埋めたけど三馬鹿2と3がこれでよいかの自信がない。ところで私が好きなのは制裁男とハツラツ娘でな!

登校拒否が3人いるのが懐かしいなあと思った。私が中学校の時はグレて学校に来ない子1名と不登校的に学校に来ない子がペアで各クラス一組はいた。

連想した本。

冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)初恋素描帖 (ダ・ヴィンチブックス)ドミノ (角川文庫)

ニーナとうさぎと魔法の戦車 (スーパーダッシュ文庫)

SD小説新人賞大賞ということで巻末には受賞時タイトルも載ってた。うさパン! だった。
4文字タイトルだったら多分買ってない気がするなあ。
ラノベる→平和さんのニコ生→店頭BUNBUNマジックである。

ニーナは7歳の時に身売りに出され拾われた先の戦車部隊でも酷使され、2回目の逃亡中に盗みなども何回か働いた。結婚式の料理を盗み食べている最中に女ばかりの私立戦車部隊「首なしラビッツ」に再度拾われ迎えられる。

「女だらけ」ですがいちゃいちゃしてるほうの女だらけです。百合百合です。
戦争が残した災厄”野良戦車”に襲われる人々という悲観的な世界とは対照的にとてものどかです。

ドロシーかっけー!

この世界の魔法は魔法板を噛んで発現させるので、発動中は意思疎通に制限が相当あるんだろうなあと思います。作中ではその辺何故かクリアしてますが瑣末なことです。

「ニーナ、君は信じるんだ。ひたすらに信じるんだ。疑いがあるなら、今はただ恐怖してくれてもいい。けれども、勝利の女神が私たちに微笑むことを私は予言するよ。見事に的中した時は、私立戦車隊ラビッツの実力を信じてもらいたいね!」

(P87)

ベン・トー 3 国産うなぎ弁当300円 (集英社スーパーダッシュ文庫)

ベン・トーの読むのによい時間はごはん終了後のひとときだと思うんです。
美味そうだ美味そうだと思っても実際にスーパーへダッシュしたり「食べる」に至りませんからね!
過剰摂取よくない。我が家最寄のスーパーのハーフプライスラベリングタイムは18時のところと20時のところがあります。

いやこの本が出版された当時、現実的にちょっともうどえらい感じで。6月7月8月とかひどい。なんかもう当時を思い起こしつつ、鳥羽藤雄とアッーに笑いながら読む。チキンラーメンが美味そうでした。
うなぎは美味いです。名古屋で食べたひつまぶしも超待ったけど美味かったです。

あと5/3オフのときに「駅地下のお惣菜屋さんで298円とかから598円ぐらいまでお弁当超いっぱい売ってるんですよ。特価品とか割引シールとか関係なく」とかって東京の人に言ってみると驚かれました。地方差!

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