カテゴリー「 鑑賞/観戦記録 」の記事

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ガンダムの主人公今度も女子だよ庵野秀明脚本とかいうてるよキャラデザ竹さんだよと、去年の12月に盛り上がりまして。
なんかおもろいらしいぞと見に行ったわたし(年がちょっと離れた兄がいるので、ガンダムは割と見てるしスパロボはそんなやってないけどガチャポン戦士はめっちゃやった)、映画始まって3秒で様子がおかしいことに気が付く。なんかジオンいうたジオンいうた。いや映像も音楽もセリフもめっちゃ寄せてるやん!!!!
年齢一桁のわたしと現代のわたしがセット売りでワクワクしてやばかった。あれが始まったら毎週できたらリアタイしたいし、また劇場版があるなら見に行きたい。米津玄師の音楽流れるタイミングもまじかっこよかったし歌詞がまたうわぁっていう感じだった。

グランメゾンが何故か完売の本日、ガンダムがめっちゃ贔屓されてるうちのイオンシネマではウルティラの広いスクリーンががっつり確保されていてガンダム知ってますか? って思うぐらいの推定20代カップルがいて明らかに60代の人がいてさすがガンダムだった。

実写の方である。はたらく細胞は1巻の2話目ぐらいまでと、アニメの3話ぐらいまでの知識で見た。
佐藤健が良いのはまあ当然として、Fukaseが良すぎるのは想定外だった。あのFukaseは良いFukase。
佐藤健が演じているのは白血球で、全身真っ白、顔も白塗りで片目が見えないちょっと昔の米津玄師や鬼太郎みたいな髪型である。
体内パートだけではなく宿主パートもあって、DJ KOOの有効活用シーンが大変笑った。全体的に「健康って大事やな……」「煙草はあかん」「血管が詰まるってこういうことか」ていうのが視覚的によくわかった。

すますいのシャチあんなに水かけてた時代あったんか。先月行ったときは静かな着水で物足りんかった。

好きなシーンは死のオーロラ1が輝く中、希望を探して荒廃した土地を歩く赤血球。星の大地3巻のラストが実写化されたみたいだった。
死に瀕した体が、治療と細胞のはたらきでなんとか生きながらえたシーンは「わたしは生きているし生かされている」という食物が連なる世界(Sound Horizon)の歌詞を思い出した。

前半コミカルで、後半はハードで、若干苦手。あの、茶化すつもりはないんだけど、わたしは10代の子が「昨日まで元気だったのに」みたいな感じで厄介な病気でしたっていう展開があまり好きではない。特にそれが実写ならなおさら。
でもまあ治ったからよかった。

  1. 放射線治療中 []

10か月ぶり2回目で妖怪ムビチケ配りが出たので割と期待値高めで行きましたが面白かったなー。
なんせNHKが誇るご長寿アニメ。かつて17:30から18:50まで教育テレビ(Eテレではない)を平日ずっと見ていたので当然見ているけど、わたしの勇気100%は光GENJI SUPER5の時代でかなり久しぶりに見た。

今は知らんけどわたしが知っている忍たま乱太郎は10分アニメ、名前のセンスが独特、忍術学園の1年生中心のドラえもんみたいな日常系である。それが劇場版である。久しぶりに見たら10分アニメでは描かれない、目隠しされてるカーテンの向こう側の世界っていう感じ。学園長先生そんな名のある忍者だったなんて初めて知ったよ。
大人目線の忍術学園は初めて見たし、土井先生が戦ってるところは初めて見たし、上級生もそんなに見る機会はなかったし、利吉さんが忍びの仕事をしてるところもたぶん初めて見た。すごいなと思ったのはアクションがすごい。すごくすごい。
アクションもすごいし、先生に会いたい一心で「庇護される年齢の子ども」が頑張るところにぐっとくるのは加齢ゆえですかねー。まあわたしは疑似家族がもともとすごく好きなので。

わたしが行った回は日曜朝1の8:30〜の回。下から数えて何番目の小さいスクリーンだったけどほぼほぼ満席。
かなり年上の夫婦とか、子連れのお母さんとか、明らかに未就学児の声が聞こえたり、幅広い世代を感じた。

どうやって行ったかとかなんかそういう話はこっちで書いた。
阪神タイガース秋季キャンプに行ってきた!(行き方とか球場内のこととか備忘録) | colorful

最初11/2-11/3で行こうと思ってたけど気が付いた時にはもう遅くてホテル取れんかってじゃあもう11/3-4で行こうと思ってた。
ふたを開けてみたら11/2は驚愕の超絶大雨で3日は紅白戦もあって快晴で結果オーライ。
ちなみに3日は6000人来ていたらしい。

初めて乗ったごめんなはり線は車内がブラインドじゃなくてカーテンだった。基本ワンマンぽいけど「新快速」という概念がある。どこの駅も海抜15メートルとか16メートルとかの看板が出ていて、どんだけ高いところに駅を作ってるんだと思ったら線路のすぐそばを防波堤なしで波が見えて津波が来たらこの立地やばいよなあそらそんな海抜の駅が生まれるはずだと思った。
窓際に貼りついてたら多分動画撮っただろうなと思うぐらい綺麗だった。動画撮ってる人がいてそんな間近に海があることに気が付いた。

球場前駅を降りたら本当に駅の前がすでに球場で、西武ドームみたいな立地だった。違うところは鬼のような勾配の坂。
メイングラウンド↑ サブグラウンド→ ブルペン見学→という看板があり、急勾配の坂に沿うように露店が出ていた。露店といってもなんか、地元の方がされているような、そんな感じだった。突然の野良のタイガースショップもあった。

球場はなんか受付とかなんかそういうのもなく、フラーッと入れて、でも違うのは場所取りをしているタオル、みっしり入っている人、隣近所に座っている人に「この辺どなたか取られてますか?」と聞きながら歩く。
1塁横は日陰になって過ごしやすそうだけど、帰りかけの人が立ち止まって見そうだから視界が邪魔されてそれはそれで鬱陶しそうかもと思った。3塁はブルペンが近くてイトマサもおよよもサトレンも見られてとてもよかった。

わたしの後ろに座っている2人組(顔は見てないけど阪神はチョットワカルぐらいの女性と、確実に60は超えているだろう浜村淳をもっと穏やかにした感じの男性)の話が聞こえてきていて、このお父さんのほうのはなしがとても面白かった。
声しか聴いてないけどお父さんは野球と阪神の知識がとても豊富で、キャンプに来ているメンバーの来歴をよく把握されており(右京は智弁和歌山出身で甲子園ですごかったとか、門別は〇年のドラ2かドラ3で、すごいピッチャーとか)、あそこに○○がおる背番号○○の、とか木浪はキャンプ来てない、小幡とか山田とか出てきてるからこの後どこまでできるかとか、ブルペンで投げるイトマサを見てめっちゃええ球投げるやん。打席立ちたいわーいうてた。

双眼鏡でちらちら見、背番号を検索したり、熊谷動いてるところ初めて見たとテンション上がったり(写真はよく見ていた)していた。紅白戦は13時30分開始とスポーツ新聞のサイトで見ていたけど13時スタートで、選手は12時20分ぐらいにもう出てきていた。運動会スタイルで入ってきた選手群に対して、サトテルはただひとり「テルーーー!」って歓声を浴びていた。さすがスター。ファンサ目的かタオルを掲げながら「もんちゃん」とか「まさしさん」と声をかける女性はそれなりに見たが、サトテルは小さい子からも「てるーーー」と呼ばれていた。ちなみに同じ子は中野のことは「なかのせんしゅーー」っていってたし、隣に一瞬いた女児のお気に入りは小幡とノイジーだった。

途中でキャーーーという声と拍手が聞こえて何事かと思ったらどうも鳥谷が来ていたらしい。ロープで囲われた「球団関係者席」に座っていた写真をTwitterで見た。

紅白戦は全然点はいらんかった。豊田はまあまあ打ってた。でも点は入らず、さすが2024年の阪神の野手と投手だった。

紅白戦は6回で終わったので、ここはもう何もないかなあと移動。ブルペンなんかやってるかなあと思ったらここは「○○選手サインください!」会場になっており、ひとり背が高くて細身の選手がサトテルに間違われて「佐藤選手サインください」と言われて逃げるように去っていった。一瞬のことでサングラスをしていたので誰かは分からなかった。

サブグラウンドでは熊谷と戸井が守備練習をしていて、その前でバズーカを持っている若そうな女性がめっちゃ撮影していた。楽しそうでいいなあと思った。わたしも来年1眼レフ持って行きたいとかいうかもしれないからとりあえずiPhone16のカメラと仲良くしたいしレンティオで借りられるのも確認した。

初期はあんまり見るつもりなかったんだけど、友達が特典欲しい……実家クエストが……って悲しそうにしてたので帰りに見に行ったろうかーというて朝1で見てきました。
これで君も喪主だ! 密着相続ドキュメント2023-2024でも書いたんですけど、ゲ謎自体は母の葬儀の割とすぐあと、現実逃避目的で見たのでまともな精神状態で映画館でようやく見られました。

血の色が鮮やかで、このシーンは見覚えがないなと思ったシーンもちらほらあって、音が綺麗に聞こえてきて、丁寧に手が入れられてるなあと思った。ゲ謎自体は映画で1回、アマプラで1回見ているのでこれで3回目ぐらいです。

友達も今日見に行けたらしいけどパンフはもう売り切れてたそうなので、いいことをしました(物販どうする? 旦那さんの目が気になるんだったらこっちで買うよ、という話をしていた)
すごく善行を積んでるようなことを書いてますが、わたしはこの友達に対してゲ謎的にぼこぼこにすることについて、11月12月は死別ショックの逃げ場として、ここ数か月はライフワークとしているので。友達も喜んでいるのでwin-winです。

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びっくりするぐらい面白かった。
最初はラストマイルを見に行った時の予告だったと思う。人が消えるマンションみたいな内容で、明らかにわたしが好きそうな映画でこれは見ようと思ったんですよ。主演高橋文哉で、最近はパーソナリティやってるところしか見ないのでたまには俳優やってるところを見ようと。

緊急事態宣言を過ぎて運送屋に転職した丸子(高橋文哉)はそんなに出来はいいほうではない。どちらかというと「また苦情きてるわ。頼むよー」ってどやされる方。丸子の同僚の荒川(田中圭)は「小説家になろう」に小説を投稿している、兄貴タイプ。自分の小説を読んでくれ、そしてここに感想を書いてくれという荒川の頼みを言われるがままに読んで、いや微妙やんと思いつつ、スクロールして目に入ったのがコミヤチヒロの小説だった。その小説は丸子の心の支えになり、高頻度で更新されるその小説に対して丸子は熱心に感想を送った。
2週間前から丸子の担当になったマンションは癖のある住人が多く、その中で推し作家「コミヤチヒロ」と同姓同名の人物あての人物に荷物を届けることになり、丸子はたまたま見えてしまった部屋のパソコンに小説家になろうのトップページが表示されていることを見た。

この丸子が担当になったマンションというのが「人が消える」といううわさがあって、ところどころホラーっぽいシーンがあって、「あれっミステリと思ったらホラー」→「えっその方向なん?」→「思ってたんと違う。見たん損した」→「まあこれはこれで」→「えっ」→「あっこれはすごい」→「えっ」→「待って」→「いや待ていうとるやん」→「待ていうとるん聞こえんかったんか!!」→「ほんま待て!!!!」

っていう感じで、いらんネタバレを踏む前に、こんなエントリを読む前に今すぐ映画館に走れ! 走れ!(CVオールナイトニッポンの山田裕貴)ていう感じ。
わたし今年のベスト映画はラストマイル一択やと思ってたけど、これはほんま最高だったわ。
染谷将太が死ぬほどキモくて最高だった。キモいが誉め言葉になるのが理解できない人はきっといると思うんですけど、ほんまよかったんですよあのきもさが。スタッフロールで中村倫也を確認してまたお前か! ってなった。

ネタバレありの感想は以下で、パスワードでロックかけているのでうっかり踏んだところで危険はありませんのでご安心ください。

あの人が消えた(ネタバレあり)(パスワードは「本を落とした人の苗字」です。) | colorful

6ミタ無料鑑賞券があるので、なんか映画を見ようと思って映画館に行って「スオミの話をしよう」をみた。

草野と小磯はある邸宅に呼び出された。この家には売れっ子の詩人とその妻が住んでいる。妻スオミが昨晩から帰らないとのことで、事件にはしたくないが警察をということで草野とその部下が呼び出された。行方不明の妻、スオミと草野は元夫婦。
スオミは4人の元夫と現夫がいる。別れた4人の夫はみな変わらずスオミに並々ならぬ愛を抱いているが、彼らが語るスオミはどれも同一人物とは思えない。
映画を見ているというよりは舞台を見ているような錯覚を覚えるシーンが多かった。
「大豆田とわこと3人の元夫」のようなガチャガチャ感あり、三浦しをん「私が語り始めた彼は」のような謎の女スオミ感もよかった。でもコメディ要素が強く、だいぶふざけている。あんまりこう、ミステリ要素とか謎の女、とかそういう感じではなかった。長澤まさみがあまりにも芸達者である。コメディ要素だけど、場内は時々爆笑に包まれていたけど、わたしはあんまり笑いのセンスが合わなかった。みんなが笑ってるところでなるほどってなってるのつらい。でもフィナーレは良かった。長澤まさみの芸達者ぶりとおじさんたちの一生懸命感と不慣れ感がよかった。

現代に「あなただけ見つめてる」を持ってくるとこういう感じになるんだろうか。

すごく面白かった。
トレーラー以外の情報は受け取ることなくこの映画を見ることができてよかった。まずが何がよかったって、劇伴の扱いがすごくよかった。神がかってるを超えて悪魔的だったね。すごく狭い界隈にしか伝わらない例えをしますけど「身を焦がす不屈の競技者」に突然「星屑の革紐」のメロディが混ざってきたみたいな。分かるやつにだけめっちゃわかる猛毒的な。

舞台刀剣乱舞虚伝の前日譚、へし切長谷部が近侍だったころの話。

なんかこう、「刀剣乱舞で学ぶ大長編歴史まんが」感あった。伊達組がいい仕事をしていたしちゃんと軍議があったところもポイント高い。燭台切が首桶に入って偵察行動をしているところがバカ受けだった。
へし切から三日月に近侍が引き継がれ、不動が顕現したところで終わるのがよい。ちゃんと廻1話につながっている。

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