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2014年05月06日

嶺二で『よくもそんな恥ずかしい台詞を』

「アイアイは本当に変わったよね。後輩くんたちの影響かな」
嶺二は机に肘をついて目尻を下げて藍を眺める。
「熱血藍先輩、クールな美風藍はどこに行ったのさ」
「ボクだって変わることができるっていう有意義な実証材料だよ」
「なっつんにも見せてあげたいよ。帰省なんて……あ、」
「ふぅん」

カレーパンまん

「トキヤはカレーパンマンだったらよかったのにね。そしたら俺いつでもどこでもトキヤのカレー食えるのに」
「あなた馬鹿ですか」
「アンパンマンのあの古い頭ってどうなるのかな。昔は何とも思わなかったけどすげえ不思議。トキヤんちの子育て手伝わないなら俺アンパンマンとか見る機会なかったかも」

四ノ宮那月で『生き方は似ているのです』

手元の楽譜に目を落とす。いつもなら音符が踊って見えるのに今日は皆どこかへ隠れてしまっている。
「朝起きてごはんを食べて音楽を作ってピヨちゃんたちを日向ぼっこさせて」
楽譜で顔を大方隠しながら目だけ向かいを見る。
「でもここには翔ちゃんがいないから似ている生活でも全然違う。寂しかった」

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