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2014年04月25日

レンで『好きなのにね』

おチビちゃん聞いてよイッチーが写真を撮らせてくれないよ」
レンは鏡に向かう翔の背中に向かって話しかける。
「また変なところで撮ろうとしたんじゃねえの? そういうのは大体お前が悪い」
「つれないなあ。オレはおチビちゃんもイッチーのことも好きなのにね」
「気持ちの悪い話はやめてください」


嶺二で『こんなにも愛されている』

美味しいごはんと家族と電気のついたおうちは「こんなにもぼくのことを愛してくれる人がいる」と分かってしみじみありがたいと一緒に酒を飲んだときに呟いていた。携帯電話を見ながら悲しそうにしていたあの男は幸せを掴んで夜の街から消えてしまった。もう代わりのもので間に合わせる必要はないのだ。

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