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Tag: トキヤ

1/19のトキヤがすごい勢いで鈍器振りかざして殴りにきたので。

 今日も無事に幕が下りた。雪が降りそうなぐらい寒い日だったのにお客さんがいっぱい来てくれてて嬉しい。それよりも気になったのは今日はマサの声がいつもより通ってる気がしたことだ。幕が上がるまでは帰ってくるなんて行って、資料を持ってトキヤのところに行ってなかなか帰ってこなかったし。帰る準備を整えて鞄をもって出ようとしたらノックする音がして続いてれいちゃんが顔を出した。
「おとや~ん、今晩ヒマ?」
「え、うん。もう帰ってテレビでも見て寝るだけだけどどうしたの?」
「それがさあ、聞いて驚くことなかれ! トッキーがご飯に誘ってくれたんだよ!」
「えっ」
 思わず時計を見たけと間違いなく21時を過ぎていた。トキヤがこの時間にごはんを食べに行こうなんていうなんて。クリスマスの時だって一部は俺のお皿に帰って来たのに。
「おとやんも空いてたら一緒に言ってたから先にぼくちんが誘いに来たんだー」
「トキヤは? ていうかれいちゃん何食べてんの」
「休憩スペースで誰か知り合いと話し込んでてね、前通りかかったら呼び止められてさ。あ、その話してた人なんだけど目元がトッキーに似てたからもしかしたらお父さんだったりするのかな。翔たんとこもこの前お父さん来てたみたいだし?」
 言いながられいちゃんは青いラベルのついた透明なパッケージを差し出してきた。5cmぐらいの入れ物に飴がいっぱい入っている。
「おとやんはまだ舌がお子様だからな~この飴の美味しさが分かるかな~」
「あっこれ最近トキヤが流行らせてるってやつ?」
にやにや見てくるれいちゃんを見ながらひとつ口に入れてみる。すごい独特の味がする。ミントのガムよりもっと口の中がひんやりする。
「うえっ薬みたい。口の中がすーすーする」
「あーおとやんはやっぱりおとやんだなー。ハチミツ入ってるからそのうち甘くなるよ」
「トキヤってこんなのいつもなめてるの。でもトキヤの愛用品だし喉にはよさそう」
 楽屋の電気を消して歩きながらtwitterのアプリを開いて感想を書く。ついでに今日のみんなのツイートをさかのぼる。マサは7並べをしてて遅かったみたいだ。マサもこの飴食べたのかな。美味しかったのかなと思いながら遠くのほうで「おじさん」というぐらいの年齢の人と別れるトキヤを見かけた。
 こちらへ向かってくる「おじさん」とすれ違い様に顔を見たけどれいちゃんの言うとおり確かにトキヤと顔が似ていた。これがあの夜トキヤが喋っていたトキヤのお父さんなんだな。
「れいちゃんはここで待ってて。俺トキヤのとこ行ってくる」
トキヤが角を曲がったのを見てから俺は廊下をダッシュした。
「トーキヤ!」
後ろから走っていってトキヤの背中に勢いよくどんとぶつかる。トキヤは2,3歩ふらついてからこちらを振り返ってくる。
「何をするんですか危ない人ですね」
口では文句を言いながらいつになく嬉しそうで満足げな顔をしている。肩越しにトキヤの手に持った博多の住所が書かれた紙袋の中を覗き見る。中には本とか包装された袋とか色々入っていた。
「なんですかへらへらして気持ち悪い」
「トキヤがごはんなんて珍しいなって思って」
「外食はしませんよ……父が来ていまして、鍋のセットをもらいました。ひとりでは食べられませんから。父からも先輩の方やお友達と食べなさいと言ってまして」
「お友達」
「そこあえて復唱するところですか?」
口が滑ったのか妙に早口で言い返してくるトキヤが面白くて笑ってしまった。
「トキヤのごはん久しぶりだなー。駐車場のれいちゃんの車で待ってるから早くして!」
「わかりました」
 トキヤの声すごいはずんでる。嬉しかったんだろうな。今日の日記はこのトキヤとごはんのことについて書こう。

MP3プレイヤー、イヤホン、こわす

インターホンを押しても帰る声はない。電話に出る気配もない。寝ているのであれば良いが中で倒れてはいないだろうか。試しにドアノブを捻ってみるとそのまま開いた。いくら事務所寮といえど余りにも無用心だ。入ってすぐの所で液晶部分が割れて止まっているMP3プレイヤーとイヤホンが転がっていた。

かばー、やすい、みなおす

ついに音也が倒れたらしい。場所は事務所だったらしいが誰もいない自宅や現場ではなかった分よいのだろう。今日の生放送は翔が代役に入るようだった。トキヤは病人食とカレーの材料を携えて音也の部屋のインターホンを鳴らした。この程度の手間で音也の食生活と健康を見直せるなら安いものだろう。

ねむい、あかい、きらきら

トキヤのドラマ見たいんだけどトキヤんちのほうがテレビでかいからとまた音也がやってきた。そしてまた30分もしないうちに赤い頭が揺れ始めた。顔には疲労の色が強く浮かんでいる。自宅では眠れないのだろうか。
「トキヤはこんなにもきらきらしてるのにな」
と呟いていたことが気にかかる。

カレー、宅急便、雑誌

今日も音也がうちにいる。
「トキヤおかえり~。遅かったねえ宅急便届いてたから机の上においたよ」
目の前の音也は出会った頃とちっとも変わらない姿で笑いかけてくる。無邪気にカレー作ってなどと言ってくる。これは何の罰なのか。音也は私の代わりに雑誌の取材に行って死んだ。もう10年前のことだ。

W1のカウントダウンライブ

「201x年の締めくくりを過ごす相手として私たちを選んでいただきありがとうございますW1一ノ瀬トキヤです」
「今日のためにトキヤといろんなこと考えてきたからねー! W1一十木音也でーすみんな楽しんでいってね!」
黄色い歓声と熱量がステージに向けられる。今年最後の祭の始まりだ。

トキ 音也衛門 おっとき

私があの男に会ったのは任務で舞踏会に侵入した時のことです。東の大国からの客人をもてなす場での護衛についたということでした。妙に人懐っこい犬のような男でした。あの男のペースに乗せられて気を許してしまったせいで初めて敗走の苦い味を知りました。ごめんねというあの声が耳から離れません。


肉、魚、野菜

「何だトキヤお前そんだけしか食わねえのか」
「時間も時間ですから」
「あれだけ動いてサラダだけは無茶だよイッチー。刺身ぐらいは食べるといいよ」
「レン、人の皿に勝手に入れないでください」
「ハムぐらい食え」
「黒崎さん!?」
「寒天程度ならカロリーを気にしなくてもよかろう」
「カミュさんまで」

*JT初演日

寝落ち 侵入 カレー

「舞台がんばってね!チーム忍者で見に行くから」
「……構いませんが気が散るので楽屋には来ないでください」
「えー」
「それから前みたいに寝落ちして体調崩さないように。公演前に風邪なんてプロ失格ですよ」
「じゃ舞台終わったらトキヤのカレー食べたい」
「テスト後の子どもですか。まあ構いませんよ」

運、遅刻、ピンポイント

あの日は狙いすましたように運に見放されていました。社長は倒れて、大雨で渋滞して携帯の電源も落ちて連絡手段もなくなって練習には大遅刻して秘密にしていたHAYATOのこともバレてしまって。でもあんなことがあったからこそ「皆と一緒に歌いたい」ということを素直に認められたんだと思います。

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