王都レーギス・トラマンテ通り、細い路地に隠れるようにある防具屋「シャイニーテラス」。
そこの女主人であるソラは客に3つのルールを課している。
ひとつめ、レーギスの住人であり、帰ってくる場所もレーギスだと決めていること
ふたつめ、生きて帰る為に最大限の努力をすること
みっつめ、帰ってきたらソラに旅の話をすること
で、話のメインはこの「あっちこっちへ出かける傭兵などがレーギスへ帰ってからのソラへの話」
物語の形態が独白だったり話を聞かせるところとか、連作短編だったりするところで湊かなえの「告白」を思い出す。ただし方向としては告白とはまったくの正反対、「善意」とか「人とのつながり」とかの心温まるちょっとええ話系。
シリーズ開始前は3冊完の予定だったけどもうちょっと続けられることになりました1ということらしい。3巻のあの終わりそうなムードはそれか。段々面白くなっているなあ。
そんな感じに第2部スタートな趣。フリーデルはツンデレだよね。
それはさておき今回のメインはセシア兄! シスコン兄! この兄はいい兄。
上に兄がいますが兄萌えは割とします。「こんなお兄ちゃんがほしい」とはさらさら思っていない、可愛がる/可愛がられる対象として自分を置いていないゆえの萌え。ひとことでいうなら「それはそれ、これはこれ」
何より漫才ちっくだったセシアとラゼリオンの仲が地味に進展しているのが驚きだ。
ていうかP231の最後ら辺な。ビズログさんまじパねえっす! っておもった。
- あとがきより [↩]
本日がんばってメイン会場まで行きました。
やっぱり日本は細長いなあと思うことにはもう悠々とフルメタを読み終わっている人が続々といる中、まだこちらでは富士見は発売されておりません。読み間違えた1と思いつついやまだ読むものいっぱいあるんじゃんと思うこの頃です。いやわたしフルメタは踊るベリーメリー以降読んでないのでまずはそこからなのですが冴木忍……。
コンビニの商店街側に貼ってあった。びびる。
以前はデュラララ+バカテス その次はなんだっけ忘れたけど特設平台っぽいあの台の今が面白かった。
左に漫画の描き方指南書とか背景とか その上に原稿用紙 その右にバクマン既刊全巻。
忘れないうちにうみねこを予約しました。明日はシュタゲのうちわが配られるようです?
といってもわたしシュタゲTLで一世を風靡した失敗した(ryぐらいしか知らんのですが。
そして本日ブルーインパルスの予行飛行……! ちなみにメイン会場までは行ってません。
開始前。子供連れが多かったです。カメラの人もそこそこいた。
ブルーインパルスまじ格好良かったです。超はしゃいだ。なにあれちょうかっこいい。
超至近距離を飛んでいった。
頭上すぐのところを飛んでいったので、うっかり塩の街(電撃文庫版)の舞台に飛び込んだような気分に……。
写真撮れたのはこれぐらい。近くに寄ったときはキャーキャーいってました。
写真の雲行きから分かるようにこのあとスコールのごとき土砂降り。私は傘を持っていたので幸い逃げなくてもよかったですが足元は超濡れました。
明日も見ます。
晴れと雨の境界線。このあとどしゃぶりに。
- bk1でぽちぽちすればよかった。 [↩]
よく見るブログのようにエントリの中に混ぜてもよいのですが、多分即埋もれてしまうので拍手レスを別に設けることにしました。→拍手レス
ボニーは両親が亡くなるとほぼ同時期に王命で「ロランの乙女修道会」に放り込まれることとなる。
修道院ではほぼ監禁状態であったが父の遺作、軍船メレアグリナ号の進水式のため1ヶ月ぶりに故郷へ戻ることになった。進水式の場でボニーは両親を殺したとされる海賊ファド・ディアス一行に遭遇する。
濡れ衣だと主張するファド、ボニーは真実を求めてファド一行に同行することを決めた。
ビズログの新人賞受賞作品。色々とすごい。
そろそろビズログはビズログさんまじパねえっす! とか言われてもいいんじゃないだろうか。
そんな序盤からイヤボーンである。パンチラならぬドロ1チラである。いやモロだけど。
ほんのりBAD×BUDDYを思い出した……(ドロワーズ的に
海はいい。海賊はロマンだ。老海賊はまじときめく。
ナイフ口にくわえてマストを駆け上がるヒロインってなにそれかっこいい。
ラスト付近力ガ欲シイカ?のあとのボニーはFF6のトランスティナっぽいよね。あとボニパンという響きはゴマパン2を思い出す。
「幸運はいつだって前向きな人間に味方する。運ってのは、その場にいる面子、気概、ものの配置、天候、気温、風の向き、自然の摂理……ほかにもいろいろ、無数の条件が奇跡的に揃わないと起きない一瞬のことだろ。ところがこの船にはこんだけ多くの前向きな奴が集まってるんだ。そういう人間が乗った船は、誰かがいい風を呼び込めば、絶対に沈んだりしないのさ」
(P76)
とても美しい少女がいた。彼女を見た男は皆狂ってしまう。
彼女は幼い頃から男の欲望と暴力にさらされていた。幼稚園の昼寝時間には隣で寝ていた男児から。家ではお風呂に一緒に入る父親から。学校では教師から、クラスメイトから。成長してもずっと続く。
出口はない。
もうマジグロいの領域です。殴る蹴るだけで済むならどれだけ救われるものか。
死んだほうがマシというのはこういうことをいうのだろうなあ。何よりもウワァアアアアと思ったのは使用済みナプキン(数日経過)が現れたときのことです。あれはまさしくドン引きというにふさわしい。
ものすごいんだけど、えぐさ半端ないので人には薦められないし読む人も多分すごく選びそうな……。
うっかり「TOY JOY POP」(浅井ラボ)を初めて読んだ時をおもいだす。
これに比べればあれはまだ可愛いものだ。
ちょっと前、非少女小説読みによる少女小説TLが発生することがあり
まろん @maronu |
少女小説でオススメはブラックシープとバイレとはなひらくとレッドアドミラルと金星特急だよ! 糖分が足りないのなら身代わり伯爵を読めばいいじゃない(マリー(2010-07-09 23:24:32) | link |
ということを言ってたのですがもうちょっと詳しい紹介などを……。
糖分が足りないなら身代わり伯爵を読めばいいじゃないから分かるように「恋愛がメインではない」作品に焦点を絞っています。
ほぼ新しい作品寄りで、冊数でいうと一番多く出ているので2冊です。
対象としては主に「ラノベは読むけど少女小説はほとんど読みません(男女問わず)」っていう人ってところで。