本日嵐の前の静けさ。
数ヶ月ぶりじゃないのかと思う手持ち無沙汰感が微妙にあった。

最近曇りが超多い。太陽をあまり拝んでない気がするなあ。暗くなるのが超早い。
月曜が雨でそれからザ・冬型配置で寒くなるって片平さんがいってた。

でるたんまじ大手。

「そして私は一人になった」(山本文緒)を再読していた。
移動時間がとても短いので通勤中の読書は小説だとちょっと難ありなのでエッセイが多いこの頃。
角川文庫・新潮文庫辺りの日記本は目に優しい。だらしな日記は23文字×20行×2段なのである。文庫なのに。

今はわりと仕事もうまくいっていて、この調子で頑張っていこうというところで、すごく真剣に悩んでいることもなく、家族も私も健康で、そんなに多くないけれど、親しい友人もいるし、楽しみにしていることもいっぱいある。
なのに、夜眠る前に部屋の電気を消した時襲ってくる心細さはなんだろう。
このままずっと一人きりなのかもしれないと漠然と不安になる。

(P109ーP110)

紺碧のリアーナ フロレンティアの花嫁 (コバルト文庫)

15世紀イタリア。メディチ家と反メディチ家による陰謀とか陰謀とか友情っぽいのとか変人とかそんな感じ。

「サブタイトルは花嫁か。表紙のこのふたりが最終的に結婚するんだな!」という発想で読むと多分つまんねえええと思うことになると思うので要注意。あとがき曰く「立場の象徴として(花嫁を)付け加えた」とあるけど正直何の象徴で花嫁なのか1よく分からなかった。

10年前謎の大火事で家族を失ったリアーナは、世間的に死んだと思われている由緒ある名門アドルファーティ家の生き残りである。過去を忘れて生きることもできず、適当な相手と結婚することもできず、先は尼僧となって生きるしかないかと思った矢先に転機が訪れる。

「アドルファーティ家襲撃の真相」とか「父の仕事」とか「リアーナの今後」とかが主なところです。

あとがきまで読んで気がついたんですが、これ「始まりの日は空に落ちる」の方だったんですね。
「先読みができる」「空に落ちる人を見た」って何その赤朽葉万葉さんって思ったのはよく覚えてます。
これの選考結果が載っていたのが、宮木あや子の「砂子のなかより青き草」が始まる回でちょっとだけ読んだんだ。今までそんな選評とか読んだことないんだけどあの年はなんか強烈でこえーと思ったのはおぼえてるなあ。
colorful | 本屋徘徊のキロク

  1. 間を取り持つ的な意味で? 花嫁である意味なくねー? と思ったのでこの線は微妙だと思う []

今週はまだ2日目で月末に向けて気忙しい気配はあるけどそこそこまったりしている。
しかし昨日のが効いたのか妙に倦怠感がー。帰りにコンビニでケーキを買って帰る。

今日はとてもテレビを見た。
19時からBS朝日で相棒Season71を流し見つつしばらくして何気なくBS2にすると斉藤和義が出ていた。にこにこしながら見る。わたしギターとドラムが強い曲が好きなのではないだろうかという話。
21時から待望の相棒Season9である。なんか銃殺から始まった。初回2時間SPではないんだなあと思ったら次回に続いた。Season7は「亀がいない相棒に慣れるための話」Season8は「ミッチーに馴染むための話」だったので、ミッチーのいる相棒はもう慣れた。

朝から「講談社ラノベ文庫」創刊のニュースを見る。ちょー直球タイトル過ぎて「頭痛が痛い」みたいだなあと思った。講談社だし運タロ第3部だしてほしいなあとか思いました。


平和さんちでみた集英社SD文庫新人「二年四組 交換日記」がちょっと変わったパズル要素ありらしい がちょっと気になっているので買おうかなあと思っている。
エントリを見て連想したのは初恋素描帳白い花の舞い散る時間、終了した某PBWであるD、あとコナンでもあだ名をつけた日記の回で、この記述にある○○は誰だのことだ! ていう回があったなーとか。


はなうたうと同時期発売のアイリス11月新刊の「外道王子」の試し読みがあることをtwitterで知る。

一迅社WEB|一迅社文庫アイリス
外道王子_サンプル版(エンターテイメント) - iPadZine(電子書籍)
公式がやっているのではなくて、作者が出版社公認でフォロワー限定2でやっているとかで、ちょっと読んでみる。
冒頭だけしか読めないんだけど、「え、これアイリスなの?」っていうファーストコンタクト。アイリスっていうかスニーカーっぽい3気がする。具体的にそう思った理由を述べよといわれても冒頭だけしか読めないから「感覚的に」とか「なんとなく」以外の言語化無理なんだけど、なんか気になる。
アイリスは今月「おにもも!」なるかっ飛んだあらすじの4文字タイトルが出てたりしてなかなかすごいです。

  1. ヅカ回だった []
  2. 先方にフォローされる必要はない。 []
  3. スニーカー・電撃・富士見を脳内で並べて考えたがスニーカー>富士見>電撃になった。某キャラにヴィクトリカとランランを連想した。 []

〈運び屋〉リアン&クリス 永遠なんか知らない (新書館ウィングス文庫)

近未来よいバディもの2巻にしてシリーズ終了。

帯にある「預かったのは、禁断のイキモノ。しかもそれが巫女姫」巫女姫、それ単独なら少女小説的になんら不思議ではない単語ではあるけどまさかのカルト教団により生物兵器化された赤ん坊。すげえ!

「永遠なんか知らない」は後に行けばいくほどじわーっとするいいはなしだなー。すごくいいはなしなんだ。
徐々に人間味を覚えていくクリスの行く道がよければいい。
読了後しばらくしてもしんみりとして寂しくて切ない感じがずっと続いた。

毎週恒例の会議的なもの。今日は通常より30分ほど伸びる。恒例行事も来月頭には終わる!

しらすごはんが急に食べたくなったので帰りにスーパーに寄って半生っぽいかまあげを買って帰る。
ごはんの上にがばっとかける。しょうゆをちょっと入れる。がばばばーと混ぜる。美味い。

「フリーター、家を買う」ドラマ版が今日から始まったのでちらっと見る。
1回目から既に心が痛い。いや原作も1話から心を折られる展開だったけど、視覚聴覚共にあるというのはやばい。
ニノがまじ誠治なんですがまじ誠治なので心が痛い。冒頭から3回もお祈りされた!
原作既読者的にこの先の展開を知っているので1はらはらしすぎて2先を見ていられないので15分で終了する。
明日から相棒がはじまるのでそれが楽しみです。

ドラマはあとてっぱんをみているのですがあれのダンスを毎朝うずうずしながら見ている。
てっぱん始まった当初は叫んだり泣いたり自分探しとかが多くて「朝から見るにはやかましくて暑苦しい」と思っていたのですが尾道を出てからは面白くなってる感じがする。

  1. え、このキャラ早くこれ出てるんだ! というのはあるので多分内容は変わるんだと思いますが []
  2. お母さん的に []

アルビオンの夜の女王 -金色の闇と愛の密約- (B’s‐LOG文庫)

3冊完の予定だったけどもうちょっと続けられることになったらしくて、じゃこれからが第2部なのかと思った前巻。
いきなり完結となった今巻。ていうかクライマックス→次巻完結なのかと思えばまじでこれで終わりの模様。
予定にない完結だったのか元々あまり風呂敷たたまない終わり方をする人なのか、終わりの雰囲気がない。これなら3巻のほうがよっぽど完結っぽかったと思う。3巻とは逆に「外側は明らかに終わりなのに内面は終わりそうな気配がどこにもない」だった。

あとあらすじと登場人物紹介に物語のラストで明かされている五番目のフルネームが載っているのでうわぁ(゚д゚;)と思った。

ルーシャスとセシアの過去はこんな4ページ程度のネタではなくふつうに短編ぐらいで読みたかったです。
今までは巻を増すごとに面白かったのだけど、最終巻が一番微妙だったなあ。投げっぱなしジャーマン感あり。
執事の正体は精々チラ見えぐらいで明かされるべきではない派なのですが、話の筋に関わるとなったらまじチートだとしみじみ思った。某ルゥが自己主張しないキャラになるとこうなるのだなあと思った。

本日休日。
朝からATMをぐるぐるして半月ぐらい滞っていた貯金用の口座へ入れたり旅行とかの資金用の口座へ入れたり。
長らく放っていたPC周りの掃除とか本の整理とかsoundseaさんに本を送ったり茸に本を返却したりとか。
午前中は実に精力的に動きました。レターパックはなかなか出来る子でした。
今回送ったのは300ページぐらいのソフトカバーの単行本2冊で、単純に送料比較するなら書籍小包のほうが10円安いようですが、本2冊が入る封筒を確保するのが面倒だったので専用封筒を購入する形式のほうへ。旧書籍小包なら明後日着のところ明日午前には到着しているようです。

昼からはだらだら本を読む。

最近はビズログをがつがつと開拓しているような気がしないでもない。
読んでるシリーズがぱたぱたと終わりを迎えて1またしてもほぼ死神姫レーベルになるのでなー。

  1. 女神の娘の恋歌・アルビオン・来月の子守り魔王 []

死神姫の再婚 -五つの絆の幕間劇- (B’s‐LOG文庫)

短編集。
ティル視点とか愉快なライセン家とかオーデル家とかラグラドールとかの話が収録されている。
ジスカルド・エルティーナの短編がすごく可愛らしいな!
本編では悪役風なジスカルドがちゃんと王子様してる。

「あなたにありがとう」は「地の文に突っ込むセイグラム」的なものが見られて面白い。
ていうかセイグラムはティルになにをおしえたのか。

「今年の俺の誕生日がお前があれをやってくれ」とかいうカシュヴァーン様今巻も残念可愛い。
表紙のカシュヴァーン様ぱっと見隻腕っぽいなーとおもった。P203の挿絵がやばい。
カシュヴァーン様今回も「俺の妻は世界一可愛い」っぷりがパねえ。ワールドイズアリシアである。
暖炉の上の猫魔王を頼りに夢の中の王子様を読みきって、ちょっとイケメンヒーローっぷりを見せたかと思えば猫耳妻を妄想する程度の嫁馬鹿である。

「お詫びの印に、ノーラと比べると物足りないと思いますが、俺の胸でよかったら揉みますか」
「いいよ、そんな余計な気遣いはいいよ!!」

(P66)

久しぶりに図書館に行ってきた。
図書館のシステムが変わってWEB予約のシステムも変わったんですが、予約したい本詳細が新しい窓で開けなくなってそのへん不便。

昨日奇跡的に「今日は禁書&俺妹デー」ということを思い出して録画する。
そして見ようと思ってた建物探訪が何故かなかったので俺妹を見る。結局1話は見ずに終わった。
メルルとマスケラがぬるぬる動いてて感動する。そして原作は京介視点だから1回も思わなかったんだけど、「こんなできた兄がいるはずねえええ」と思った。京介まじいいやつ。

新聞に先週のマチアソビのレポートが載っている。花澤香菜イベント前の写真に我ら一行が映りこんでおる。
あっきんぐとさかなさんは微妙だけど私・こんこんさん・文車さんのあたりは確認できる。

一つは「アニメなんてまったく関心がない」というニュアンスだ。実際、パラソルショップに出店した商店主らの多くも、イベントで取り上げられている作品や声優については「まったく分からない」と苦笑していた。ただ、アニメについてはわからなくても、マチにあふれる大勢の若者は目の当たりにする。(略)アニメに限らず、マチで行われるさまざまなイベント。そのすべてに関心がなくても拒絶したり無視したりはしない。そんな暖かな雰囲気がマチに漂い始めた。

マチアソビは毎回行ってるけど私こっち寄りなんですよね。声優の知識は10年ぐらい前で止まってるし、今回来てた人も俺妹チーム以外は「名前だけは知ってる」「毎回来てる人だよね。どういうグループなのかはよく知らないけど」「今回初めてみた」そんなのばっかりです。
でも活気があるっていうのはいいことです。人がいっぱいいるなあって見るのが毎回の楽しみです。

明日は休みなので粛々と本を読む。

夜の虹 灰色の幽霊 (コバルト文庫)

オリガは父が姿を消した1週間後に「死者の死ぬ直前の行動が見える」という異能に目覚めた。

帯には「ネコ系女子とイヌ系男子の息もつかせぬロシアンミステリー」とかちょっとふわっとしたアオリがありますが、内容は少々硬めです。
エルツベルガー男爵がある日ナイフでめった刺しにされた後壁に磔にされるという謎の死を遂げる。
男爵は失踪したオリガの父の友人でつい先日屋敷に招待を受け、男爵の飼い犬の絵を描くという依頼を受けたばかりだった。容疑者として浮かんだのは男爵が身元引受人として学費も援助しているヤコフ・ネムツォフというユダヤ人である。男爵の死を巡りオリガは真相を探り始める。

アーサーが普通にいい人になってた。レオニードもいいひとだった。ヘルムートには今のところときめきしかない。
タチアーナの黒さがいい。

ユダヤ人差別とか帝政ロシア当時の陪審員裁判とか昏睡強盗とか謎が謎を呼ぶ展開がとてもときめきです。

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