火力、なべ、ゆたんぽ
- 2013/12/19 19:37
- Posted by minami_hato
- Category:お題 on twitter
- Tag:セシル
マサトにおいしいお茶の入れ方を教えてもらった。やかんでお湯を沸かします。とにかく熱い湯が必要。熱くないといい匂いがでない。ワタシは熱いのは苦手だけどこの匂いは素晴らしい。和の心、大事。余ったお湯は湯たんぽに使います。ナツキにもらったピヨちゃん。ぽかぽかしてぐっすり眠れます。
だいたいうたプリ2次創作コンテンツ
マサトにおいしいお茶の入れ方を教えてもらった。やかんでお湯を沸かします。とにかく熱い湯が必要。熱くないといい匂いがでない。ワタシは熱いのは苦手だけどこの匂いは素晴らしい。和の心、大事。余ったお湯は湯たんぽに使います。ナツキにもらったピヨちゃん。ぽかぽかしてぐっすり眠れます。
「何だトキヤお前そんだけしか食わねえのか」
「時間も時間ですから」
「あれだけ動いてサラダだけは無茶だよイッチー。刺身ぐらいは食べるといいよ」
「レン、人の皿に勝手に入れないでください」
「ハムぐらい食え」
「黒崎さん!?」
「寒天程度ならカロリーを気にしなくてもよかろう」
「カミュさんまで」
*JT初演日
「舞台がんばってね!チーム忍者で見に行くから」
「……構いませんが気が散るので楽屋には来ないでください」
「えー」
「それから前みたいに寝落ちして体調崩さないように。公演前に風邪なんてプロ失格ですよ」
「じゃ舞台終わったらトキヤのカレー食べたい」
「テスト後の子どもですか。まあ構いませんよ」
あの日は狙いすましたように運に見放されていました。社長は倒れて、大雨で渋滞して携帯の電源も落ちて連絡手段もなくなって練習には大遅刻して秘密にしていたHAYATOのこともバレてしまって。でもあんなことがあったからこそ「皆と一緒に歌いたい」ということを素直に認められたんだと思います。
ねえ翔ちゃんダンス得意でしょ? 見てて欲しいんですと、吐く息も白い早朝から那月に強請られてコーチ役をすることになった。
「お前さっきもそこ間違えてたぞ。ここライトひとり浴びるソロダンスだろ? 気をつけろよ」
稽古はじめより上手くなっていて癪だから口には出さないがさすが那月だと思う。
「ほら時々聞くでしょ開演後に気分が悪くなってスタッフにいったら階が違う関係者席に誘導してくれてゆっくり見られたって。レンが目の前通ったとか。わたしも間近でなっちゃんみたいなあ」
「そんな妄想話よりこのJTのチケットでどうにかしないと本命舞台見られないんだよあんた分かってる?」
「誰に入れた?」
「今度もトキヤ首位でしょ」
「なっちゃんがセンターとかちょっと考えにくいけど投票するならなっちゃん以外ないし」
第3回ST☆RISH選挙が行われている。これまで一ノ瀬トキヤが2冠だが今回は一十木音也が有力視されている。投票の模様は#スタ選出口調査タグで確認できる。
頭を乾かすのも程々に肩にタオルを引っ掛けたまま台本を前に座り込んだ。ベース1本で演ってきて舞台経験はないに等しいがやればできるものだ。今日の復習にペンを取っていると膝の上に通いの猫が乗ってきた。自分を湯たんぽ代わりにでも思っているのか。ゴロゴロ鳴る首元を触りながら台本に没入した。
早朝のバス停は人気も風が遮るものもなくて寒い。音也くんなら寒いけど晴れてて気持ちいいね!とか言うんだろうか。どうせなら自転車に乗った音也くんを見るとかそういう……なんて思っていたら本当に走っていった。本人じゃなくて舞台のポスターだけど。ていうかバスだけど。きらきらしてた。やばい。
急に冬が来た気がする。雨が降ったからたぶん明日はもっと温度が下がる。明日はセシルと一緒のロケだし、セシルは寒いと動かないから寝坊しないように「起きるんだよ」って電話したほうがいいかもしれない。明日必要なものを鞄に詰めながら今の自分が学園時代のトキヤのようでひどく懐かしく思えた。
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