今日は何とか切り抜けた。

ひたすら本を読む休暇が欲しい。
これを書きたいエントリネタばかりたまって死ぬ。

本屋大賞ノミネート作決定。
本屋大賞
既読は神様のカルテ2/キケン/ストーリー・セラー/ペンギン・ハイウェイ
これから読む本は謎解きはディナーの後で、読みたい本はふがいない僕は空を見た・叫びと祈り。

明日はシアターの2巻を買いに行きます。

シアター!〈2〉 (メディアワークス文庫)

竜が最後に帰る場所

エソラで連載されていたもの。
鸚鵡幻想曲だけは既読。
迷走のオルネラは読みながらすごく衝撃を受けてもうちょっと落ち着かないと寝れないぞ……とふらふらしていた。
夜行の冬は好き過ぎて死ぬ。錫に呼ばれて夜の街を歩く。知らない街にいつの間にか自分の家が用意されている。再び錫の音に呼ばれて外に出る。夜の街を歩く。
夜行様に案内され歩く人々の道行きは気楽な夜歩きではない。
元の家にはもう戻れない。次の夜にはもしかしたらもういないかもしれない。脱落したら喰われる。
こういう話には毎回コロっといってる気がする。草祭が好きな人は好きなんじゃないだろうか……どうだろうか。

ふと外の遠く離れたところに妙なざわめきを感じとり、活字から目を離して耳を澄ました。
シャランという鈴のような音と、雪を踏む音、少しくぐもったががやがやとした話し声。そうしたものが混ざり合った気配。
気のせいではなかった。
ああ、《夜行様》だと、思った。酔っ払いの集団ではない。音にそれとわかる独特の陰りがある。

(P105〜P106)

ばたばたした! しかし明日が死ぬ!
受付の人らが「エリザベスのすね毛あられ」1の話で盛り上がっていたので混ざりたかった。

  1. ジャンフェスショップで売ってる []

毒姫と甘い婚約者 (一迅社文庫アイリス)

毒姫って最近なんか聞いたことがあるなあと思ったらそれ毒吐姫赤い伯爵だった。

ミルフィーヌは侵略してきた凶王に心臓を奪われてそのまま死ぬところだったが森を守護する龍神が現れた。
人々に忘れられつつあった存在であった龍神に花を捧げていたその行為に報いてミルフィーヌは蘇った。
蘇ったミルフィーヌの体はお菓子で出来ている。食欲・睡眠・排泄などはあるが、体からは甘い匂いがする。
舐めると甘い。水に濡れると溶けるのでお風呂に入れない顔も洗えないので固く絞った布で拭くぐらいだ。
体はスイーツですが口調までは甘くないです。お前は○○だ! というしゃべりかた。

読んでる途中の感想は「アイリスなのにMFグリーンの匂いがする」「自由だなあ」だった。
「男が女を無理やり組み敷くセクでハラい展開」はないけど「少女向けだけどエロコメに挑戦してみたよ」みたいな。
「ラブファンタジー」とは書いてあるんだけどわたしは「コメディ」と認識して笑いながら読んでいた。
「姫+婚約者+従者2名」が主な登場人物で、前述のとおりコメディとして読んでいたので恋愛ものとして面白いかどうかはわからない。人に薦めるにはちょっとハードルが高い。

「足首にある刺青を見られたからにはお前は私と結婚しなくてはいけない」という流れで婚約者の登場である。
ミルフィーヌの迫り方はバカテスの翔子と同じカテゴリだと思う。教育的指導がないだけで。うん。

「若い男女と目を合わせるだけで相手を失神させる」とか「目を合わせただけで妊娠させる」とか「胸と尻は自分で拭け」とかどこぞの九十九十九もびっくりのフリーダム。でも概ねコメディです。

そういえば「指舐めてるだけ」なのにえろいのを最近よんだなーとおもったらあれうさみさんのだった。
舐められた後の指はきっとミルキー1みたいになってると思う。

「私の体の中心はなんでできているんだろう。シナモン、それとも骨か……」
「きっととても素敵なものですよ(略」

(P116)

なんというマザーグースか(不意打ちされた(ふきだした

「彼の"神様さえも妊娠させる"欲情的な美貌で、迫ってくる憲兵を全部妊娠させてしまえばいい。その神がかった魔力を使えば追ってこられなくなる」
「おまえ、根本が間違ってる。いくら魔的な美貌の俺様でも、一度に何十人もは妊娠させられない。リストアの魔力ならやれるだろうけど」

(P161)

この会話がひどい(男を妊娠させる男が……2
読んだ後「時計王と魔法のドレス」を書いた人だと知ってとても納得した。あちらは驚きの肌色率と肌のふれあいだった。

  1. 飴玉ではなく駄菓子屋にあった細長い棒状のもの。舐めてるとだんだん尖ってくる。なかなか食べ終わらないので途中で飽きる []
  2. じょうだんじゃなくてもいいとおもうんだ []

本を読みながら昨日のでるコモustを聞きなおしたりしていました。
聞き逃した人はでるたコモリの「なれる!ラ管連」 on USTREAM: .で録音が置かれています。
でるたさんの冴えわたるきちでるトークが聞けるのは(ネットでは)でるコモだけ!
そんな感じに予想外の方向から予想外の@が飛んでくる今日でした。

ちびまる子ちゃんのOPがBBクイーンズに戻っていた。

アンダスタンド・メイビー〈上〉

あられもない祈りとかよりは大分明るくて、でも明るいといっても壁井ユカコの「NoCall Nolife」ぐらい。
羽場先輩はかっこいい。いや今のところ浦賀氏が気になってるところです。

主人公は黒江という女の子で、話が始まった当時はまだ中学生。茨城が舞台。
でその黒江ちゃんが付き合ったり別れたりしつつ、新しい友達新しい彼氏新しい世界に飛び込んでいく話です。
すごく軽い話に見えますが、じっとり重い。新しい世界に飛び込んでいくというか飛び込まざるをえない。
でも島本作品の中では割と明るいほうだと思う。

「大人になるのなんてやめよう」(P78)とか「本当に、二人で遠くに」「いいよ」(P250)とか好きなんだ。
だが、 \ 賢治ーあうとー! / あの男は駄目だ。人を駄目にする男だ。

空の名前が出てきてびっくりした。

空の名前

空の名前はちょういい。このシリーズはよい。

映っていた体が、樹木の枝よりも頼りなく、左右に揺れた。窓ガラスの上の方まで細い紐の影が伸びていた。
ああ首吊りだ、と思うと同時に、私はもう死んでたんだ、と気づいた。

(P71〜72)

ぶらん子で青髭!

今日は図書館に行ってマチアソビに行ってでるこもustを聞いてました。
・Marchenの話をするといきいきするコモリさん
・このでるたさんがえろい
・今回も平和さんに対して非常にツンツンしてるでるたん
・でるたんは吐くまで本を読む
・13冊とか感想書かなければ土日で十分。
・月50冊とか少ない
・コモリさんとでるたさんの会話は双方に酷い

今日からマチアソビが開幕です。
図書館へ行ってからちょっとふらふらと出歩いてみました。
とりあえずフライヤーを確保せねば、とポッポ街へ向かう。

この忙しいのが終わるのを待つより慣れた方が懸命であろう、と思うこの頃。

「ライトノベル入門」とか「ラノベっぽい一般文芸」とかのエントリをよく見るので、なんか混ざりたいなあと思います。
ただ私がずっとあっちこっちに飛びながら読んでいる関係でライトノベルと一般文芸の境界をわかっていないので、「ラノベっぽい」一般文芸では書ける気がしない1

3年ちょっと前に書いたエントリだけどこんな感じになるのかなと思う。

colorful | 青春+恋愛な小説ガイド【挫折もあるよ】

この頃から竹宮ゆゆこ好きは豊島ミホ読もうぜ言ってて笑える。今もこれは変わっていない。
ゴールデンタイム→神田川デイズというコンボも増えた。

  1. ラノベっぽいといってもいっぱいあるじゃないかどれを差していうのだね君! 作品名をあげていいたまえよ! と突っ込みが入る []

CLAMPもこなのオキモノキモノ

着物着ようぜっていうエッセイとか対談とか写真とか指南本的な。
着物は「成人式」「冠婚葬祭」「お年を召された方が着ている訪問着」ぐらいの印象しかない。
にざかなのかなさんの「相方不在」が好きなんだけどカラー、というか実写になるとこんなにもすごい。
とても華やか。

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