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神曲奏界ポリフォニカ ぱれっと 神曲奏界ポリフォニカ シリーズ短編集 (GA文庫)

アンソロジーっぽいポリフォニカ短編集

たとえ時が経とうとも-As Time Goes By-@三田誠
 レンバルト主役の一品。堅実な熱い王道路線だ
扉絵見て「あれこんな人フルメタにもいなかったか?」とか思いました

音色は遠く、耳に届かず@浅井ラボ
 浅井ラボはどこで何書いても浅井ラボだなあ。
たとえ?を読んだ後これ読むとあまりの落差にうご!と思いました。
あとがきは笑いました。何召喚する気だよ(゚д゚)

ワイルドウェスト・いえろー@神野オキナ
 西部劇。ポリフォニカ以外のキャラが登場しているらしく読んでる人にはいいんでしょうが、私は知らない/読む気もないのでなんかよく分からない話でした。

ダン・サリエルと白銀の虎@あざの耕平
 これが一番良かった。ポリ銀とかにならないだろうか。
コジいいよコジ。サリエルもいい意味であほのこなのでかなり好きだ。

狼と香辛料 5 (5) (電撃文庫 は 8-5)

序章の2ページだけでご飯三杯いける。こういうの好きなんだ!
ホロ可愛いよホロ!確かに急展開であった。

ボランは脳内では花ちゃんになっていた。つかダンデライオン(RO)みたいだと思った。
フルール→fleur→美花(朝と夜の物語)

酒場の娘さんがいい。百戦錬磨って感じだ。

鳥籠荘の今日も眠たい住人たち 3 (3) (電撃文庫 か 10-13)

山田さんちのパパ(含:中身)と娘が出番多かったので嬉しかったです
私が小学校の時は女子はゆるい関係で男子のほうがピラミッドな上下関係だった(あれはすごい

マルコムとかあれは多重人格だろうなというのは早いうちから想像付いてたけど<ヒロム>にはびっくりした。

ゆるゆるとしたラブい話とか相変わらずちょっと妙な人たちの話でした。
今月は壁井ユカコ作品読むのは実にこれで3作目。
話の感じをガラッと変えて「太陽の下での健全な男女のラブ」も読んでみたいものです。

とらドラ! 5 (5) (電撃文庫 た 20-8)

実に素晴らしい青春ものでラブコメだ!

↓非ネタバレとネタバレを分けるのが面倒なので全部白文字で。

亜美は相馬ポジションに収まりつつあるなあ。2巻読了時は死ぬほど嫌いだったのに4巻ぐらいからはでもそういうやつ嫌いじゃないぜと復権。
つかやっぱり亜美は職業モデルだけあって化粧品いいものつかってるなー。

みのり→竜児とか北村→大河とか竜児→大河とか色々とフラグが見え隠れしてる気がします……

さすがは春田。
今回はメインだけではなくクラストメイトズにもスポットライトが当たってたのがよかった。文化祭の出し物決めのところよかったわー(みのりんとか!

びびびびびびびび

大河と大河父・みのりんと竜児の一連のアレは扱い次第によってはひたすらどす黒い話にもなっただろうにミスコン?ラストの展開は素晴らしい。

インコちゃんはあれだけしか出てないのに何であんなにインパクトあるんだろう
私もx年後にはゆりちゃん化か……

姉ちゃんつええ。漢前だ。

ありがとう、さようなら (ダ・ヴィンチブックス)

瀬尾さんは現役中学校教師で、その学校生活に関するエッセイ。
お昼タイムで「本当は怖い職員室裏事情」「私がかつて中学生だった時」とかいろいろ聞いてから「学校の先生」は「介護」と並んで本当に好きでなかったらできない職業だよなあーと思ってます。

超思春期のところがいい。中学生可愛すぎる。

愛でしか作ってません

郷土資料コーナーにあった@図書館(まじびびった)県内出身の人だったらしい。
この物語はフィクションであり、登場する人物・団体は架空のものですとお決まりのアレがついてきますがどう見ても限りなくノンフィクションですありがとうございました。
森博嗣の水柿助教授シリーズみたいなものだな。S潮社とかMファクトリーとか隠す気全くないよな。

BL最大手の出版社(多分ビxロス)の一連の倒産劇。
どんなジャンルでもいいから出版社の裏側が見てみたいという人はいいんじゃないでしょうか。

文中にちょっと自意識過剰なんじゃないかという表現がぽつぽつと出てきます。心を救ってるとかはさすがにおおげさだろうと思うんですが、自分の仕事に誇りとか私たちがNo1だと自負してないと無償でここまでできないだろうなあと思うのでこれはこれでありだと思いました。

元ネタ探し。
くげさまは多分しゃばけ。でっかく手を振ってはそのままだろうな。恐山出版は集英社だと思ってる。マガキンはマガジン。ラブサッカーはテニプリ?(サッカーといわれたらキャプテン翼ぐらいしか

文芸の作家は、ひとつの出版社で書いていたら大きくなれないんだよ。だから時期を見て、ウチでデビューした作家をどんどんよそに紹介する。それでもっと売れるようになってから、またウチで書いてもらえばいいからさ。呼び戻すんだよ(P93)

FICTION ZERO/NARRATIVE ZERO

FICTIONZERO収録分。
ちょっと衝撃的な内容だったのでとりあえずこれだけ先に感想を……

現代ものです。どっちかというとホラーです。
最初の紹介文みたいなのは「ファンタジーと呼ぶには痛々しすぎるほど切ない不思議ストーリー」
どうもぴんとこない。なんかずれてる。

町のアイドルのあさみが死んで2ヶ月。近所の人に主人公であるみのりはまだ「あさみちゃんの妹」としか呼ばれず、母はいまだに姉しか見ておらず父は姉の代わりに母を元気付けてやれという。

壁井ユカコの話のイメージは「行き先は明るくはないけど希望は捨ててない」という感じなのですがこの話は暗黒一直線。魔女を忘れてるの朗人の家みたいだ。
↓ネタバレ

ギョウボクは確かに変わった名前だ。どうみても「くちき」さんです

ギタイカズラは確かに人を食べてしまった。むしゃむしゃと栄養として食べてしまうのではなく生きていきやすいように新しい体を手に入れた。
しあわせを手に入れたようで歪んだハッピーエンドと取るか普通にバッドエンドだなあ。

つか何をいっても読みにくいです。色見本に印刷してみましたって感じだ。
見て楽しむ本ならそれでもいいんだろうけど小説だから文字が読めないと意味ない。

始まったときは「白背景+文字色ピンク+ページ番号薄いピンク」でこれが
「白背景+絵付+文字色黒+ページ番号蛍光ピンク」になり
「蛍光ピンク背景+黒文字+ページ番号薄いピンク」でEND

何故そんなページ番号まで指定があるかというと本文以上に目立ってるから。

というか色が変わるので段々目が近くなるわけです。見難いから。
ぺらりとめくったらひぐらしの罠にやられた。ちょー目が合ったorz

蛍光色は凶悪すぎる。1日1話が限度

とりあえず1日に2つも後味が悪い本を読んでしまったのでラブかったりアホだったりする話を読まないと私は死んでしまう。でも後味の悪い話も好きなのでバランスが必要ダ



東京から半端に近く半端に遠い埼玉県北部に位置する湧井町
特にこれといって特徴を持たない田舎町で連続殺人が起こっている。
被害者は共通して右腕を切り落とし心臓をえぐられていた。

カバー折り返しのところには幻想ミステリーと書いてありますがミステリというよりはホラー。
この後味の悪さは凄すぎる。だがそれがいい
ニコイチな双子(女)萌えな方にも。

これを読み始めたのは8月6日の夜。作中時間とほぼ同じです。
作中時間に合わせて読もうかとも思いましたが我慢できませんでした。

↓ネタバレ

スイカの腐ったような匂いは最初から死臭だと思ってたのでいつ腐乱死体が出るかとがくがくぶるぶるしてました。この腐乱死体=魔女なんだと思ってました。
ちょーーゆがんでるなーーーだがそういうの嫌いじゃないぜ
とにかく鬱々としている。
双子好きだーーー
奈落からはいあがって俺はやったぞー言ってるときに背後から足払いかけられてもう1回突き落とされたようなラストだ。

ラブい話だった……
カリルとバトリーのその後の話なのですがラブい。ラブいといってもひたすら甘い話ではなく行く先には暗雲が立ち込めてたり重かったり予想外にえろかったりしました(といっても濃かったり露骨だったりはしませんが

あとがきにもありますがもうクルドにしとけよというのは思いました。クルドクルド。

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「続・大地をわたる声を聞け」は平成7年6月から平成8年7月にかけて、ちょっとずつ書いてきたものです
(中略)
「作家が自分の話を続編を私的な場所で載せるって、いんちきじゃありません?」と言われましたが、自分は書きたい(書き終わった)、でも出版社は本にする気はない、とゆー場合は、まあ、いいんじゃないですか。

あとがきより

これは大地をわたる声を聞けの続編ですが商業的には流通してない本です(絶版という意味ではなく
この話は10部だけ作られたり小林めぐみ公式であるところの「小林めぐみのホームページ」上で連載されたりしていたものが私家版(つまり同人誌)として発行されたものです。
私が持っている(今のところ)唯一のサイン本です。
今をさかのぼること7年ほど前、小林めぐみのホームページで遊んでました。まだまだダイアルアップ+テレホの時代のころです。当時は大地?は読んだことのない話でしたがこの機を逃したら手に入らないかもしれないとりあえず買っとけと、通販して本棚の奥で寝かせておいた本でした。

大地?のほうは上下巻ということもありばたばたばたっと展開展開集約という感じでしたが続大地はゆるゆると時間が流れていくような本でした。

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