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音也で『どうでもいいよ、そんなこと』

目を丸くするトキヤに音也は逆にえ?と首を傾けた。
「別になんだっていいよ。あのトキヤが休みが欲しいって言うんだからよっぽどの何かがあるんだよ。でもまあ……」
音也はテーブルに肘をついてトキヤをしばらくじっと見て、にっと笑った。
「トキヤ、俺に嘘ついてない? それかなんか隠してるよね?」
「……何のことですか」
「だって今のトキヤ演技のスイッチ入ってる。瞬きの回数すんごい少ないもん」
音也は自分の目を指した後トキヤを指差した。
「那月んとこみたいにべったりじゃないけど俺トキヤの癖ぐらい分かるし」
【一ノ瀬選手ドッキリリベンジならず。またしても敗退、現在一十木選手全勝です】

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