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ゲーム、昼寝、荷物

「ダウト」
レンの声が朗々と響く。顔を上げると唇を吊り上げてにこにこしながら翔を見ている。多大な負債を抱えることになり思わず顔が引きつった。この枚数をどう処理しろというのか。
「翔、あなたはもっと隠す努力をしてください」
「うっせえな」
「ランちゃんが起きちゃうよ? 静かにしないとね」

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