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10代最後の一十木音也、ハタチへの誓い

――もうすぐお誕生日ですね。おめでとうございます。今日は10代最後の一十木音也、ハタチへの誓いということでお話をお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。デビューされて今年で5年目となりますがデビュー当時の思い出をお聞かせください。
ありがとうございます! これでようやくいろんなものが解禁される年になりました(笑)
俺の場合はちょっと異色……っていうか、色々あって一番最初のライブはデビューしたてとは思えないぐらい大きなところでやらせてもらいました。でもチケットは手売りだって言われて。すごいって思うと同時にどうしようっていうことしかなくて、でも埋められなかったら後がないっていわれたし、(手売りとか後がないとか)俺が蒔いた種だから俺がなんとかしないと! って思って路上ライブとかブログとか、思いつくこと全部やってなんとか成功させることができました。ステージから見た景色は今でも目に焼きついてるよ。皆いい顔してたから俺も嬉しくてちょっと泣きそうになったよ。

――こちらが一十木さんシャニスタ初登場の時のものです。
あっ、卒業オーディションだ! 懐かしいね。俺若い。この時俺の衣装がなくなるっていうハプニングがあったんだけど(一ノ瀬)トキヤも一緒に探してくれたんだよ。4年ってやっぱり長いなって思います。年数に見合うだけ成長できてるかな? トキヤに聞かれたらまだまだですよって言われそう。

―― 一ノ瀬トキヤさんとは番組やユニットなど活動を同じくすることも多いですが一十木さんにとって一ノ瀬さんはどんな存在ですか?
トキヤはだいたい格好いいんだけど時々すごい抜けてる。でも自分ではそのことに気がついてないんだよ。那月の天然とはまた違うタイプの天然。こういうこと言うと後ですごい怒られると思うんだけど言っちゃう。トキヤのほうが芸歴長いしそれこそ卒業オーディション終わって準所属決まって、すぐ仕事のオファーがあってあっさり正式デビュー決めちゃってって、ずっと背中を追いかけてる感じだったけど最近ようやく横顔見えるかな? って思えるようになった。これからもずっと一緒にやっていきたいライバルです。

――今後やりたいことはなんですか?
ライブハウスツアーをやりたいなって思っています。ひとりひとりみんなの顔が見えるような小さい所がいいな。(黒崎)蘭丸先輩のライブがすっごくかっこよくていいなって思ったから。ギター弾き語りとかかっこよくない?

――プライベートでやってみたいことはなんですか?
れいちゃん(寿嶺二)と飲みに行きたい! れいちゃんいつも打ち上げでも2次会とか最後まで行ってるんだよね。レンとか那月も一緒に行ってて羨ましいなって思ったんだ。ここからはもう大人の時間だからおとやんとはここでお別れだねって言われないよ。舞台やってた時にもうちょっとしたらおとやんとも一緒に飲めるねって誘われてたんだよ。せっかくだからトキヤも一緒に行きたいね。れいちゃんは色んな店知ってそうだから俺超楽しみ。

ーー去年の終わりから今年の初めにかけてはドラマに舞台と大忙しでしたが20歳を迎えるにあたっての心意気をお願いします。
去年は舞台でも同じチームだったマサ(聖川真斗)の成人を間近で見て、俺も10代の残り少ない日を大事にしないといけないと思って日記をつけ始めました。ちゃんと(強調して)今も続いています。3ヶ月は続いたからね! 俺本気だからね!?
あと、節目の年だっていうのは分かってるけどいつもどおりの俺でがんばります。目の前のシングル、ドラマ、舞台、撮影、ツアーってひとつひとつを積み上げていって、俺は時々登れているのか足踏みをしているか分かってないけど、気がついたら坂道を登りきって頂上にいる、そういうのが理想です。
新しい俺をみんなに見せていきたいって思うから俺のことを知ってほしいな。これからも応援よろしくお願いします。
(シャニスタ5月号)

音也とトキヤで『長く一緒にいた影響』

俺の特技ね、体調が悪い時のトキヤを当てるの!これできるのST☆RISHでも俺だけだから特技っていってもいいよね?トキヤとは1年半一緒の部屋で生活してたからなんとなく分かるようになっちゃった。うまいことごまかして何とかするのがトキヤの特技だけど時々本当無茶するから俺がそれ止めるの。


音也で『自分だけ知ってればいい』

「イッキたち派手に載ってるね」
レンの背後からスマホを覗き込むと人気デュオ不仲説という見出しが飛び込んでくる。
「イッチーとは今そんなに仲悪いの?」
「いつも通りだよ。でも他の人の目を通すとそんな感じに映るんだ」
「イッチーは損な性分だから」
「素のトキヤは俺たちが知ってるからいいよ」

音也とトキヤで『弁慶狙いのローキック』

あまりの展開についていけずトキヤはしばらく瞬きもせず音也を見つめていたが
「俺の迫真の演技どうだった? ねえびっくりした?」
などと火に油を注ぐ発言をした音也は一撃必殺のローキックを喰らうこととなる。前回の対真斗とはまた違う一ノ瀬トキヤを垣間見れたと今回も評判のままに放送を終えた。

音也で『迷子のお知らせ』

音也に先導されて昔よく利用したスタジオについた。入るなり何かの知らせのようなアナウンスが入る。
「12年前の3月末、ここでおはやっほーニュースは始まりました。時代が巡っても最前線で走り続けるその魅力を評しここに表彰します。W1のきょうのごはん2時間SPドッキリ企画隊長一十木音也」

音也とトキヤで『愛してはいるんだけど』

「どうするつもりですか? これから撮影ですがまさか放り投げるつもりですか?」
「そこまで来てるらしいし話する。トキヤも同席してくれない? こういうのって誰かがいたほうが冷静になるもんでしょ」
「……構いませんが、本当にあなたって人は」
「俺はそういう面倒なとこも含めて好きなんだけどね」

トキヤで『愛の逃避行』

「相手は何をされている方なのですか。あなたが隠し通せるぐらいですから同業者ではないでしょう」
「えー、あ、ちょっとまって電話だ」
トキヤに背中を向けて電話を始める音也の声が聞こえてくる。その声の優しさに驚いていると音也に腕をつかまれた。
「どうしよう反対されたから駆け落ちしたいって」

トキヤで『縁のない話』

「レンと並んで週刊誌を賑わせる男でしたし遊んでばかりで結婚など縁のない話だと思っていました」
正直にそう告げると音也は20代後半にもなって唇を尖らせて不満を口にした。
「今度は本気だから秘密にしてたんだよ。で俺はトキヤに友人挨拶をして欲しいんだよ。ちなみにれいちゃんは乾杯の係ね!」

音也 『何を今更、』

「今更そこの確認からされるの!? 俺はトキヤが一番だって思ってたのに!」
 青天の霹靂だった。
あの写真を撮られ放題で来た音也が授かり婚ではなく穏やかに秘密裏に愛を育んで結婚するのだという。親友のトキヤにお願いがあるというから思わず私でいいのですかと聞き返してしまった。

貴方はトキヤで『幸せにはできないけれど』をお題にして140文字SSを書いてください。

思わぬ一言に絶句するトキヤなどお構いなしに音也は台本をめくっていく。徐々に表情が曇っていく様が見えた。
「トキヤんとこはなんか難しいね」
「私はあなたを幸せにすることはできませんでしたが行く先が光に溢れていますように、そんな未来が待っている話だと思いますよ」
「そうかな」
「そうですよ」

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