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Tag: トキヤ

音也で『最近の発作です』

「もう俺トキヤと絶交する!」
「絶交ってお前小学生じゃないんだから」
「だって翔聞いてよトキヤったら酷いんだよ俺は気持ちよく歌いたいだけなのにトキヤはすぐ邪魔する!」
「いつものことですけど変なアレンジ入れ過ぎなんですよ」
「いつものことだろ? トキヤももうちょっと譲歩してやれよ」

トキヤで『自惚れないで』

「俺たち2人なら絶対すごいのができるって思うんだよね。ねえトキヤもそう思うでしょ」
学園長室からの帰りに話しかけられてトキヤは取り澄まして歩調を速める。
「私は出来ますがあなたと一緒にされるのは不愉快です」
「えー俺だってできるよ」
「根拠のない自信と憶測でものを言うのはやめてください」

一十木音也で『たった一分でいい』

「1分でいいんだよトキヤ、俺はトキヤが納得するような歌を歌ってみせる」
「そういうことを言っているのではありません」
「俺まだやれるよ!?」必死の形相で掴みかかるが点滴のルートが邪魔して動ける範囲が限られている。
「事故現場に居合わせた私の気持ちも考えてください。死んだかと思いました」

一ノ瀬トキヤで『Marry me?』

プロポーズの言葉を聴かれてトキヤはそれはそれは幸せそうに笑って「演技上ではたくさん経験があるのですがいざ自分の事となると妙に緊張してしまって『私と結婚していただけませんか?』というのが精一杯でした」と言っていた。結婚の事は事前に聞かされていたけどトキヤが何だか知らない人みたいだ。

トキヤで『どうせ無意識なんだろ』

「さすがに今回はどう探せばいいか分かりませんね。前回も四ノ宮さんが翔に残していったメモがあったから分かったようなものですから」
「おチビちゃんもあれは内心相当参ってるね。オレとシノミーを間違えるぐらいだから」
「四ノ宮さんぐらいの人を見たら反応してますしね。黙ってても分かります」

トキヤで『どうせ無意識なんだろ』

「音也、そのポケットに直接小銭入れるのやめなさい」
「えっ」
言われて初めて気がついたように手を突っ込んでポケットの中身を出す。手のひらにはよれてちぎれたレシートもあった
「どうせ無意識なんでしょうが、もう子どもじゃないんですからそういうのはみっともないですよ。財布を使いなさい」

カレーパンまん

「トキヤはカレーパンマンだったらよかったのにね。そしたら俺いつでもどこでもトキヤのカレー食えるのに」
「あなた馬鹿ですか」
「アンパンマンのあの古い頭ってどうなるのかな。昔は何とも思わなかったけどすげえ不思議。トキヤんちの子育て手伝わないなら俺アンパンマンとか見る機会なかったかも」

トキヤで『いえない一言』

助けを求めることがひどく不得意でした。大抵のことは自分でできていましたし、まだ子どものうちに上京して長い期間一人暮らしをしていたので、仕事を介さない人との接し方に悩むこともありました。その点音也はそういうのがとても上手で学園時代から私はそれに振り回されることが多くて、困りました。

トキヤでわたしの涙は飾りなんかじゃないんです

「私だって涙のひとつやふたつ演技以外で流す事だってあるんです! 演技の装飾用じゃないんですよあなた分かっているんですか。心配ばかりさせるくせに本当に無神経なことばかり」「分かったからトキヤ、もうお酒はやめよ? 烏龍茶でも飲もうよ」「トッキーは元気だねえ」「寿さんうるさいです」

さよならをしよう

ここにいるのはST☆RISHの一ノ瀬トキヤだ。もうHAYATOではない。これでようやく望んでいた自分らしく歌が歌える。今回のことで失ったものも迷惑も相当積み重ねてしまったが今後の動きで挽回できると信じている。もう1人ではないから大丈夫だ。1人で背負っていた時代はもう終わったのだ。

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