カテゴリー「 読了 」の記事

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野性時代収録分の短編。
なんかすげえええ話だった。実際想像してしまってページをめくる手ちょーストップ。

 あたし、生島ちほ14歳。彼氏と初めてキスした次の朝起きたら変な突起物が生えてた。
起こしにきた弟のパンツ下ろしてみたら同じものがついてた。やはりこれはアレなのだ……

↑最初3ページ(二段構成で)のあらすじ。
あらすじなんですが、始まりでぎゃっとなったのでこれは見せないほうがいいかも?と思ったので伏せておく。話の展開及びオチについては触れてないので見たい人は自主的に反転で……。

中学生のきゅんきゅんな話ですと書いておられたので読んでみて最初がちょー衝撃的だった私1分ぐらい停止。きゅんきゅん=ジョニーなのか。いやきゅんとしつつもぐるぐるな話だったと思う。

あーびっくりした……(←まだショックを受けている。

たべる しゃべる

日々ごはんによく出ている人たちのところへごはんを作りに行って話を聞く、みたいな本で、でもインタビュー寄りじゃなくてエッセイ寄り。

(以下馴れ馴れしい呼び方が混ざりますがご容赦をー)

カトキチアム夫婦はなんか比翼連理そのものっぽい。
丹治君は丹治が名前だと思ってた。山田丹治みたいな。そうかこれ苗字だったんだ……
紫外線100%(゚д゚)ぎゃーー

後写真がいっぱいあった。
プリンの札が下がってる推定アムちゃんの写真。着てるのが私が小学校の時の給食当番のエプロンみたいだった。懐かしい感じだった。

はじめて高山さんの顔を見る。
写真を見た後読みかけの日々ごはんを引っ張ってきて、著者略歴を見て年を計算してみて綺麗ェエエエと思った。
スイセイ氏の写真もあった。写真だけ見ると気難しそうな顔だったな。
でも日々ごはん読んでたらすげー優しそうな人だ。

時載りリンネ! 1 (1) (角川スニーカー文庫 203-1)

設定にきゅんきゅんした。
ラノベというよりは割と児童文学風かな?と思いました。

時載りという一族はごはんを食べる代わりに情報などを食べる。
遠子先輩(@文学少女)はそのまま本をむしゃむしゃと食べてしまうが、こちらは本を読むことで栄養を摂取する。

 中も外観に劣らず古風な雰囲気を湛えている。入るとまずホールがあり、そこを抜けると小さな階段が現れ、降りると床の位置が三段ほど低くなる。そして逆に天井が一気に高くなり、梁が剥き出しになった吹き抜け構造の広い空間に至る。
 ここは閲覧室で、訪れた人間がいつでもくつろいで読書できるように、南に面した出窓から差し込む日差しを受けるような形で椅子とテーブルが置かれている。瀟洒で落ち着いた雰囲気は本を読むのにぴったりだが、何より驚かされるのは四方の壁を天井まで埋め尽くす本棚とそこに収蔵されている書物の量だ。(P37) 

この書庫欲しい(゚д゚)……もしくはこういう書庫を持ってる友達が欲しい。

マルタ・サギーは探偵ですか? 5 (5) (富士見ミステリー文庫 54-7)

昨日寝る前にものすごく読みたくなって読んでから寝た。
ごろごろごろ。

趣味は読書。

年末からぽちぽちと読んでいた本。三浦しをんが「三四郎はそれから門を出た」の中で書いてたベストセラー本の書評+読者層の分析とか。

かと思うと、新刊情報にやたらくわしく、本におぼれている、「過食型の読者」の一群がいる。いや、この際「読書依存症」と呼んでおこう。この一族は年中本に関するゴタクばっかりこねている。書評や書籍広告にもよく目を通し、読んだ本についてあれやこれやと論評し、頼まれもしないのに、ネットで読書日記を公開したりする。目的がなくても店があると入ってしまい、買う気がなかった本まで買ってしまう。「本の置き場所がない」は彼らの最大の悩みだが、きっぱり売り払う勇気もない。(P18)

なんかもうすみませんと思った。

いのちのパレード

20ページ?30ページぐらいの短編が15収録されている。
何か全体的に???な話が多かったと思う。
独白オンリーの話とか、複数人で話してるけど「」は一切ないとか。
日常をミュージカルに仕立ててみましたとか。

春は死者の季節である。

(P51@蝶遣いと春、そして夏)

て何かで見たことあるような気がするんだけど思い出せない。

神曲奏界ポリフォニカ まぁぶる2 神曲奏界ポリフォニカシリーズ (GA文庫 (さ-01-07))

短編集。さらに温泉縛り。赤>黒>白≒レオンかなー。
マティアかわいいよマティア。ひょっ
赤は割とまんべんなくよそのシリーズのキャラが出てきているようなそんな感じ。黒白あと読んでないからよく分からないけど多分青だよなあ、あれは。

バカとテストと召喚獣3 (ファミ通文庫 い 3-1-3)

死ぬかと思った(読んでた環境的に)
最後10ページであんなのがくると思ってなかったんだあいまいもこ……!

好き度的には1>3>2。
最初から「スキャナ」がえぐりこむように来た。

秀吉の性別:秀吉っぷりがますますアレですが、姫路さんのどす黒い笑みと変人化に磨きがかかってますなあ。

ムッツリーニの774点とか、「Aクラスの皆、聞こえているな? 全員召喚を開始して吉井明久を援護するんだ!」(P214)とかやっていることとか、その直前の文を見なければすげー格好いいと思うのだ。ええ見なければという前提の上で。

3.5が今月? とりあえず買うのは確定の方向で。

バカとテストと召喚獣 2 (ファミ通文庫 (い3-1-2))

2巻。文化祭編。
秀吉は性別秀吉でした。
最後らへんのバカテスト歴史の明久雄二両方とも正解していることについて、「おお、姫路さんのをカンニングしたのか」と信じて疑わなかった私がいます。なのでその後とてもびっくりしました。
バカが輝いて見えるよ……

仏果を得ず

おもすれーーー。
あやつられ文楽鑑賞に続き文楽鑑賞エッセイの次は文楽の小説。
文楽馬鹿が揃っている。

 兎一郎の三味線の音が、耳によみがえる。ときに甘く包むように、ときに激しく切り込むように、健の魂を揺さぶり捕らえて離さぬ音色が。
 食われるなら本望だ。だが、その瞬間をできるだけ先延ばしにしたい。いつまでもいつまでも聞いていたいから。できるだけ長く、ともに床に上がりたい。兎一兄さんの三味線と揉みあうように、競り合うように。俺の語りが高められていく、その先を見たい。
 兎一兄さんが鬼なら、俺も鬼だ。文楽という底なしの地獄に嬉々として生きる鬼だ。(P90) 

後でええやんと押し倒されてあきまへん!ちょっと!ちょっとまって!先に話を……というが異様にヒット。

私の中で「三千世界に比類なきヘタクソ。やめてまえ」が流行りそうだ。

とりあえず6月の文楽鑑賞教室に行ってみようと思ってる。

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