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寿嶺二で『たとえばの話』

100歩譲ってね、仮に君が言うとおりあのオーディションが出来レースだったとしてもぼくは全力を費やすのはやめなかったと思うよ。未来の自分がみて目を背けたくなるようなことって死ぬほど後悔することになるよ。ぼくはそのことを知ってるから、もうここしかないから。実家は究極の逃げだよね〜

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