( お題:ナウい門 制限時間:15分 未完)
- 2014/02/08 16:39
- Posted by minami_hato
- Category:即興小説/ワンライ
- Tag:音也, セシル, 嶺二
「オトヤ、これはどういう意味ですか」
セシルが指差した先には「ナウい門」と書かれた謎のメモが置かれていた。何かの走り書きのようだ。
「……? な、なう……よく分かんないけど昔っぽいことばだかられいちゃんのかなあ」
「ちょっとおとやんそれどういう意味!? 僕の語彙が古いっていうこと? やめてよね僕おとやんと7つしか変わらないんだから!」
パソコンに向かっていた嶺二は首だけを音也にむけてがあっと噛み付いた。
「だって考えてもみてよ。ここマスターコース寮だよ関係者以外立ち入らないんだよ。れいちゃんしか考えられないよ」
「ナウいとはどういう意味ですか」
「ざくざく酷っ。れいちゃん悲しい。あとセッシーはこれは覚えなくてもいいよ」
「れいちゃんのその言葉ってなんでそんななの? アイドルでしょ?」
「久しぶりに聞いたよそんな言葉って笑ってくれる人がいるからね。アイドルは人を笑顔にするのが仕事だからね」