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Tag: トキヤ

トキヤで『二人だけの王様ゲーム』を

「四ノ宮さん、音也に何を教わったか知りませんがこれは2人でするようなゲームでは……まして男2人でするようなゲームでもありませんし別のものに」「ちゃんと王様気分に浸れるように小道具さんにお願いして王冠も貸してもらったのでふたりでも大丈夫ですよ!」「そういうことではありません」

音也とトキヤで『弁慶狙いのローキック』

あまりの展開についていけずトキヤはしばらく瞬きもせず音也を見つめていたが
「俺の迫真の演技どうだった? ねえびっくりした?」
などと火に油を注ぐ発言をした音也は一撃必殺のローキックを喰らうこととなる。前回の対真斗とはまた違う一ノ瀬トキヤを垣間見れたと今回も評判のままに放送を終えた。

音也で『迷子のお知らせ』

音也に先導されて昔よく利用したスタジオについた。入るなり何かの知らせのようなアナウンスが入る。
「12年前の3月末、ここでおはやっほーニュースは始まりました。時代が巡っても最前線で走り続けるその魅力を評しここに表彰します。W1のきょうのごはん2時間SPドッキリ企画隊長一十木音也」

音也とトキヤで『愛してはいるんだけど』

「どうするつもりですか? これから撮影ですがまさか放り投げるつもりですか?」
「そこまで来てるらしいし話する。トキヤも同席してくれない? こういうのって誰かがいたほうが冷静になるもんでしょ」
「……構いませんが、本当にあなたって人は」
「俺はそういう面倒なとこも含めて好きなんだけどね」

トキヤで『愛の逃避行』

「相手は何をされている方なのですか。あなたが隠し通せるぐらいですから同業者ではないでしょう」
「えー、あ、ちょっとまって電話だ」
トキヤに背中を向けて電話を始める音也の声が聞こえてくる。その声の優しさに驚いていると音也に腕をつかまれた。
「どうしよう反対されたから駆け落ちしたいって」

トキヤで『縁のない話』

「レンと並んで週刊誌を賑わせる男でしたし遊んでばかりで結婚など縁のない話だと思っていました」
正直にそう告げると音也は20代後半にもなって唇を尖らせて不満を口にした。
「今度は本気だから秘密にしてたんだよ。で俺はトキヤに友人挨拶をして欲しいんだよ。ちなみにれいちゃんは乾杯の係ね!」

音也 『何を今更、』

「今更そこの確認からされるの!? 俺はトキヤが一番だって思ってたのに!」
 青天の霹靂だった。
あの写真を撮られ放題で来た音也が授かり婚ではなく穏やかに秘密裏に愛を育んで結婚するのだという。親友のトキヤにお願いがあるというから思わず私でいいのですかと聞き返してしまった。

貴方はトキヤで『幸せにはできないけれど』をお題にして140文字SSを書いてください。

思わぬ一言に絶句するトキヤなどお構いなしに音也は台本をめくっていく。徐々に表情が曇っていく様が見えた。
「トキヤんとこはなんか難しいね」
「私はあなたを幸せにすることはできませんでしたが行く先が光に溢れていますように、そんな未来が待っている話だと思いますよ」
「そうかな」
「そうですよ」

貴方は音也とトキヤで『甘えてよ』をお題にして140文字SSを書いてください

たまにはいいでしょいつものお礼だよ、と音也はドラマの台本を手に取った。
「トキヤは那月と共演なんだよね。俺はれいちゃんとだからすげー楽しみ」
「四ノ宮さんとはあまり一緒の現場になったことがありませんから少し緊張しています」
「トキヤって案外人見知りなところあるよね」
「なっ……!」

askより:Twitter企画が終わって、一十木と一ノ瀬はどんな感じだと思いますか

 楽屋入りしてからというもの、音也は学生時代のようにペンケースを机の上において一生懸命何かを書いている。何か書き物の仕事にしてはペンが動いている先は何か厚いノート状のものだ。
「さっきから何を書いているのですか」
「俺の日記!できるまでは見ちゃ駄目だよ」
「別に見たいとは言っていません」
「えー」
 最後に赤いペンに持ち替えていつものおんぷくんを書いているところはトキヤの目にも見えた。それを最後にペンを置いて閉じた。表紙は真っ赤でペンホルダーはピンクだから配色的には女性をターゲットにしたカバーに見えたが、不思議と音也のために作られたもののように見えた。
「というかあなたのことだから3日坊主で終わるだろうと思っていたのにまだ続いてたんですね」
「へっへーん。これお正月に翔と買い物に行ったとき見かけてさ」
 透明なカバーの裏表紙側にはひまわりのポストカードが収められていた。いつかのロケで音也と一緒にいったひまわり畑での写真だ。
「マサの誕生日パーティがすごい印象的で、俺いっこしか違わないのに、誕生日で言ったら何ヶ月しか変わらないのに。俺もあんな風になれんのかなって」
音也の誕生日はもうすぐそこまで迫っている。12月の真斗と同じように節目の年を迎えるのだ。
「あなたは聖川さんとは全然違いますから別にそのままでもいいんじゃないですか」
「そうかな?で、さっきの話に戻るんだけど翔が今年は久しぶりに日記書こうかっていうから俺も俺もっていって、せっかくだからファンの皆の前で宣言したんだ。来年の1月の俺がこれ読んだらどんな気分かなあって思ったらちょっと楽しみかも」
「気の早い話ですね。というかあなたシャニスタの原稿早く提出しなさい。月宮さんがそろそろ怒りますよ」
「あっ」

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