カテゴリー「 読了 」の記事
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こっちも入ってると思わなかった……
ほかに踊りを知らないよりは普通の日記っぽい。
「傷ついたほうが偉いと思ってる人はあっちへ行って下さい」@加藤千恵処女短歌集 ハッピーアイスクリームが出てきてとてもときめく。
ハッピーアイスクリームは20代の極々最初のほうに読めたのでよかったと思いました。針のむしろで簀巻きです。痛い痛い。「真実やそうじゃないことなんだっていいから君と話がしたい」とかさー。おお……もう1回見たい……
「○○さんが早くハワイアン・ブルー・ダイアモンドになれますように」という絵馬には、一番見入った。ハワイアン・ブルー・ダイアモンド。いったいこれは何でしょうか。(P44)
試しにぐぐってみた。何かよく分からないけどアメリカ在住日本人成功者とからしい?
イチローとかかー?と思いつつこの辺にしておく。
短編小説の原稿を書く。徳島県で農業に従事している男性が登場する話である。
徳島で農業ならば、何を作っているのが妥当かな、と考える。わからない。(P82)
この話を読んでみたい。
ていうか何が妥当なのだろうと考えてみた。米はありきたりだし、すだちは果物寄りだーとかワカメは海だしなーということで、レンコンとさつまいもに落ち着く。無難。
この話ではみかん農園主になったそうだ。脳内では舞台=勝浦になった。
SF?
スカーレットウィザードみたいな感じに宇宙船とか跳躍とかある世界の、とある親子の話。
非合法の運び屋の少女マイカ。腕はよく、あちこちから自社のパイロットにとスカウトはあったが全て蹴って父の跡を継いだ。そのため締め出しを食らって仕事にありつけないまま半年が過ぎ、ようやくやってきた客は「自分をシャハイに連れて行ってくれ」という。シャハイは近年生きて帰ったものはいない、近くの宙域を通る船さえも行方不明になるいわくつき。
1冊完結なんですが、なんかこれで1シリーズできそうなぐらい色々詰まってる。親子萌えー。あなたはしあわせにおなりなさいもえー。
震える声は、この世で一番愛しい声。
怯える小さな体を抱きしめたときから、必ずこの子を幸せにすると誓った。
(ただひとりの、私の娘……)(P178)
本とコーヒー。そのふたつがある、贅沢な時間を過ごすことができる場所。それが「ブックカフェ」である。だが一口に「ブックカフェ」といっても、その形態はさまざまだ。(中略)さらに個人オーナーが開いた店ならば、「ブックカフェの数だけ、スタイルがある」と言ってもいいくらい、そのかたちは少しずつ異なってくる。 (はじめに)
私とカフェ(もしくは喫茶店)はとても縁が薄いのですが、なんかこの表紙にきゅんとしたので借りてみた。
カフェをやろうとおもったきっかけ、開業資金の話とか経営に関することとか店のこだわりとか、9つのカフェオーナーに聞いてみる、という本。
つか私は旅先で「疲れたらカフェで休憩する」ということを覚えればいいと思う。一人旅=喋らない=疲れてることを認識できない=気がついたらカラータイマー点滅しまくってる。喋らないのと認識できないのがイコールなのは私疲れたらすんごい無口になるんだ。自動で省エネ。
しかし嵐山の昼抜き疾走7時間は萌えが栄養分になってたとしか思えない(ソフトクリームひとつとコーヒーひとつであそこまで走れるほど私は燃費よくない
カテゴリ的には児童書。12歳以上推奨らしい。今の12歳こんなの読むの?(賢いなあ)とか思った。
戦時中の女子校でミッションスクールの話。初皆川博子。
皆川:もう1本『倒立する塔の殺人』というタイトルだけはあるんですが中身はない(笑)。桜庭さんは?
桜庭:春ごろにカトリック系の女学院を舞台にした本を予定しています。閉鎖空間としての学園を演劇っぽくつくって、鎌倉の大仏ぐらい大きい不気味なマリア像があって、そこに読書クラブっていう狂ったように本を読む少女がいて。
皆川:あ、かぶった! 『倒立する塔の殺人』の舞台がミッションスクールなのよ。ノートにね、小説を何人かで回し書きしていくっていうスタイル。野性時代2007 2月号 桜庭一樹with皆川博子魂の姉妹対談
これを読んでいつか読もうと思ってたのだ。
悪意! 毒! 親愛!
戦時中でも女子校は女子校だ……
異分子のイブちゃんとかヌーっとしてボーっとしてるからヌーボーとか直球なあだ名がそこここにあった。
青年のための読書クラブとかリリィの籠が好きな人はいいかも。と思った。
Wuthering Heights? エミリー・ブロンテ……嵐が丘?とか(←嵐が丘の原題は初めて知った
カラマーゾフと白痴が出るたびにコチと裏庭の方だ……と。
徹底的に尽くすか。ひたすら見つめ続けるか。死に至るまで苦痛を与えるか。死なせてはならない。死んだらすべてが終わる。我が恋もまた。いずれにせよ、根本にあるのは、支配と被支配の関係である。尽くすのもまた、支配のひとつの形なのだ。
(P89)