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東京育ちの京町家暮らし

町家で暮らそうと思った経緯→実際に家探し→契約→住む準備→突然のことで契約は白紙に→また家探しからというエッセイ。

そうそう、なんで左官というか知ってますか? これは本で読んだ話なんですが、むかしは大工に対して、壁を塗る職人は、泥工(でいく)といったらしい。ところが御所に入るさいに無官では入れない、それで左官になった、というんです。(P131)

おお……ろまーんだとおもった。

※↑の(でいく)の部分は本文中では振り仮名になってます。

おまかせハウスの人々

管浩江読むのすごいひさしぶりだ……
短編集で、SF?

「フード病」と「鮮やかなあの色を」がいいなあ。
なんていうかこう、擦り減ってる感が自分ごとのようにひやひやしたぜ……
おまかせハウスの人々はオチが(゚д゚)<ってなった。うおー。

数多のおそれをぬぐい去れ—少年陰陽師 (角川ビーンズ文庫 16-27)

次こそは……と思いつつ、今回もう、うむ……という展開だった。
ピーチ姫展開ではないけど、ないけど……!

風音編ぐらいまでが個人的に神展開だったので、そろそろ切ったほうがいいのかもな、と思いました。

日々ごはん 9 (9)

最新にたどり着く。ふくう食堂でも多分同じものがリアルタイムで見られるんだけど、何か読みにくいのだ。最近ではもうあんまり見なくなったCGI日記でもブログでもないHTML日記。

しかしこの本、随筆コーナーではなく伝記コーナーに置かれている謎。

東京育ちの京都案内

東京育ちの京都探訪とはえらい違う感じでした。
京都でマックを見たことがないので、「赤くないマックの看板」は知らないのですが、八坂神社の前のやけに濃い青のローソンの看板の謎は解けました。初めて京都行った時のかるちゃーしょっくだったのだ。

同時進行で東京育ちの京町家暮らしを読んでいるにんにん。

オペラ・アウローラ—君が見る暁の火 (角川ビーンズ文庫 56-8)

完結。綺麗に終わりました。
ちょっとこれは泣くわーーーー
・ミリアンは格好いい。とても強い子だ。
・カナギと詩人は最後の最後であれでした。乙女属性!

朝夜と焔のダブルパンチでした。やばかったわーーー。

ちょっと貸し出す前に1回最初から読もう……後忘れないうちに小冊子応募……
ていうか450円やなくて500円にしてくれたらよかったのに。
(450円だと400円+50円の組み合わせになり手数料は為替1枚につき100円なので。いや50円しか変わらんけどなー精神的になー。

ごちそうさまでした。

ミリアンの目は涙をたたえて光っていたが、まっすぐにカナギを見据えていた。
ミリアンは言う。
「カナギ、私はあなたを救いたい」

(P54)

花は枯れ、美しい朝も、悲しみの夜も、すべては行きすぎる。

(P253)

バカとテストと召喚獣3.5 (ファミ通文庫 (い3-1-4))

ここまで挿絵の攻撃力が全体的に高い本は久しぶりに見ました(゚д゚)

短編集です。好きな順で並べると
僕とバイトと危険な週末≒僕とプールと水着の楽園>僕と暴徒とラブレター>
俺と翔子と如月ハイランド>予習編。

今巻の感想は全て前に「秀吉が」とつきそうな勢いでした。なので自粛。
秀吉好き必見の1冊。けして外では見ないように(特にラスト1話)

「性別が、ない!」ということ。

かつくらレビューを見て読んでみた本。かつくらにあったカテゴリ的には「ノンフィクション」だった。

かつての奥さんは途中で外見が男になった。
性転換した性同一障害の女性ではない。半陰陽もしくはインターセックスというのらしい。

 半陰陽は、染色体や内外性器の一部またはすべてが非典型的(一般的じゃないってこと)で、性別を男性にも女性にも分類できない「中間性」のことを指す。
 性同一障害などの精神的な異性化を指すのではなく、あくまでも生物学的な分類上での話で、精神での性別のあり方は個人差がある。(P17)

20代までを女として過ごし30代は男として生活している(ちなみに今は国内でできる範囲の手術をして男性として生活中。

ホルモンのバランスによって男性化したり、女性化したりするらしい(身も心も。)初めて見る世界だったので、おお……とか(゚д゚)!ってなったりしました。

かつては

海馬が耳から駆けてゆく〈4〉

ひとつだけあったアマゾンレビューのタイトルは「爆笑エッセイ」
いやこれ笑い事違うやろ(゚д゚)!という内容である。厄年(前厄だったけか)のせいか、そういう星の巡り合わせなのか、歩けば災難に当たるという感じだった。エッセイのネタになるぐらいだからそんなたいしたものでないだろうと思うかもしれないけども凄かったのだ。

一番うご(゚д゚)!となったのは薬にあたった時のやつで

「……あたし死ぬかもしれない」
と、横になったまま友人に言ったらしいのだが、もちろん友人は最初冗談だと思ったと言う。私でも思う。
 しかしその後すぐに、後に医者が語るところに拠ると急激な血圧の低下による呼吸困難が起こり、あまりの苦しさに悶え苦しみながら胸を掻き毟り叫ぶ、という恐ろしい状況になった。(P28)

この後瞳孔が開ききったりもしていた。その辺の自分の心中、体がどうなって周囲がどうなっていたかかなり描写が濃厚だった。ほんの5ページほどだったけど、凄い濃かった。

そのほかにもドアで挟んで指がつぶれたりパリの空港で置き去りにされたり色々色々。重大な事態が起こっているのに、重い語り口じゃないのが凄いと思う。

ちなみに母曰く私も薬にあたったことがあるようです。2歳当時なので記憶にありませんが。

母「なんかなーあんた『あたまががんがんするー』とか言い出してな。2歳の子が『頭ががんがんする』って言うんでよ。どこで言葉覚えてきたんこの子、気持ち悪ーって思った」と年始からとても衝撃的な告白をされました(゚д゚)気持ち悪って!

ニューヨークの魔法使い <(株)魔法製作所> (創元推理文庫)

何で読もうと思ったか分からない本シリーズ第2弾。
翻訳モノは合わなかったりすることが多いけどこれは面白かった。
裏表紙のあらすじでは魔法版ブリジット・ジョーンズの日記って書いてあったけども未読なのでそっちはよく分かりませんが、ハリポタっぽいなあと思いました。賢者の石の最初ら辺のダイアゴン横丁でここはなんだーって言いながらハリーがうろうろしてるところとかね。

テキサスからニューヨークへやってきたキャスリーン(ケイティ)
とても普通で平凡で「妹みたい」とか言われがち。
その平凡な子が平凡さ故に活躍する話。個人的には「で、ミミはいつ逆襲するのか?」と思っていた。

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