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“文学少女”と繋がれた愚者 (ファミ通文庫)

再読ドドド。

ここ最近の文学少女再読週間はラストを目前控えての文学少女俺ベスト決定戦でした。
最強→飢え乾く幽霊
萌え→水妖(遠子先輩派ですから
インパクト→巡礼者

琴吹さんはツン期のほうがかわいいと思います。

“文学少女”と慟哭の巡礼者 (ファミ通文庫 の 2-6-5)

再読ドドド。
文学少女も残っているのは後1冊だけです。ツンデレVSヤンデレ。

前カラオケ行った時に「10代のときに流行った曲」をずどどどどと入れててあなただけ見つめてる(←歌詞)を歌ったんですが、これヤンデレちっくな歌だなーと思った。
男友達切って、彼が嫌がるからと女友達も切ってあなたさえそばにいればほかに何もいらないという。連絡手段がポケベルというのはとても時代を感じますが。
これが全盛の時はストーカーな歌やなあと友達と言ってましたが今ヤンデレ。

実にこの巻にぴったりな曲だ(゚д゚)

“文学少女”と穢名の天使 (ファミ通文庫 の 2-6-4)

再読ドドド。
穢名の天使は何故か全くもって内容を覚えてなかった。
天使前後の話が好きなせいか遠子先輩分が少ないせいか。

何か美しきものみたいだなあと思った。嗚呼綺麗だね笑っていったとか君の大好きなこの旋律大空へ響けとか雰囲気が似てるような気が、と思った。

世界が終わる夜に奏でられる音楽

面白かった……

倉田莉絵(19歳・大学生)が恋人に振られるところから話は始まる。
ある日仲良くなった同じマンションに住む文子の家に遊びに行くと男の子が1人いた。谷耕太14歳。文子の甥っ子というわけではなく、「旦那の従妹の、旦那の弟の子」。複雑な事情を持っていた。母は亡くなっており、父は失踪中。あちこちを点々として最後に引き取られた伯母もまた莉絵曰く「くそばばあ」

旦那の転勤のため、文子は仙台のほうへ行くことになる。ある日莉絵に切り出した話。「家賃は今のままで構わない。耕太と一緒にここで住んでもらえないか」
そして2人は一緒に暮らすことになった。

最初は2人の会話だけ。文字がぎゅんぎゅん喋りおるわー。

タイトル的に、誰かが死ぬのかとか思った。
多分熱の城@グラハーのユキノの歌の朱音評が「命のおわりに鳴る音」とか言ってたのがどこかに残ってたのだ……

基本姉弟だけど、急に双子じゃないけどにこいちみたいな2人になるなあ。耕太がぽんと普通のことのように、反応を返しづらいことを言うから(゚д゚)!ってなる。

「ずっとここにはいないかも知れないけど、これだけは信じて。あんたが困っている時に、見捨てたりしない。あんたがいい男になるまでは、絶対傍にいるから。約束する。疑うかもしれないけど、私は約束するから」
「……いい男って、何?」
耕太は首を傾げた。子供じみた仕草が、何だか男っぽかった。私は、ようやく余裕を取り戻した。
「いい男はね、お腹空かせてないのよ」
「……わかった」

(P76)

以下ネタバレを含みます。

ちなみにアマゾンレビューのひとつが最初から最後まで大体の展開とオチを書いてしまってるので読む前に余計な情報を入れたくない方は読まないほうがいいでしょう。

 

椰子・椰子

卵1個分のお祝いのあとがきで「椰子・椰子という嘘日記を前書きましたが今度は本当の日記です」というようなことを書いてたので借りてきました。
ほかに踊りを知らない(←卵1個分の続き)はやっぱりこっちのほうに近い気がする。

四月二十三日 晴れ
 病院へ行く。二日前にできた左腕の傷から、白い砂のようなものが後から後からこぼれ出すのである。
 奇病ではないかとわくわくしながら、
「体から砂が出るんですが、何科へ行けばいいんですか」と受付で訊ねると、
「何色ですか」と言う。
「白ですか。それなら診察の必要はありません。かんたんな風土病です。ほっておいても治りますが、心配ならこの札を持って薬局へ行ってください。塗り薬をさしあげます」

(P15)

いかんときめいた。赤錆赤錆。この世とあの世の間ぐらい。かめかめー。懐かしいなあ。

“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫 の 2-6-6)

再読ドドド。
水妖よりは飢え渇く幽霊のほうが黒い。

全ての歌を夢見る子供たち (富士見ファンタジア文庫 さ 2-1-5 黄昏色の詠使い 5)

竹岡美穂書下ろしイラストペーパーはゲットならずそぼーん。

200ページぐらいから急に面白くなるな、という印象アリ。
それまではやってることは前巻のような感じだったので余計に。
詠唱好きです。後おはようございます(゚∀゚∩

”文学少女”と飢え渇く幽霊 (ファミ通文庫)

何が嵐が丘の原題はこの前初めて見ただ嘘つき(゚д゚)ーーーー>私
めちゃくちゃ載ってた。飢え乾く幽霊は割と何回も読んでるのに見てるはずなのに何で残ってないんだ(゚д゚)

飢え渇く幽霊はいい……
黒っぽいものを摂取したので次も黒めで……

東京日記 卵一個ぶんのお祝い。

こっちも入ってると思わなかった……
ほかに踊りを知らないよりは普通の日記っぽい。

「傷ついたほうが偉いと思ってる人はあっちへ行って下さい」@加藤千恵処女短歌集 ハッピーアイスクリームが出てきてとてもときめく。
ハッピーアイスクリームは20代の極々最初のほうに読めたのでよかったと思いました。針のむしろで簀巻きです。痛い痛い。「真実やそうじゃないことなんだっていいから君と話がしたい」とかさー。おお……もう1回見たい……

「○○さんが早くハワイアン・ブルー・ダイアモンドになれますように」という絵馬には、一番見入った。ハワイアン・ブルー・ダイアモンド。いったいこれは何でしょうか。(P44)

試しにぐぐってみた。何かよく分からないけどアメリカ在住日本人成功者とからしい?
イチローとかかー?と思いつつこの辺にしておく。

 短編小説の原稿を書く。徳島県で農業に従事している男性が登場する話である。
 徳島で農業ならば、何を作っているのが妥当かな、と考える。わからない。(P82)

この話を読んでみたい。
ていうか何が妥当なのだろうと考えてみた。米はありきたりだし、すだちは果物寄りだーとかワカメは海だしなーということで、レンコンとさつまいもに落ち着く。無難。
この話ではみかん農園主になったそうだ。脳内では舞台=勝浦になった。

“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)

再読ドドド。

以下ちょっと最終巻予想的な内容になるので「"文学少女"と慟哭の巡礼者」読了後推奨です
(未読の人はこれだけじゃ分からないと思うんだけど、念のため)

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