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扇風機、タオル、汗

開け放った窓から涼しい風が通り抜けていく。多少汗はかくにしろそれでもタオルも扇風機もいらない気候というのは凄い。寝転がっている部屋からは立派なピアノが見える。ピアノを眺めているとしみじみ春歌の実家にいるという実感がわいてくる。結婚する前に1度来たことがあったがもう3年ぶりになる。



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頭のてっぺんから滝のような汗が流れ落ちている。拭くにしてもスポーツタオルではもう間に合いそうにない。いざ休憩ともなれば音也と翔が扇風機を取り合っているが、今は誰も彼もが必死だ。うたプリアワード選考ライブまでわずか。下手をすればもうこんな風に7人で踊ることもないかもしれないのだ。

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