チョコレート・コンフュージョン (メディアワークス文庫)

すれ違いに次ぐすれ違いラブコメ。凶悪な外見ド天然(35歳)×大人ぶりたい乙女(27歳)

龍生は鋭い目つきと凶悪な人相と、噂が独り歩きして背びれに尾ひれについた結果殺し屋と称されており、恋愛はおろかバレンタインなど無縁で生きていた。海外事業部の千紗は自分にも笑顔で接してくれているので憧れは抱いている。
それがバレンタインの夜、千紗がヒール部分を折って龍生がこれを使ってくださいとスリッパを差し出し、千紗はお礼を兼ねた物々交換でチョコレートを渡したことに始まる。

アラサーの恋愛で交換日記と除菌スプレーが飛び交うんですけど、いい意味でばかばかしい。
すれ違いと思い込みと誤解は華やなあと思います。とても王道のラブコメです。
千紗と後輩の桃原の関係がこれtwitterで見かけるやつやーーーっていうやつだった。どことも後輩指導は大変やなあ……。妙なリアル感。
あとほんとうにゆとりはほしい。大事だ。