タグ「 有川浩 」の記事

49件の投稿

県庁おもてなし課

高知県をもっと観光都市として盛りたてようぜ!
そのためああでもないこうでもないと会議をした高知県庁おもてなし課がPR大使に依頼した作家吉門に「これだからお役所は!」って言われるところからはじまる物語。

高知は
夏のくじらとかやっちゃれ、やっちゃれ!?独立・土佐黒潮共和国とか面白い本があっていいな。徳島は眉山とか吉野北高校図書委員会とかかな1。小説じゃないけどいろどり おばあちゃんたちの葉っぱビジネスとか。

四国は交通機関が発達してないので四国他県に行くぐらいなら関西に出たほうが近いという立地。
高知は2回ぐらい行ったけどいいところでした。
1回目と2回目の間で高知に自動改札が導入されたのでとても都会になってました。

この本自体が「高知ガイドブック」みたいになってて面白いなあと思いました。馬路村はごっくん馬路村がすごいという話しか聞かないんだけどこれはすごい。
免許なし×日帰りJRだとどうしても滞在時間超短くなるんですが日曜市は面白かったしひろめ市場はあの雑雑とした感じがよくてたたきは美味しかったです。

おもてなし課に来る前の多紀の身上がとても自分のことのように感じられてぶすぶすささった。

それはそれとしてカツオ人間断面まであってわろた

  1. 阿波DANCEは黒歴史 []

シアター!〈2〉 (メディアワークス文庫)

「シアターフラッグ」に新たな危機。
まあ小競り合いとか、もし300万耳を揃えて返済できたとして、そのあとも劇団としてやっていくためのあれこれとか、元劇団員からのあれこれとか。
前の巻は割と劇に関してと兄弟愛! という感じだったけど2巻は恋愛寄りである。とても。
読んでて楽しいのはゆかりと小宮山なんだけど、好きなのはスズと茅原。特に茅原。
一気に時間が流れている。
次が完結か。また来年かその辺に出てくれるといいなあと思った。

ストーリー・セラー

Story Seller収録のストーリーセラーをSideAとしてSideBを書き下ろした一冊。
文庫のほうは未読なので不明ですが、雑誌のほうと比べるとがっつり加筆修正されてるように思います。

サラリーマンの夫と作家の妻。彼らを襲った過酷な運命。書くことを諦めなかった妻の行方など。

有川さんのインタビューとかエッセイとかかなり追いかけて読んでいたので、作中の「作家でもある妻」の言動や作家になったきっかけが有川さんそのものとだぶっていて、初読の時すごく驚きました。そのときの感想がこれです
今回は旦那との出会いのシーンも含まれていたり、さすがに2回目なのでがっつり虚構の話としていただきました1

読書メーターの感想を見て驚いたことには「それなりに多くの人はこれを泣ける話として認識していて、実際読みながら大泣きしているらしい」ということです。
個人的には「足の裏がぞわっとする理不尽ホラー+愛」の話だと思っています。「泣ける話」ではない。

あとこの作品の夫氏は「よくできた夫」すぎて、個人的には「ある日空から美少女が降ってきた」「ある日資産家の令嬢であることを知らされてイケメンにかしずかれる身分になった」と一緒のカテゴリに入れたい。
いっそ胡散臭いほどによくできすぎている。

しかし書き下ろしよりStorySeller発表の3作がまとまった1冊のほうが嬉しかったやもしれぬ。
いや単にSS3は雑誌こそ買っていても絶賛積読中なのであれなのですが……。
ヒトモドキとか最強に気持ち悪い話 (※褒め言葉)なのであれはぜひともどっかに収録して欲しいな。

  1. 有川さんの夫氏との初対面はどっちかというとレインツリーの国なんですな。オフ会が初対面でしたというようなことを講演会かトップランナーの公開収録の時に聞いた []

キケン

文芸誌1で電撃文庫やってみましたよていう感じが。
電撃文庫っていう指定なのは表紙が既に漫画調なんですが各章扉もこんな感じです。
なんか電撃のカラーページっぽい。
年がら年中お祭り騒ぎみたいな大学の部活で、神様のメモ帳〈4〉のNEET探偵団2を皆男にした感じ。工学部なので主に18歳?21歳男子ばかりです。ラブコメ要素はなくはないですが、今回は刺身のつまです。

しかし有川浩既刊の中でも類を見ない軽さというか、ハイテンションなんて領域は既に通り越しているというか、阪急電車往路のえっちゃんの彼氏の話がずっと続いているような。

学祭の話が2部構成になっているのがとてもおいしい文化祭すきー。
あのラストのあの見開きは非常にGJであるとおもいます。

(現実の)男子中学生は殺伐としているのに男子高校生になるとお前らカップルかっていうぐらい急にイチャイチャしだしますね。微笑ましいぐらいキャッキャウフフしてますね。あんな感じです。
確かキケンは有川さんの旦那さんの話をベースにしているとかで、ある程度は小説になるように誇張されているとはいえすごい大学生時代を送った人もいるものだなあと。
キケン発売辺りに新井素子さんと対談していたのですが、それがいまネット上でも読めます

  1. キケンは小説新潮で連載されていました []
  2. ラーメン屋含む []

有川浩新刊キケンのサイン本即売会(notサイン会)が1/24に高知新聞社主催であるようです。開催はもう来週なのに告知はまだっぽい感じです。(ネット的にはまだで高知新聞ではもう告知うたれてるのかもしれません)
サイン会ではないけど特典カバーとかシリアルナンバーつきとか色々特典はあるようです。

あと同日に『ラブコメ小説大賞』授賞式&トークショーとかもあるようです。
こっちは招待客オンリーなのかよくわかりませんがとりあえず予約がいるとかそんな感じのもののようです。ちなみにラブコメ小説大賞というのは高知在住or出身学生限定の短編ラブコメライトノベルの賞です。ラブコメ短編小説大賞
まだ告知の類が有川日記にしかないので興味がある方はそちらかこれから出るであろう高知新聞社をどうぞ……。

あと月末ぐらいの波(PR誌)に新井素子さんとの対談が掲載されるとか。

とりあえず私は行きませんが! 日曜開催で高知とか遠すぎる。
徳島-高知間で特急がきれいに繋いでいるのが1日のうちで片手におさまる程度なのが拍車をかけてると思います。確か15時の次が18時とかです。大阪京都へ行くのに2時間3時間かかってもそれは「近い」と思えるんですが、高知へ行くのに3時間程度かかるのはとても遠く感じます。精神的に遠い。

例年1月3日の夕方フジ系で放送されるさんタクという番組がありまして、これは明石家さんまとキムタクが「やりたいことをやる」という冒険チュートリアルをもうちょっとふわっとさせたような番組です。
今日これにブルーインパルスがでてました。ラブコメ今昔に出てきたあれです。

今日はうみねこEp6をずっとやってて、6時ごろになってようやく今日さんタクの日や! ていうことを思い出してあわあわしつつテレビ付けたらちょうどキムタクがブルーインパルスに乗り込んでいるところでした。

映像としてははじめてみるブルーインパルスはすっっっっごい格好よかった。いい天気で雲がほとんどなかったしブルーの中からの映像も見れました。
現場で見るとこれよりずっと遠いけど風圧と爆音があるんだろうなあとか、いやいやそれらを対価に私はこの「世界がひっくりかえってるような青空が頭の下にある」映像を間近で見られるんだよって思った。曲芸飛行すごかった。スプーン握ったまま1テレビ画面に釘付け。
わたしの脳内設定では「キューピッドは2機でやる」だったので3機でやってる現実はハートが予想以上に大きいものでした。

「天翔けるバカ」とか「紅の豚」とか「とある飛行士への追憶」の人々はこういう世界で生きてるんだろうなと思った。すごかった……

フジテレビとキムタクと航空自衛隊のひとお正月からありがとうございましたと思った。
とてもいいものをみた。

それはさておき紅白のときから「キムタク目いじってないか?」という話をする我が家。
なんか目小さくなってる気がするんだよねキムタク。

ラブコメ今昔

  1. 晩ごはんはカレーでした []

シアター! (メディアワークス文庫)

「シアターフラッグ」はファンは多くついているけどどうしようもなく赤字体質の劇団である。
主宰の春川巧はせっぱ詰まって兄の司に300万貸してくれと泣きついた。司は「金は無利子で貸してやる。その代わり2年を限度に劇団が得た収益のみで返済しろ。今日から俺が債権者だ。債務期間中の資金繰りと予算決済は俺が管理する。返済できない場合は劇団を畳め」と突きつけた。

小劇団が登場する小説はチョコレートコスモスとかコッペリアとか読んだけど主に裏方、しかも金勘定方面が前に出てくるのはわたしが読んだ中でははじめて。
有川浩作品は割と何にでも恋愛が絡んで来てもちろんシアターにも片想いが存在しているんだけど、主に兄弟愛! というのもちょっとレアな感じがした。手塚兄弟1とはまたちがう新鮮さ。
要するにわたしは兄ちゃんが好きすぎるという話である。

途中で出てくる「千歳が声をあてている少女向け変身ヒロインアニメ」はプリキュアかなあと思った。

この作品は沢城みゆき所属劇団の話を聞いて作りましたっていうのはあとがきとか解説とかダ・ヴィンチ 2010年 01月号にも載っていることですが、ネトラジ「沢城みゆきと12の夜」の12/26更新分でも有川さんがゲスト出演して主にシアターの話をするようです。
ちなみに現在配信中のは「有川浩に12の質問」っていう感じで、旦那への惚気とかかなり含まれてます。有川家はまじリアル植物図鑑でふいた(夫婦で散歩→野草収集→料理)。

読み終わった後、この春川兄弟なんかで既視感あるよなと思ってたんですがあれだよ巧=フェリシアーノ 司=ルートヴィッヒ。わたしの中でのはまり具合に相当笑った。

「守銭奴けっこう! 金は正義だ!」

(P59)

「よりにもよって業界のてっぺん持ってきて言い訳する奴があるか! 向こうが神だとしたらお前なんか脊椎発生以前の昆虫だろが!」
「せめて哺乳類にしといてよ!」
「やかましい、言い訳の浅はかさが虫並みだ! つーかシアターフラッグで初日の幕が開かないなんてことになったら払い戻しの金は誰が出すと……!」

(P117)
  1. 図書館戦争 []
PAGE TOP