前夜祭と当夜祭の2回行きました。
今回は2公演ともYUKI・淳士側で26日2階席かなり前のほう、27日1階席ステージの人の表情がはっきり見えるぐらい前だったのでとてもやばかった。
今回は客席にも舞台が広がっていて、鋭士役の人はスコルピオス閣下の人でないだろうか。これからinterview with Noelを聴くたびにあの2晩を思い出すんだろうなと思います。物語の一部になってしまった。
リアルに「この日のために生きてきた」祝賀祭です。わたしはクロセカ組なのでこの10年のことは割と見てきました。地方在住なのでそんなに何公演も行けてませんが10周年を振り返る映像はどれもこれも「ああそういえばこういうこともあった」なんだよみんな知ってるよ。でもReviveのポニテ陛下はやばいし噂には聞いていたけど浜名湖とエプロン陛下は素晴らしくやばかった。エルの肖像のコーレスもじまんぐの世界も死神の手に水月もすべてがよい思い出です。
YEAHldのころは陛下側転してたよね。あれが今年になって陛下片手で側転するほどの身軽さです。最終公演にいたっては2回連続。

「緘口令」といわれたあれ、26日公演では明日のローランのためにも黙っててねといってて、これは命令でもお願いでもありません、黙ってようぜって、そういうことにしようぜって言ってて「陛下とローランの共犯」めいてて素敵だったんですよ。
「陛下とローランの共犯」の最たるものは27日の「感動した歌詞」だったかな、の、礫刑の聖女の後悔などしてないわ〜から歌ってみますかって陛下が振って歌うローラン。「これがわたしの人生」で止まるわけもなく最後まで歌って、陛下はMCのアレックスを抱きしめにいったわけですよ。メルコンのメルとエリザベートの再現ですね。
みんなわかってるのにアレックスだけはわかってなくてめっちゃ照れてたな。

めっちゃ照れてたといえば27日公演はライターを交えてのトークパート、あの辺のライターさんまじでただのローランっていうか「完全に俺ら」っていう感じで。「これアメトークならぬRevoトークですよね俺たちRevoさん大好きサンホラ芸人でーす」の流れ強い。そして「皆いうけどRevoさんやさしいですよ」「優しい」って言っててマジ照れして噴き出して口元がにやにやする陛下めっちゃかわいかった。
「いやドSですよ。カラオケ読めないとか、皆を困らせてます!」とかいってて清水さんが「ツンデレですよね」っていってて至言だっておもった。

ランキングは4公演で同じランキングについてコメントしないといけなかったのに割と言ってることはちがった。おいクソババアと感動した歌詞の「Roman組は強い」はインパクトが強かったのか案外いってた。
しあわせにおなりなさいのところで「僕の音楽でみんなを少しでも幸せにしたいと思っている」っていっててボロボロっと泣いた。
結局人生なんかろくなもんじゃねえ! のところは「もう歌わなくていいんで」って陛下のシャウトというくっそ珍しいものを聴きました(26日)

メンバー紹介は26日公演は「ヴァニシングスターライトの○○です」っていうはじまりで、27日は「渋谷ーーー!」だった。IKUOのベースすぎょいね。でもサンホラのベースといえばあっちゃんなのでいくら今回はヴァニスタといってもちょっとさみしかった。

27日公演終了後にホテルでひとり酒盛りしながら陛下好き!!! っていうことをtwitterにだらだら流してたら昼公演のレポが流れてきて読んで部屋の隅っこで蹲って泣いた。
なにってもう

「デビューした時は“自分がこう表現したい”ってもっと意固地だったんだけども、今はどういう風に着地しても、それは意味があると思っています。君たちが楽しかったよって言ってくれたり、そういうのが一杯あるから、何か信じられるようになったってことがあるのかもしれないね。
アーティストって自分が表現したいことを追求しすぎると自分だけになってしまう。自分と創作との戦いになって、他のものが居なくなるような世界になってしまうことがあるんだけど、その中で自分だけじゃなくて、誰かが楽しいって言ってくれたことには意味がある。そういうことを教えてもらった10年なのかなって気がしています。だから僕の周りには一人じゃなくて、君たちがいるってことをちゃんと感じています。本当にありがとうございました」 ── Revo

ここなんですけど。
あらまり嬢の脱退、1期と2期の狭間の暗黒期、多数の脱落者を出して領主様(当時)に悔しいと言わせた1次領土拡大遠征大阪、荒れたらしいRoman初日公演終了後の楽屋、いろんなことを思い出した。
いろんなことが変わってサンホラも衣装にお金かけていいし大きなホールも地方公演もあって、リンホラがはじまって紅蓮の弓矢はいろんなところに飛んで行ってSoundHorizonは考えられないほど大きくなった。たくさんのことが変わった。でも陛下は変わらず謙虚で才能とエンタメ精神にあふれていて、小ボケを仕込もうとしてコップをひっくり返すドジっ子で無茶ぶりスキルの高い、ローラン想いの世界で一番かわいい王様のままです。
LINEのヴァニスタとNoelの物語はHiver†Revo通信をなぞるようでとても懐かしくて、またひとつ物語が閉じたって思ったけどこれは新しい始まりでメジャーデビュー10周年のVANISING STARLIGHTに会える日もあるだろうと思ったし、わたしの帰る場所はここだと再確認した日です。
メジャーデビュー10周年おめでとうございます。これからもよろしくお願いします。