colorful | 今年の冬の企画は「わたしの好きなもの」です。

ヒプノシスマイクは男性声優にラップをさせるプロジェクトで、アニメでもゲームでもなく、ドラマパートを含むCDのみです。今後3誌同時コミカライズとかスマホゲーになる予定です。

暴力が衰退した世界で、代わりに台頭したのはヒプノシスマイクと呼ばれるマイク。そのマイクと通したリリックは人の神経に作用し言葉が力を持つようになった。男は池袋横浜渋谷新宿で暮らし、女は中王区で暮らす。女が権力を持った世界で男はグループを組んでリリックを刻んでMCバトルだ。勝った地区は決められた分の領土を獲得する、という極めて少ない物語でできている。

最初はジャニーズの方面からざわざわと評判が聞かれた。ヒプマイ関係で最初に読んだブログがこちらだ。KAT-TUNのオタがざわっざわっとしていたな。
ヒプノシスマイクがないと生きていけない身体になってしまったオタクの叫びを聞いてくれ - 闘わなきゃLooser!

この頃は「何かよくわからないんだけどめちゃくちゃかっこいいラップがyoutubeにある」っていうのしかわからなかった。
これが2017年10月26日。コンテンツがスタートして1か月ぐらい、「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」が公開されて1週間後のことだった。

わたしのラップはEAST END×YURI・KICK THE CAN CREW・ケツメイシ・ペルソナ3/4でできている。でもわたしはリリックを刻めないので野良ラップバトルは仕掛けないでほしい。ちょうどこれのちょっと前に「嫌なことがあると唇に塗ってラップバトルで白黒つけるリップクリーム」なんていうのが世にも奇妙な物語であったので、あれが現実になってしまったと思ってみていた。

「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」キャラクターソングCD1「Buster Bros!!! Generation」 イケブクロ・ディビジョン「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」キャラクターソングCD2「BAYSIDE M.T.C」 ヨコハマ・ディビジョン「MAD TRIGGER CREW」「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」キャラクターソングCD4「Fling Posse -F.P.S.M-」 シブヤ・ディビジョン「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」キャラクターソングCD3「麻天狼-音韻臨床-」 シンジュク・ディビジョン

このビジュアルのみだった。チームカラーは出ていたものの、髪の色はとか目の色はとかが全く出てなくてタイムラインの一部では「世界に色がついてなかったころ」っていうとてもエモい呼ばれ方をしていた。ちなみに世界に色が付いた後には「乱数ひとりで世界の三原色背負いすぎだろ」とか言われていた。

そういえばそもそも女性向けコンテンツなんですか、と一瞬思うぐらいにはわたしのタイムラインでは男性陣も結構ヒプマイが浸透している。

その後AGF2017の1stライブでビジョンに向かってシャンパンタワーが決まってたとかいう話をタイムラインで聞きながら、その時のライブ映像が公開されたのがこれ。

各ディビジョンから1枚ずつCDが出て、次の展開がやってきた。
ちなみにヒプノシスマイクは公式youtubeで恐ろしく試聴が充実している。MVつきがあれば30分近いドラマトラックがまるまる聞けたりする。ちなみにApple Music等でもドラマトラック含めて全曲きけます。

領地の奪い合いは分かったけどさてそれはどうやってするんだという方法が発表された。CDやグッズに投票券をつけて推しディビジョンに投票するというやつだ。バトルシーズン到来に合わせて新しい曲も公開された。

それがこれだ。あっちもこっちもバチバチ煽りあっている。

1stライブは噴水広場だったが今回はちゃんと箱が用意された。この後は書く余地がないので時間軸は前後するが、これのチケット争奪戦がかなりやばいものだった。バトルCDに先行応募券がついてくるので積む人はガンガン積むし、でもチケットは取れる人は本当にだぶってとれたりする。かといってtwitterで譲渡先を普通に募集しようとするとリプライ殺到したり、「ヒプマイだから」ってリリック選手権で譲渡先を決めたりする人もいた。

まず5/11に池袋VS横浜のWAR WAR WARのトレーラーが公開に。

カラ鉄のこれ、話題を相当かっさらったのでは。コラボドリンクとしては今後値段でこれを越えるのはかなり至難の業。なんせドンペリニヨン3本使ったシャンパンタワー、お値段81000円。バズるって大事なんだなと思ったのはこれ以降ヒプマイの2次創作とか見る確率めちゃくちゃ増えたよなっていう。一二三1ホストクラブデビューした話を匿名ダイアリーって読んだし新宿ディビジョンってやつぁ……って思う。

ちなみにシンジュクについては友達が書いたエントリが面白いからそれを読んでほしい。
声優ラップバトル「ヒプノシスマイク」のシンジュク代表の話がしたい #おたく楽しい #にわか楽しい - ラッコの海水浴

その次は6月末に渋谷VS新宿のトレーラーが公開された。

ねとらぼの記事にもなった。
新宿やばいな案件としてバトルCDに収録された曲もそうだ。
バトルCDにはバチバチのバトル曲だけではなく各ディビジョンの3人のみで歌う曲もある。池袋・横浜・渋谷は「オシャレ・気心の知れた仲間」みたいな曲調だったのに、新宿は、他のディビジョンが煽りまくったバトルアンセムでも我が道を貫いてた新宿、まさかここで他のディビジョンをあおり倒す。便所に流しておいてやるよどこぞのディビジョン。

本当にこのトレーラーが公開された時はびっくりしたよ。
あのホストと社畜どこ行ったのて。

スッキリに割と尺をとって特集が組まれたりした。木村昴氏がVTR登場してバトルアンセムがかなり長い尺で流れて、ファンの声も流れた。

2ndライブで横浜と新宿に勝利が宣言された。

ここまでやってようやく1周年。3か月前の話。濃いな。

バトル曲のラスト横浜VS新宿のトレーラーが公開された10月23日。3rdライブと同週発売だった。

12月12日楽しみだな。

ちなみにわたしは池袋一郎推し。画像は公式サイトから。

そして2番に新宿の一二三（左）　独歩（右）

その次が渋谷のダイスです。鳩さんが黒髪推すの珍しいねって言われたんだけど、わたし家族と疑似家族を愛してやまないオタクゆえにここに骨を埋める。一郎に関しては顔も好きだ。

  1. 新宿ディビジョンのホスト。ソロ曲シャンパンゴールドはオリラジ藤森慎吾作詞で普通にシャンパンコールしちゃう [↩]