201005/17 道徳という名の少年/桜庭一樹 小説 | 単行本桜庭一樹 全体的に本のつくりがすごい。表紙の蔓草とか中扉のゴージャス感とか本文の飾り枠とか。 連作短編で、色んな雑誌に掲載されていたものがひとまとめになっている。「1、2、3、悠久!」と「地球で最後の日」は既読だったんだけどこんな感じだったっけ? とか思った。 単行本としてはかなり薄い部類に入る123ページ。でも内容はおそろしく濃い。酔う。くらくらするよ。 関連記事 ハンチバック/市川沙央 3行で撃つ<善く、生きる>ための文章塾/近藤康太郎 彼女が言わなかったすべてのこと/桜庭一樹 ハヤブサ消防団/池井戸 潤 少女を埋める/桜庭一樹 神神化身 春惜月の回想/斜線堂有紀 日常は5ミリずつの成長でできている/一田憲子 元彼の遺言状/新川帆立 エレジーは流れない/三浦しをん 最高のアフタヌーンティの作り方/古内一絵 コメントは受け付けていません。
コメントは受け付けていません。