小説新潮:
恩田陸・森見登美彦
それぞれインタビュー・解説(書評?)・短編小説
山本周五郎賞関係

恩田陸→中庭の出来事のもの
森見登美彦→「四畳半」「貴君」「下鴨幽水荘」あたりから四畳半神話体系ものかなあ

オール読物:桜庭一樹
日本推理作家協会賞関係で選評とか小説あった。
グラビアとか書いてあるから何事かと思ったら要するに白黒の写真……
(グラビアというとなんかカラーのイメージがある

選評は↑だけじゃなくてぼくのメジャースプーンとか心当たりのあるものはとかもあり

桜庭一樹読書日記 少年になり、本を買うのだ
本屋タウンによると7月末日発売らしい。

多分これの書籍版です。
7月どんだけ激戦区やねん⊂´⌒つ。Д。)つ

新潮社夏の100冊 2006の何で武者小路実篤が「や」のところにあるんだ(゚д゚)?
むしゃのこうじじゃないのかただの間違いなのか。
何にせよこの本が手に入りやすくなるなら嬉しい限り。
どこにも置いてないんだよね……!
こんな名作系のものが100冊から外れることはよっぽどのことがない限り
ありえないと思うから。

100冊フェアがはじまると夏だなあと思う。

終の神話・人祇の章—封殺鬼シリーズ〈28〉 (小学館キャンバス文庫)

感無量。ごちそうさまでした。

終の神話・地号の章—封殺鬼シリーズ〈27〉 (小学館キャンバス文庫)

高良貴様ァーーーーーーーーと叫ぶこと実に4度にわたる(゚д゚)
濃度が濃かったです。読んだ後ちょっとぐったりした。
ツボにはまる会話も多くて夜刀さん、ウェイクアーップも中々だったんですが

「次期当主をお待ちする間、手が空いていましたので。申し訳ありません。すぐに終わります」
察するに暇を持て余すことに耐えられないか、常に手を動かしてなければ落ち着かない類なのだろう。個人の性癖ばかりは云々しても始まらない。
(まあ、折り紙なら式神に使うって手もあるか)
三吾はタバコをくわえると、窓を細く開いた。その間にも五百木はせっせと手を動かしやがて桃色の色紙を使ってできあがったそれを、ダッシュボードの上に置いた。
「なんだ、そりゃ?」
横目で見て、三吾は唸る。
「ティラノサウルスです」
……手先が器用なのはわかったが、式神にはなりそうになかった。

P109

ここだ。ティラノかよ!折り紙で恐竜かよ!ピンクかよ!
なんだその突込み待ちは(゚д゚)!

「願ってもないものだろう。さすが四国は怨念がらみの呪法には事欠かないね」

(P118)

ナンダッテー(゚д゚)<
ぷちショックを受けた四国民がここにヽ(`Д´)ノ

達彦は笑みを深めた。
「少しは後悔してもらおうか」

(P166)

黒いオーラをまとって凄惨な笑みを浮かべる達彦が浮かんだ。ぞくっとした!
他のキャラが(例えば眞巳とか)が同じ描写で登場したとしてもこれまでの
ぞくっとした感じを覚えることはなかったと思うんだ。
さすがは達彦。誰にもまねできない。

後は何をいっても高良。高良。
伊勢神宮が出てくるわ神社に仏がおるわ
戦闘シーンは圧巻。かなりときめいた。


さて最終巻。最終巻読んだらもう1回ルルル封殺鬼を読んで布教用になんか書こう

終の神話・天泣の章—封殺鬼シリーズ〈26〉 (小学館キャンバス文庫)

冒頭で再び。
高良貴様ァァァァァァと叫ぶような展開。
確かに達彦がいきなり爽やか好青年になったら末恐ろしいものがある。

↓↓↓

ユミちゃんがーユミちゃんがーですべてがすまされる。しなれたら困る。
高良のねがいはFF9の「いつかかえるところ」が流れるようだった。

柿色の正体はなかまろさんだと思っていたのでちょー意外というか
予想の斜め上もいいところだわ。いい意味で。

玉響に散りて—封殺鬼シリーズ〈25〉 (小学館キャンバス文庫)

うわぁぁぁぁぁぁ・゚・(ノД`)・゚・
なんかもう凄い話だった。格好いいなああ。
しくしく泣いてしまった。

聖は、手付かずのまま板床に置かれた杯に目をやった。居ぬ者の面影をそこに見るように、目を瞬かせてから、言った。
「あいつに会えて、ほんまによかったなあ」
—もう会うことはない。二度と。
これまで彼らが見送ってきた数多の人々と同様に神島隆仁もまた、去った。

P150

最もアウアウ!だったところ。
この前後たまらん。死ぬ。急速に朝夜と焔分が不足したので再生してきた。
↑で途中白く抜いてあるところは原文がそうなのではなくネタバレですよ!

↓ネタバレ

神島隆仁が危篤状態になってから
眞巳が出てくるところまでずーーーっとやばかった。
聖が弓生と酒を飲みながら隆仁の話をしているところ。
達彦と隆仁の最後の会話のところ。
ああういう展開はとても駄目なんだ泣くよヽ(`Д´)ノ
憎しみ廻る世界にいくつかの愛の歌をともそうーとか
RIKKIママンの歌声が聞こえるようだ。

千冬はちびっこのようにみえて冷静だなあ。手綱引いてるっぽい感じ。
あとがきにもあったけど私も死ぬなら達彦だと思った。
メインキャラの中では最も死亡フラグに近い存在だから。
権力者であったり憎まれものだったりするからかな。

「趣味:ライトノベル」のコストの話(続き)」@平和の温故知新@はてなさんを元に色々と書き散らしてみる。

活字倶楽部2007冬号の06年読書ライフ公開(アンケート)にあった
「1ヶ月の読書代は?」という質問。

10代……3900円 20代……7888円 30代……10890円
という結果。ちなみに回答数211名、10代25% 20代44% 30代19%で
男女比率は書いてありませんが雑誌の傾向からすれば主に女性だと思います。
「平均取るとこれぐらい」というだけでコメント欄では
「本屋でバイトしてるので収入の1/3は店に投資orz(3万?4万)」という方もいました。

ちなみに私5月6月は雑誌込みにしても5000円前後です。驚愕。いつもよりかなり少ない。
7月はいっぱいつぎこむのでこのまま抑え気味で行きます。夏は色々と物入りなので。
ライブもあるし花火も祭りもある。
普段は欲しい新刊本が少なければ未読本を買いに走ります。

文庫:メイン。かなり買う。衝動買いもする。
新書:買うもの自体少ない。有栖川有栖・高田崇文・辻村深月・椹野道流ぐらい。
単行本:図書館で探すか文庫になるまで待つ。どうしても欲しいやつだけ買う。
漫画:雑誌で読んで満足してしまうのが多いのでどうしても欲しいやつだけ買う。

昔は講談社ノベルスもラノベみたいに「とりあえず買ってみる」を
やってたんですがここ2・3年は薄くても1冊1000円ぐらいするのが珍しくないので
よっぽど気になるやつ以外は文庫待ちになりました。
刀語とかも厚さの割に高いので買ってません。箱いらないから安くして(゚д゚)人

冷たい校舎の時は止まるはそろそろ文庫になってもいいと思うんだ。

富士見ファンタジア発ハードカバー本はおそらく図書館待ち。
1800円はちょっと無理。でも「魔女を忘れてる」はふらふらと買ってしまうかも。

私にとっちゃあ、読書はもはや「趣味」なんて次元で語れるもんじゃないんだ。
持てる時間と金の大半をつぎ込んで挑む『おまえ(本)と俺との愛の一本勝負』なんだよ!

三四郎はそれから門を出た 三浦しをん p13

私はまだこの領域じゃないけど趣味であり生活の一部だ。

ちなみに三浦しをん氏の年間書籍購入費(漫画含む)は100万を越えるそうな。
(1/4毎日新聞の記事より。(切り抜いてた
------

角川夏の100冊はさみしさの周波数が選出されてた気がするので
(記憶頼りなのではっきりしませんが)
角川スニーカーとしては初めてではないと思うのですが
ハルヒみたいないかにもラノベなものが選ばれるのはおそらく初めてだと思います。

炎華の断章—封殺鬼シリーズ〈23〉 (小学館キャンバス文庫)黒白の絆—封殺鬼シリーズ〈24〉 (小学館キャンバス文庫)

炎華の断章:
咲江と千珠がいいよ! しかし香住家真ん中2人は空気だ。
一番上は不器用すぎる。だがそこがいい(゚д゚)
最後の最後で高良貴様ァーーーーーーーと叫ぶ。

黒白の絆:
黒月が急に中二病っぽい……
夜刀さんという言い方がいい。いよいよ終わりが近い。
ラスト3冊は何か上中下みたいな感じなので次の巻がラスボス前最後の
セーブポイントって感じだ。

忌みしものの挽歌—封殺鬼シリーズ〈22〉

皆揃ってぐるぐると悩んで回ってる巻。主に三吾が。
最初の見所は達彦VS眞巳だ。
ラノベで皇族とか皇室とかばんばん出て来るのは珍しいなあと思った。
漂白の民!漂白の民!

ここ3冊ぐらい読むスピードが下がっているというか次の巻!早く!というのが
できなくなってます。気にあてられてるというか現実に戻ってないというか
何かぼわーんとしてる。何かつらーい気分に誘導されているというか。

封殺鬼全巻は友達に借りている本で、多分発売してすぐ買った本なんだろうけど
もう5年以上前の本にしては焼けてないしカバーよれてないし帯折れてないし
状態の良さに驚くばかり。
しおりに 小学館パレット文庫今月の新刊とかって書いてあるんですが
どれ見ても封殺鬼の1冊きり。割とそんなのが多い。
「封殺鬼終わるまではレーベル続いてもらわんと困る」とよく言ってたんですが
そう言っていたわけがよく分かりました。
これだけ新刊出ないのみたらそらもう不安になるわな。

今書名でぐぐってみたら
中古ボーイズラブ小説 忌みしものの挽歌 封殺鬼シリーズ(22)
とかって書いてあるの見つけてすげーショック。
BL違うねん(#゚д゚)<

↓ネタバレ


高良の生まれてこの方はやばい。何だこの人。
冒頭で聖が普通でよかったー。これでどろどろんに落ち込んでたら
すごいくらい話になってるわ。ただでさえ三吾が!三吾が!なのに。
でも真ん中あたりの聖の昔の話を思い出したのところは何かこう辛いなあ。
ヒルコ!ヒルコ!
達彦VS眞巳はすごい。迫力が凄い。本家分裂。

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