初日、2日目、最終日と行ったけどいや今年はすごく人出が例年比少なかった。
新町公園付近とか例年歩くのにも苦労するし、新町橋の上から北側とか両国橋の上から北側を見たらちょっと引くほど人が歩いているのに今年はそういうの全くなかったもんな。
それもそのはずで今年は平成30年間で最少の108万人らしい。例年120万人ぐらい来てると思うので、今年は大幅ダウン。

桟敷は場所によっては散々だったようで「ガラガラだった(踊ってる人)」「13日の2部はまあまあ満席だったけど、総踊りやるって情報が流れてお客さんがガンガン流れていった(見てた人)」
ちなみにわたしが桟敷のチケットを取ったのは最終日の1部。九州に台風が上陸して笑うほど大雨だった。
え、きょうやるの? 中止ちゃう? と思いながら向かって、数年前に「めっちゃ雨だったけど始まったらやんだ」みたいな日もあって、それを期待しつつ、一応持参していた合羽を着込んで開始時間を待った。

開始3秒前に無常の大雨。いやびっくりするほど大雨。思わず悲鳴が聞こえる程度の大雨。そのタイミングで聞こえる鳴り物。今日知ったけど昨日「1時間に33ミリを記録した激しい雨のなか阿波踊りが開催され」っていうてて、めっちゃ笑ったし、現場にいるときも「わたしこんな大雨やのに阿波踊りみてるわ」ってすごいいつも以上の非日常感を味わったしなんかすごい楽しかった。
いや踊り子の人たちはみんな「雨とかふっとらんけど?」ぐらいの勢いでいい笑顔で踊ってるんですよ。阿呆連みたいな白地の浴衣の連は肌が透けて見えるぐらいにはめちゃくちゃ濡れてるのに、あれだけ濡れたら踊りにくいし下滑るだろうに普段通り踊ってるの、とてもすごい。エモさがすごい。
最初の大雨以降しばらくしてからは合羽のみで頑張ってたんだけど、後ろの席の人があまりの雨具合で桟敷の外に避難する気配を察して傘を差した! あまりの雨の水圧で合羽ではしんどくなった。
若干視界は悪かったけど、2時間ぐらいものすごく楽しかった。籠屋町アーケードへ飛び込んで合羽を脱いで移動を始めたけどここは最高だったな。わたしが初日も2日目もみたくて見られなかった連しかいない。歩いても歩いても推ししかいない。
双六、阿波天狗、大黒天、極美、響華もちらっといた。最高だった。

来年の夏は南内町には総踊りを、両国南には爆音鳴り物連を。