タイムラインにもいるしわたしもそうなんだけど、「職場の人間関係がめんどくさい」「あの人と関わりたくない」「自信が持てない」「仕事が終わらない」「とにかく体がしんどい」という人のいい相談相手になるような本です。
「会社はあなたの心を守ってくれないし、つらくなったら病院へ行った方がいいけど、病院へ行く必要があるレベルまで病んでしまう前に心を守る方法を知ってほしい」という本で、語り口がやさしい。あとしいたけ占いぐらい優しい。

人生は60点でいい。うまくいかない人生であることも受け入れる。いつでも全力投球でなくていい。何事も余裕が大事。
他人を変えるのは多大な労力がかかる。自分の発想を変えたほうがいい。具体的には無理な人とは距離を取る。潰し屋上司には近寄らない近づかない捕まっても同じ土俵には立たない。相手は自分のペースでしか判断しないし他人の気持ちを思いやることはない。物理的な距離を取るのが難しい時は期間限定と思う。逃げられる体力気力があるうちに逃げる発想は大事。自分の体を壊してまで続ける仕事はない。
潰し屋上司の誕生、その思考、生態、身に覚えがありすぎてぞっとした。

 自分の限界を超える苦しみ出来事にひとりで立ち向かうべきではない。頑張って乗り越えても精神的ダメージが大きく残る。

理由は分からないが何かと気分が沈んでいる場合は「不安を紙に書きだす」「自分ではどうしようもないことは無視する(書いたものに×する)」「今できることをやる」
例えば上司の機嫌や将来の年金はどうしようもないが、資格試験がどうなるかは勉強するしかないし、寝つきが悪ければ寝る前にソシャゲしたり動画を見るのを減らうとかそういうこと。

社会人になったからといって、「夢や目標を常に持たないとダメ!」なんてルールはどこにもありません。
あなたはもう少年ではないので、大志なんか抱かなくていいのです。
「毎日ご飯が食べられて、温かい布団で寝られたらすごくいい」くらいの考えで大変な思いをしながらも、毎日頑張っている自分を褒めてあげましょう。(略)社会とは冷酷な一面もあり、その目標を達成するには本人の努力以外の要素が絶対的に必要なこともあります。そのため常に自己実現できる人ばかりではありません。(略)「自分自身が今できることをボチボチとやっていく」という考えでいてほしいと思います。

(P48〜49)