201009/24 ふたりの距離の概算/米澤穂信 小説 | 単行本古典部, 米澤穂信 ふたりの距離の概算というからホータローと千反田か思った。 ホータローがマラソン大会の間たらたら走りながら「古典部の新入部員は何故急に辞めるとか言い出したんだろう」とかいうことを考えながら、新入生歓迎会から今までを思い出したり人との距離感を考える。 「大日向が辞めるといった理由」の千反田の予想がえらいかわいかった。 話の展開的には「ただ走るには長すぎる」と「とても素敵なお店」が好きだ。 「ただ走るには長すぎる」は遠まわりする雛の「心当たりのあるものは」っぽい。 好きだー。 関連記事 ハンチバック/市川沙央 3行で撃つ<善く、生きる>ための文章塾/近藤康太郎 彼女が言わなかったすべてのこと/桜庭一樹 ハヤブサ消防団/池井戸 潤 少女を埋める/桜庭一樹 神神化身 春惜月の回想/斜線堂有紀 日常は5ミリずつの成長でできている/一田憲子 元彼の遺言状/新川帆立 エレジーは流れない/三浦しをん 最高のアフタヌーンティの作り方/古内一絵 コメントは受け付けていません。
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