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Category: お題 on twitter

音也で『新婚ごっこ』

「この前七海と翔と一緒にIKEAに行っててさ、ふたりは家具選んでて俺はソファに座って見てたんだけどなんかもう、このふたり一緒に住むんだなって感じ で、いいなって思ったよ」「羨ましいならあなたは軽率に写真を撮られていないでちゃんと探しなさい」「俺はいつも青い鳥を探してる気分だよ」

トキヤで『世界で一つだけの願い事』

「もう短冊に願い事を書く季節でもないと思いますが」「願い事は口にしたほうが叶うっていうでしょ」「私の願いならもう叶っていますから後は自力でなんと かします」「え」「私の願いは一ノ瀬トキヤとしてデビューすることでした。やりたいことはたくさんありますから一個ずつ達成していきますよ」

嶺二で『ずるい人』

寿先輩はとてもずるい人だと思う。場の雰囲気をよくする天才、人間関係をとりもつ潤滑油みたいな存在。いまだにデビューもできない鈍いわたしにも優しい。 というより誰でも平等に優しい。でもその優しさを壁にして万人を寄せ付けない。後輩ちゃんという呼び名も鎧のひとつだ。誰も特別扱いをされない。

嶺二で『神様なんていない』

ぼく初詣とかは行くけど神様の存在自体はあんまり信じてないかな。神が与えたもうた試練だとかはみんな自分が蒔いた種を収穫せざるを得ないわけなんです よっと。次の質問、一番一緒に仕事したい人は?名前は秘密だけどオファー来たら全力OKするのにまだ電話来ないんだよ待ってるよ。今度こそ出るから

6/2は裏切りの日です。

「TOKIには色々悪い事をしたね。あそこで警察に密告したのはオレだよ」
かつての仲間はまるで知らない表情をして銃をつきつけられても平然としている。
「一息に楽にしちゃってよ。今更抵抗なんてしないよ。できるでしょ? 」
喉から獣のような唸り声がひねり出される。震えた手が引き金にかかった。

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「まさかあなたが気付くとは思いませんでしたよ」
シャツを赤く染めて荒い呼吸をしながらもパーフェクトダイヤは変わらず綺麗な顔をしていた。「妙に聡いくせに人を信じすぎる。一度懐に入ってしまえば偽装は用意でした。裏切り者は私、トリッキーハートを死の淵に追いやったのも私です。憎いですか」

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「よかったよ。うちの姫様の情報何も知られてなくて。もうちょっとで殺さないといけないところだったかも」
はしゃいだ声の赤毛の忍者は地面に伏した黒服の傍でしゃがんで髪を掴んで無理やり顔を上げさせる。突然の痛みに男は顔を歪ませ呻いた。
「せっかく仲良くなったんだしね。またどっかで会おうね」

那月で『Marry me?』

「僕のお父さんはイギリスでチーズ追いかけ祭に参加して、足をひねって処置室に運ばれてその時に出会ったのがお母さんで。一目ぼれして結婚してくださいって言ったんだって」
「坂道を転がるような恋ってやつだね」
「お前んちの父さん熊みたいなのにロマンチストだな」
「おチビちゃん無視しないで!?」

音也で【 うしろ姿 】

トキヤがキッチンに立っているところを見るのはとても久しぶりな気がする。
「約束だったでしょう? 舞台が終わったらカレーを作ると」
と言われて散歩に誘われた犬みたいにしてついてきた。ブログ用の写真を撮っても怒らなかったし背後から見ていても一目で分かるぐらい今日のトキヤはご機嫌だ。

ワールドカップが始まる時期となりました。

「俺この日のために画面でっかいスマホに買い換えた! これで移動中にワールドカップ見られるよ!」
「でかしたぞ音也!」
そしてワールドカップが始まってからというものの音也と翔は暇さえあればふたりで音也のスマートフォンをもって体を寄せ合って画面を覗き込んでいる。騒々しいことこの上ない。

 

「翔ちゃーん」
「おう」
「翔ちゃんったらー聞いてるー?」
「うっせえ那月いまいいところなんだおぶ」
随分と大きななにかにぶつかった。謝ろうと顔をあげた瞬間翔は凍った。
「……美風のところの愚民風情が、よくも……」
カミュの足元ではソフトクリームが無残な姿を晒していた。 #歩きスマホ危険

 

「あなたの辞書には配慮とか遠慮とか言う言葉はないんですか。大体私はサッカーにはさほど興味がありません。勝敗を朝のニュースで知れればいい程度です毎晩毎晩電話をかけてくるのはやめてください翔に言えばいいことでしょう」
「でも俺の好きなことだしトキヤにも知ってほしい!」
「結構です!」

小料理屋聖川

駅前から少し奥に入ったところにその店はあった。ここが料理屋だという主張は控えめなもので気付かなければそのまま素通りしてしまうかもしれない程度だった。夜になるとその提灯には自動で明かりが灯る。提灯には達筆な筆文字で「聖川」と書かれている。夕方からほんの数時間だけ開店する小料理屋だ。

カミュで『独り占め』

本日は私カミュがリリースいたします新曲の試聴を公開致しました。1曲目はいつもの雰囲気の中にもう少し華美なものを取り入れ、2曲目は新しい私をお見せできているのではないでしょうか。雰囲気は違えどどちらも私でございます。お嬢様方の耳を独占できるその日まで今しばらくお待ちください。

*カミュドルソン試聴公開

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